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一体型VR HMD「Oculus Quest」実機プレイ。激しいラリーを満喫できるVRテニスゲーム「Tennis Scramble」など3作品をチェックしてきた
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印刷2018/09/28 16:49

プレイレポート

一体型VR HMD「Oculus Quest」実機プレイ。激しいラリーを満喫できるVRテニスゲーム「Tennis Scramble」など3作品をチェックしてきた

 アメリカ現地時間の2018年9月26日から27日にかけて開催された開発者向けイベント・Oculus Connect 5でお披露目となった,Facebookの一体型VRヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)「Oculus Quest」。ショーフロアでは実機を利用したプレイアブルデモとして,「Tennis Scramble」「SUPERHOT VR」,そして「Face Your Fear 2」の3タイトルが公開されていたので,さっそくチェックしてきた。

Oculus Quest
Oculus Quest

 Oculus Questについては,基調講演のレポートでお伝え済みだ(関連記事)。
 簡単にまとめておくと,Oculus Questは動作にPCやスマートフォンを必要としない一体型のVR HMDで,インサイド・アウト型のセンサー技術「Oculus Insight」を搭載することにより,6DoF(6軸自由度)のトラッキングを実現。2019年春に99ドルからの価格でリリース予定となっている。
 Oculus Questでは,ケーブルや外部センサーが必要なくなることから,これまでのハイエンドVR市場でスタンダードとなっていた「ルームスケール」のコンセプトをさらに推し進めるという。Facebookが謳うのは,さらに広大な場所や複数の部屋にも対応する「アリーナスケール」である。その魅力を最大限に引き出した「Dead & Buried Arena」のプレイレポートを掲載しているので,こちらも合わせてチェックしておいてほしい。

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 Facebookは一体型VR HMDの新製品「Oculus Quest」を2019年春にも399ドルで発売することを発表した。これまで「Santa Cruz」というコードネームで知られていた本機は,インサイド・アウト型のセンサーを搭載することで6DoFのトラッキングに対応するという。

[2018/09/27 16:34]
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 現在,カリフォルニア州サンノゼで開催中のイベント「Oculus Connect 5」で,2016年にリリースされたVRシューティングのカスタマイズ版「Dead and Buried Arena」のデモを「Oculus Quest」を使って体験してきた。テニスコート2面ほどの広大なエリアを,自由に動き回りながらプレイするのが新鮮だ。

[2018/09/27 21:48]

 基調講演においてFacebookは,Oculus Questのローンチタイトルは50作品以上になるとしていた。すでに「Oculus Rift」(以下,Rift)などでリリースされている,Polyarcの三人称視点のパズルアドベンチャー「Moss」,Epic Gamesのシューター「Robo Recall」,そしてUbisoft Entertainmentのロッククライミングゲーム「The Climb」については移植は決まっているという。これら3作はいずれも高いグラフィックス表現を持つゲームであることから,SoC(System-on-a-Chip)が「Oculus Go」より高性能なものとなることは十分に考えられるだろう。

Tennis Scramble


 さて,今回筆者が最初に挑戦したのは,一人称視点で遊ぶ対戦型テニスゲームのTennis Scrambleだ。メリハリの利いた色使いからカジュアルゲームの雰囲気を漂わせる,どこか「Wii Sports」を思わせるゲームで,相手キャラクターや周囲の観客達は2頭身で表現されていた。

Oculus Quest

 会場では多くの参加者を捌くためか「5点取ったほうが勝つ」という簡略化されたルールで遊ぶ形となっていた。
 ちなみに筆者は,対戦相手の用意が整うまで,映画「マトリックス」のような電脳世界で,トスマシンから出されるボールをポンポンと打ち,空中に表示されている的を狙うという練習ができた。こういった一人向けのモードが用意される可能性はありそうだ。

 面白いのは,サーブのたびにネットの上あたりに2つの的が表示されるようになっており,そこにボールを当てると,相手にハンデが与えられるということだ。コートの自分側の時だけボールがスーパーボールのように小さくなったり,ラケットがクリケット用の木製ラケットになったりしてしまうのである。相手のプレイヤーも,どこに飛び跳ねるのかわからない“魚ボール”に苦戦したり,野球のバットを振り回したりしていたので,双方でゲラゲラと笑いながらプレイすることとなった。どうやらそういうゲームのようだ。

 デモの会場は周囲が装飾の施されたガラスの壁で囲われており「ぶつかったら怪我をするのでは?」と少し心配だったが,そもそもTennis Scrambleはゲーム中で指定された“バーチャルコート”の外に出ることはない。そして「ガーディアンシステム」という,行き過ぎた場合は青いネット状の壁が表示される仕組みもある。

