パッケージ
Destiny 2公式サイトへ
  • Activision
  • Bungie
  • 発売日:2020/12/09
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
レビューを書く
準備中
Destiny 2
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
SIEが「Destiny」のBungieを36億ドルで買収。今後も独立したマルチプラットフォーム向けメーカーとして存続へ
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2022/02/01 08:01

ニュース

SIEが「Destiny」のBungieを36億ドルで買収。今後も独立したマルチプラットフォーム向けメーカーとして存続へ

 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下,SIE)は現地時間1月31日,「Halo」「Destiny」などSFシューティングで名高いBungieと買収の合意に達したことをアナウンスした。買収金額は36億ドル(約4139億円)。

画像集#001のサムネイル/SIEが「Destiny」のBungieを36億ドルで買収。今後も独立したマルチプラットフォーム向けメーカーとして存続へ

 ワシントン州べレビューを拠点にするBungieは,1991年5月に当時はシカゴ大学の学生だったアレクサンダー・セロピアン(Alexander Seropian)氏を中心に起業されたゲームメーカーで,1994年にはMac向けの本格派シューターとなる「Marathon」がスマッシュヒット。さらに1997年には,Windowsにも対応したストラテジーゲームの「Myth: The Fallen Lords」,1999年にはPlayStation 2にも移殖されたアクションアドベンチャー「Oni」をリリースした。
 1999年のMac Expoにて,スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏によって「Halo: Combat Evolved」がアナウンスされたものの,その翌年にはBungieがMicrosoftによって買収され,同作はXboxタイトルとして2001年に発売。以降,「Halo」シリーズはXboxブランドを担うアクションゲームとしての地位を不動のものにしていた。

 しかし,大ヒットとなった「Halo 3」がリリースされた2007年になると,BungieはMicrosoftからの独立をアナウンスし,同社の正式名称だったBungie StudiosをBungie LLCへと改名する。2010年にActivision Blizzardとパブリッシング契約を締結(2019年に解消),さらに2018年にはNetEaseから大口の出資を受けていた。また,「Destiny 2」がPlayStationプラットフォームの時限独占タイトルになるなど,BungieとSIEは良好な関係を築いてきた。

画像集#002のサムネイル/SIEが「Destiny」のBungieを36億ドルで買収。今後も独立したマルチプラットフォーム向けメーカーとして存続へ

 今回の買収に際して,SIEの社長兼CEOを務めるジム・ライアン(Jim Ryan)氏は同社公式ブログである「PlayStation.Blog」関連リンク)で声明を出しており,現在Bungieを率いる経営陣と長らく友好な関係を温めてきたことを強調した。Bungieは今後はワールドワイドスタジオと協力しつつ,独立したメーカーとして存続しながら,マルチプラットフォーム作品を手掛けていくことになるという。

 以下,現在英語でのみリリースされている,BungieのCEOを務めるピート・パーソンス(Pete Parsons)氏による発表を翻訳しておいたので,興味があれば参考にしていただくと良いだろう。

Bungieがソニー・インタラクティブエンタテインメント(「SIE」)に参加

 我々は,ゲームには無限の可能性があると信じており,エンターテインメントで価値のあることを行うには,ビジョン,スタジオ,そして人々にとって本当に重要な忘れられない世界を構築するための,信頼できるクリエイターによる素晴らしいチーム作りに大きな賭けをする必要があります。

 SIEは,我々の心を鼓舞させるような創造的な独立性を維持しながら,私たちのすべてを無条件にサポートし,世代を超えたエンターテインメントを創り上げるというビジョンを加速させてくれるパートナーです。私たち同様にSIEは,「ゲームの世界というものは,私たちのIPがなし得るものの始まりに過ぎない」と信じてくれています。私たちは彼らと共に,世界中に散らばる仲間たち,世代を超えた家族,複数のプラットフォームやエンターテインメントメディアのファンを結びつけることのできる,象徴的なフランチャイズを創造し,育成していくという夢を共有しています。

