ミニオンを“神の手”で操作する「MINImax Tinyverse」のアーリーアクセス版が，Steamでリリース

　韓国のO'olBlueは，同社が開発する対戦型ストラテジーゲーム「MINImax Tinyverse」のアーリーアクセス版の配信をSteamで開始した。


　「MINImax Tinyverse」は，小さな町にある古物商の店の中で，何千年も隠されていたというミニチュアワールド“タイニーバース”をプレイヤーが偶然に発見したという設定になっている。
　この世界は，エイライ（Aillai）とクレエア（Creaea）という2つの勢力が絶え間なく激突しており，プレイヤーはどちらかの勢力に加わることで，その戦局に大きな影響を与えることになる。


　このゲームの特徴は，プレイヤーの手――いわゆる“神の手”がゲーム世界に介入するところにある。本作のミニオンは，敵陣に向かって前進するだけの存在だが，プレイヤーはこれをつまみ上げてチョークポイントに移動させられる。また，ヘルス回復や凍結魔法のようなポーションをかけたり，障害物を作ったり自分の手で相手の陣地を破壊するといったこともできる。

　それぞれの勢力には“チャンピオン”というリーダーユニットがおり，個性的なアビリティが発動できるなど，ゴッドゲームやMOBAゲームなどのジャンルを組み合わせた，ユニークなシステムが気になるところだ。


　O'olBlueは，モバイル向けにリリースされた「Hunters League」というRPGで一定の評価を得たメーカーだが，PC市場には初参入となる。Steamのストアページでは，現時点で英語と中国語のみのサポートになっているものの，1対1でプレイする対戦ゲームだけに通常のMOBAゲームよりも取っつきやすそうな印象を受ける。基本プレイ料金は無料となっているので，気になる人はプレイしてみよう。

「MINImax Tinyverse」公式サイト