Oculus Quest

 今回のデモでは2つの異なるユーザー環境をアピールするために,筆者のほうは1.5mほどに区切られた狭い領域,そしてより広い動きができる相手側の領域と,現実世界では異なるサイズのスペースを使う形となっていた。デモ担当者は「広いほうが少し有利なようだ」と話していたが,ボールの軌道などは相手のプレイエリアに合わせて自動で調整されるので,双方のプレイヤーが体験できるゲームプレイ自体には,大きな違いはない模様である。

Oculus Quest


SUPERHOT VR


 2013年にポーランドで行われたゲームジャムで誕生したFPS「SUPERHOT」PC / PS4 / Xbox One / Mac)。そのVR化プロジェクトが初めて公開されたのは,まだOculus VRのプロトタイプ機「Rift Development Kit 2」がリリースされてまもないE3 2014でのことであった。その後,SUPERHOTは2016年12月にRift専用ゲーム「SUPERHOT VR」としてリリースされ,半年のタイムエクスクルーシブ期間が過ぎたあとは「HTC Vive」や「PlayStation VR」向けにもリリース。Oculus Touchのリリース時には新たなコントロールスキームに対応するなど,Oculusと共に成長を続けるシューティングゲームというイメージだ。

 そんなSUPERHOT VRがさらに進化し,Oculus Questのローンチタイトルとして登場するという。元々Rift向けに設計された現行版は現実世界の小さなエリアでしか移動できないが,Oculus Quest対応版ははかなり自由に動き回ることができ,6m四方ほどの部屋の中を,ほぼすべて移動できるようになっている。ここが最大の変化だ。

Oculus Quest

 プレイアブルデモでは,プレイヤーはまずアジトのような場所を歩く。長くまっすぐに歩けるスペースを確保できるプレイヤーは少ないだろうという配慮からか,コの字型に移動してコンピュータールームに入り,そこでゲーム内のVRヘッドセットを被り,あのモノトーンのバーチャル世界へ飛び込むという流れとなっていた。

Oculus Quest

 Oculus Quest対応版も,SUPERHOTシリーズの持つ「自分が動いている時は時間が進み,自分がゆっくり動くと時間の流れはスローとなり,動かなければすべてが静止する」というシステムはもちろんそのままだ。繰り返しになるが,プレイヤーがよりダイナミックに動けるというのがOculus Quest対応版のポイントである。最も効率の良い動きで相手のパンチのタイミングをずらしたり,相手にオブジェクトを投げつけたり,テーブルの周りをグルグルと移動しながら相手の放った弾丸を避けたりと,やはり楽しいゲームである。
 元々ポリゴンを強調してキャラクターや世界が表現されているため,グラフィックス面で大きな違いは感じない。すでに実績のあるゲームだけに,Oculus Quest対応版の完成度も高そうだ。


Face Your Fear 2


 「Face Your Fear」は,非対称型対戦シューター「EVOLVE」PC / PS4 / Xbox One)で知られるTurtle Rock StudiosのVRプロジェクトである。3DoF(3軸自由度)対応のモバイルVR用ホラーゲームであり,2017年10月に「Gear VR」,2018年5月にはOculus Go向けにそれぞれリリースされ,高い評価を得た。クモやお化けに対する恐怖感だけでなく,高所恐怖症なども疑似体験できるというゲームであり,その第2弾がOculus Quest向けに登場すると発表されたのだ。

Oculus Quest

 オリジナル版は座ってプレイすることが可能だったが,Face Your Fear 2は歩行,そしてコントローラのアナログスティックを併用して移動するという,ちょっと変わった仕様となっていた。プレイアブルデモが公開されたほかの作品同様にゲームの詳細が公開されていないのだが,試遊では,田舎の廃墟で迷子になった友人(もしくは彼女)を救うために,門を開けて屋敷の前に進み,カギを探して脇にある掘っ立て小屋まで足をのばすといった形で,広範囲にわたっての移動を伴うアドベンチャーゲームのようになっていた。
 プレイヤーが歩いてずっと前に移動していけば,やがては現実世界の障害物に衝突してしまうため,基本的な移動は左スティックを使う。そして右のスティックを左右に倒すと,それぞれ向きを変えられる。角度の微調整がうまくいかず予想外に斜め方向へ進んでいくような,VRゲームでよくある動作をしてしまうこともあった。この点に関しては,この手のゲームジャンルはOculus Questのシステムをまだうまく使い切れていないのではという印象である。

Oculus Quest

 道路からシカが飛び出してきたかと思えば,オブジェクトに触った途端にムカデに噛まれるし,Face Your Fearシリーズのトレードマークとも言えるクモも数多く登場する。いわゆる“ジャンプスケア”(びっくりさせるようなトリック)が中心になっているのは変わらないようだが,前作にもあった高層ビルの破壊,飛行機の墜落といった,多様性のある“恐怖”を味わえるのだろうか。このあたりは,今後に情報公開を待ちたいところだ。

Oculus VRの「Oculus Quest」製品情報ページ

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