 本日Bungieは,グローバルなマルチメディアエンターテインメント企業になるための旅を始めることになりました。

創造的な自由

 1991年に離陸して以来,Bungieは常に私たち自身の手で星図を作り,その未来を描いてきました。これは開発メンバーとコミュニティに突き動かされてきたものです。私たちは,開発中の新しいゲーム世界でその旅を続けており,それらをあなたと共有できる日が待ちきれません。

 SIEの傘下となったことで,私たちのユニバースの可能性は無限に広がります。将来の私たちのゲームは,Bungieの未踏の空間に大胆な一歩を踏み出し,その限界を押し広げ続け,生涯続くような意味深い友情と,思い出を生み出すという基盤の上に常に構築されます。

 私たちはこれからも自分達の運命を担っていきます。今後も独自にゲームをパブリッシュし,クリエイティブなゲーム開発を継続していきます。そして,1つのBungieコミュニティを牽引していきます。私たちのゲームは,皆さんがプレイすることを選択したプラットフォームに関係なく,私たちのコミュニティが存在する場所であり続けることを誓います。

 SIEのサポートによって起こる最も差し迫った変化は,私たちの野心的なビジョンをサポートするために人材を採用することを,スタジオ全体にわたって加速させていくことです。もしこのことがあなたの心に少しでも響いて,私たちがユニバースを“拡張”していく手助けをしたいというのなら,「Destiny 2」とそれ以降のすべての新しい世界のためにすべての分野で新規採用する私たちに,ぜひ一報ください。


これまでの30年と今後に向けて

 私たちの世界に命を吹き込んでくれるのは,スタジオ内のコミュニティと,そこで働く開発者の皆さんです。私たちの元にいる社員こそが,Bungieにとっての魂です。社員の力で,私たちは可能性の限界を押し広げ,会社のありかたを変革してきました。

 過去30年間で,私たちが構築した魅力的な世界は,大きく繁栄するコミュニティに変わっていきました。そのコミュニティは,私たちにとって本当の魔法のようです。これらのコミュニティはもはや,Bungieをゲーム会社という枠にとらわれないものにしてきました。彼らは生涯にわたってずっと続くであろう絆を築き上げ,私たちや世界にとって真の“利益”をもたらしてくれる存在で,そのことを考えると我々は本当に謙虚な気持ちになります。

 何よりもSIEは,社員とコミュニティの両方が最優先事項であり,それらが私たちの成功の中心であることを理解しています。我々が持つプラットフォームを使って,より歓迎される公平な世界を目指して行動し続けるために,常に寄り添って共に歩んできてくれました。私たちの目標は,世界で最も創造的で才能のあるメンバーが,どこの出身であろうが,どんなアイデンティティを持っていようが,最高の仕事をするための環境を整えていくことです。

 それが,私たちが作りたいユニバースの本当の“拡張”です。私たちを超えて,この先ずっと続いてほしいものなのです。

 私たちと一緒に,この未来の一部になりましょう。それでは,スターサイドで。

ピートより

PlayStation.Blog(英語版)

「Bungie」公式サイト


※2022年2月1日10:50,プレスリリースを追加しました。

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>



ソニー・インタラクティブエンタテインメント、
世界有数の独立系ゲーム開発会社であるBungie社を買収へ
〜プレイステーションとBungieはゲームコミュニティの成長に引き続き注力し、
Bungieはマルチプラットフォーム戦略を維持〜

本文書は、米国太平洋時間1月31日付で発表したSONY INTERACTIVE ENTERTAINMENT TO ACQUIRE LEADING INDEPENDENT VIDEOGAME DEVELOPER, BUNGIEの日本語抄訳です。

Sony Interactive Entertainment LLC(ソニー・インタラクティブエンタテインメント、以下、SIE)は、世界有数の独立系ゲーム開発会社でありSIEの長年のパートナーであるBungie, Inc.(バンジー、以下、Bungie、本拠地:米国、ワシントン州ベルビュー)の買収について、確定契約を締結したことをお知らせします。Bungieは、『Halo』や『Destiny』など、ゲーム業界で最も高い評価を得ているいくつかのゲームシリーズの開発会社です。本買収により、SIEは、Bungieが有する世界屈指のライブゲームサービスへのアプローチと技術的専門性へのアクセスが可能となり、数十億人のプレイヤーにつながるというSIEのビジョンをさらに推進します。Bungieは引き続き独立したスタジオとして運営され、独自のパブリッシングにより、プラットフォームを問わず、プレイヤーにゲームタイトルを提供します。

