ノルウェー産の海賊タクティカルRPG「Seablip」のプレイアブルデモを公開中。リリースは2024年2月を予定

　東京ゲームショウ2022にて初公開された，ノルウェー生まれの海賊タクティカルRPG「Seablip」のプレイアブルデモが，本日より開催しているSteam Nextフェスに合わせて公開中だ。

Steamの「Seablip」ストアページ

　同国の個人ゲーム開発者であるヤルダル・ソッリ（Jardar Solli）氏が温めてきた「Seablip」は，「Stardew Valley」や「テラリア」を彷彿とさせるキュートでカジュアルテイストな16ビット風2Dグラフィックスが目を惹く作品だ。


　プレイヤーは，オープンワールドで描かれた広大な海洋世界において，自分の船やクルーを管理しながら冒険していく。敵の海賊と戦うだけでなく，宝探しに励んだり，持ち船をアップグレードさせたり，北極海まで遠征したり，さらには釣りや農業を楽しんだりと，自由に自分のやりたいことを追求できる作りになっている。


　2021年に実施されたクラウドファンディングでは，目標額の2倍にも及ぶ支援金を獲得した。しかし，ソッリ氏が筆者宛に送ってくれたメッセージによると，それも数か月で尽きてしまうとのことで，2024年2月にリリースというのは背に腹を変えられないギリギリのデッドラインになっているらしい。


　公開中のデモでは，すぐに逃げてしまった雑魚の敵も戦うように調整されたり，ヘルスが下がったクルーも次の日まで待たなくても回復できるような手立てが加えられたりと，1週間ほど前に公開されたデモと比べると微調整がされている。現時点では英語版のみのリリースとなっているが，興味のある人は遊んでみてほしい。

「Seablip」公式サイト