FamiliAは,伊豆諸島に浮かぶ神津島(東京都)の観光促進を目的としたスマートフォンアプリ,
「まるっと神津島」(
iOS /
Android)のAndroid版をリリースした(iOS版は近日配信予定)。
このアプリでは,神津島旅行を疑似体験できるすごろくゲーム
「季節連動すごろく」と,実際に現地へ足を運んだときに便利な
「GPS連動ドラマチック音声ガイド」を楽しめる。
「季節連動すごろく」は,すごろく形式で神津島の史跡や名所の観光案内情報に触れられるほか,すごろく内で旅行者にとって危険なエリアを通過する際には注意事項が表示されるなど,ゲームを楽しみながら旅の心得を学べるというもの。すごろくは,季節や連動して冬になると海がしける日が多くなったりするという。また,フィールドの天候が変化すると船着き場が変わったり,荒天時には遠くへ行きづらい代わりに周囲のディープな現地情報が表示されたりと,1年を通じた神津島でのさまざまな過ごし方を疑似体験できるそうだ。
ちなみに,すごろくゲームをナビゲートするのは「すみっコぐらし」の作者,
よこみぞゆり氏がキャラクターデザインを担当した
「ほしぴこ」だ(神津島村の村鳥「イソヒヨドリ」がモチーフ)。このキャラクターにちりばめられた星の数々は,“星空の世界遺産”とも言われる「星空保護区」に選ばれた神津島の特徴を表現したもの。なんでも,「
ずっと綺麗な夜空を見上げていたら、体が星柄になっちゃった!」という設定があるとのこと。
また,すごろくゲームのBGMは1980年代のナムコ作品
「ドルアーガの塔」「ギャプラス」などを手がけた
小沢純子氏が担当。同氏が実際に神津島を訪れたときの雰囲気を,音楽で表現しているそうだ。
「GPS連動ドラマチック音声ガイド」は,スマートフォンのGPS情報と連動し,エリアごとのエピソードを音声で楽しめる機能。声優,そしてプロ雀士としても活躍する
伊達朱里紗さんほか,豪華声優陣による音声で,流人の歴史や,今も語り継がれる「水配り伝説」など,神津島ならではのドラマチックなストーリーを現地の雰囲気と共に体感できるそうだ。
この音声ガイドでは,現地を旅するキャラクターを
「猫でごめん」(「週刊少年マガジン」連載)の
永野あかね氏が担当している。
そして,このアプリ全体の制作ディレクターを務めるのは,
「スター・ウォーズ・アタック・オン・ザ・デス・スター」「カタチのゲームまるぼうしかく」などを制作してきた,マインドウェアの
市川幹人氏だ。
なお,このアプリはインバウンド旅行者のニーズも考慮し,ゲームと音声ガイドの双方が日本語のみならず,
英語にも対応しているとのこと。
観光ガイドを主眼に置きつつも,ゲーム系を含む豪華クリエイター陣が制作に参加しているこのアプリのプロジェクトを立ち上げたのは,神津島で「宿のフリをした仲間作りやさん」をコンセプトに,島内で宿泊施設「みんなの別荘ファミリア」を運営するFamiliA。地域の担い手不足や高齢化に伴って生じている,文化の継承や地域ガイド,外国人対応のための人材不足といった課題を,“遊びながら解決できる仕掛け”として企画したのだそうだ。
中長期的には,アプリ内で宿泊施設や食事場所などを選択できるコンテンツを提供することも計画しているそう。最後に,FamiliAから4Gamer読者へ向けたメッセージを紹介する。
神津島に来てほしい! その強過ぎる思いからゲームを作っちゃいました!!
この記事を読んで,初めて神津島を知ってくれた人も,懐かしいと思っていただいた方も! ただの観光案内だけじゃない,神津島の歴史や文化,自然をディープに楽しめるゲームを作りました!
リアルな島旅をゲームで再現! 天気によって変わるフィールド,季節によって出会える植物が変化したり……現地さながらのハプニングも!? ゲームをやればやるほど,きっと島に行ってみたくなるはず!
ゲームでとことん遊んだ後には,現地を訪れた人だけが体験できるドラマチック音声ガイドと共に島めぐり。目の前に広がる絶景や,神秘的な風景を遮ることなくストーリーを聞くことで没入感が高まります。あなたが思う「昔話」ってそんな昔じゃないのかも……?
時と共に薄れてしまっている島の歴史や文化が消え,忘れ去られてしまうのは悲しい。
都会で暮らすあなたにこそ,島の暮らしに触れることで,ありのままの「豊かさ」や忘れかけていた何かに気づくことがあれば……そんな熱い願いも込めています。
「まるっと神津島」アプリがあれば更に神津島にハマること間違いなしです!
皆様ぜひ遊びに来てくださいね! 神津島でお待ちしています!
アプリは今後もアップデート予定なので,応援のほどよろしくお願いします!