Bungieは、米国のワシントン州ベルビューを拠点とし、900人以上の従業員を擁しており、プレイヤー同士の有意義なつながりを育む高品質なゲームプレイ体験を中心に、記憶に残り、進化し続ける世界を創造することで知られています。現在、Bungieの開発チームは、大きな成功を収めた『Destiny2』の長期的な開発やDestinyの世界の拡大に注力するとともに、新たなIPによる全く新しい世界の創造にも取り組んでいます。本買収の対価は、株式取得の対価及び確約された従業員インセンティブの支払いを含め、36億米ドルで、今後一定の運転資金その他の調整を経て決定されます。

「Bungieは、多くのユーザーに愛されるゲームシリーズを複数開発し、今も進化させ続けているという実績があります。そして、人と一緒にゲームを楽しみたいというユーザーの動機に近づくことで、何百万人ものユーザーが集う世界を創造し続けています。ソニーのPurposeである『クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす』ために、ソニーグループの多様で強力なエンタテイメント事業と技術を活かして、Bungieの更なる進化とプラットフォームやメディアを問わないアイコニックな世界を創造する力を強力に後押ししていきます。」
(ソニーグループ株式会社会長 兼 社長 CEO 吉田 憲一郎)

「Destinyシリーズの誕生以来、私たちはBungieとの強固なパートナーシップを築いてきました。私は、Bungieをプレイステーションファミリーに正式に迎えることを大変嬉しく思います。これは、プレイステーションのコミュニティをさらに拡大するための戦略における重要な一歩です。私たちは、BungieのコミュニティがBungieにとっていかに重要であるかを理解しており、Bungieが引き続き独立したスタジオとして成長していくことをサポートしていきます。Bungie同様、プレイステーションのDNAの中心には私たちのコミュニティがあり、プレイヤーの皆さまに対する情熱と『Best place to play』(最高の遊び場)の構築は、今後さらに進化するでしょう。」
(SIE 社長 兼 CEO ジム・ライアン)

「SIEは、私たちを力強くサポートし、世代を超えて価値のあるエンタテインメント体験を生み出すという私たちのビジョンを加速させたいと考えてくれるパートナーであると同時に、Bungieにとって非常に大切な開発における独立性を尊重してくれています。私たちは、コミュニティを大切にし、プレイヤーが、プラットフォームを問わず、様々な方法でプレイできるゲームの創造を通じて、単一の統一されたBungieのコミュニティを形成するという私たちのビジョンを追求し続けます。BungieとSIEはいずれも、ゲームの世界というのは、私たちのIPの最初の一形態に過ぎないと思っています。私たちの独創的な世界には計り知れない可能性があり、SIEのサポートにより、Bungieが、創造的なビジョンの実現に取り組むグローバルなマルチメディアエンタテインメント企業となることを推進します。」
(Bungie 会長 兼 CEO ピート・パーソンズ)

なお、本買収後、Bungieは、SIEの独立した子会社として、ピート・パーソンズが議長を務める取締役会と現在のBungieのマネジメントチームによって運営されます。本買収の完了は、関係当局の承認および許可の取得等を条件としています。
  • 関連タイトル:

    Destiny 2

  • 関連タイトル:

    Destiny 2

  • 関連タイトル:

    Destiny 2

  • 関連タイトル:

    Destiny 2

  • 関連タイトル:

    Destiny 2

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
トピックス
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:11月28日〜11月29日
タイトル評価ランキング
72
ゼノブレイド3 (Nintendo Switch)
56
スプラトゥーン3 (Nintendo Switch)
51
40
バンカーライフ (Nintendo Switch)
2022年05月〜2022年11月