WHQL(Windows Hardware Quality Labs)通過版となる本バージョンは,新作ゲームや大型拡張パックに対応するドライバだ。同時に,ニューラルレンダリング技術により映像クォリティを引き上げる「DLSS 5」を利用するゲームにも対応している。
![]() |
GeForce 621.14 Driverが新たに対応した新作ゲームの「World of Warcraft: Forever」だ。
NVIDIAは,同作における描画性能の向上は謳っていないが,同社製SoC「RTX Spark」搭載PCでプレイできると強調している。
GeForce 621.14 Driverにおける最大のトピックは,アップデートでDLSS 5を利用する機能を追加したゲームへの対応だろう。
- Hogwarts Legacy(ホグワーツレガシー)
- War Thunder
ホグワーツレガシーは,11月5日に配信されるアップデートでDLSS 5に対応。ちなみに,本稿執筆時点で確認したところ,まだホグワーツレガシーのアップデートはダウンロードできなかったので,米国時間の11月5日からのようだ。
ホグワーツレガシーでは,とくに陰影やテクスチャのディテールがリアルになり,世界の描写により深い奥行きが生まれているとのこと。NVIDIAがデモ動画を公開している。
一方のWar Thunderは,11月中旬にDLSS 5対応のアップデートが配信予定だ。
細部の描写の向上に加えて,戦車シーンにおけるアンビエントオクルージョンが改善され,たとえば迷彩ネットの奥の影の表現といったディティールがよりリアルになっているとのこと。
また海戦シーンでは,対空砲のマズルフラッシュが海面に反射するなど,戦闘描写のリアリティが格段に向上したという。
両作とも,1920×1080ドットならすべてのGeForce RTX 50シリーズで200fps以上のプレイが可能とのこと。GeForce RTX 5080以上のGPUなら,4K解像度でも最大フレームレートが200fpsを超えるそうだ。
そのほかにもGeForce 621.14 Driverでは,「DOOM: The Dark Ages」において11月中に配信が予定されている無料の大型拡張パック「Slaughter Mode」(スローターモード,虐殺モード)に対応しているそうだ。
NVIDIAは,DLSS 4.5の超解像技術やRay Reconstruction(レイの再構成),マルチフレーム生成を利用して,より快適なゲームプレイが楽しめるとアピールしている。
GeForce 621.14 Driverは,以下のリンクまたはNVIDIA Appのアップデート機能から入手可能だ。
●GeForce 621.14 Driverの対応製品
○デスクトップPC向けGPU
- GeForce RTX 50シリーズ
- GeForce RTX 40シリーズ
- GeForce RTX 30シリーズ
- GeForce RTX 20シリーズ
- GeForce GTX 16シリーズ
- NVIDIA TITAN RTX
- GeForce RTX 50シリーズ
- GeForce RTX 40シリーズ
- GeForce RTX 30シリーズ
- GeForce RTX 20シリーズ
- GeForce GTX 16シリーズ
- GeForce MX 500/450シリーズ
- RTX Spark N1X
●GeForce 621.14 Driverが統合するソフト(※比較対象はGeForce 621.01 Driver)
- HD Audio Driver:1.4.6.6(←1.4.6.3)
- PhysX System Software:9.26.0904(←9.26.0703)
- CUDA:13.5(←13.4)
●GeForce 621.14 Driverで解決した問題
- 「Call of Duty: Modern Warfare 4」で,色が正しく表示されないことのある問題
- GeForce 621.01 Driverにアップデート後,一部のGeForce RTX 50シリーズGPUおよびRTX Spark搭載PCにおいて,動画の再生がフリーズしたり,画面が黒くなったりすることのあった問題
- RTX Spark搭載PCにおいて,StarTech製Thunderbolt3-HDMI2.0変換アダプタを介して接続したHDMIディスプレイの表示が乱れることのあった問題
- RTX Spark搭載のASUSTeK Computer製ノートPC「ASUS ProArt P16」において,SDRからHDRに切り替えると画面に白い線が一瞬ちらつくことのあった問題
- RTX Spark搭載のMSI製ノートPC「N16 Flip」において,画面が断続的にちらつくことのあった問題
- RTX Spark搭載PCで「Graphics driver 32.0.16.2106」を使用しているとき,HDRを有効にすると画面が暗いグレースケールで覆われることのあった問題
- RTX Spark搭載PCで,Unreal Engine 5.8の「Ray Lighting Mode」を「Hit Lighting」に設定するとクラッシュすることのあった問題
●GeForce 621.14 Driverの既知の問題
- 記載なし



















