ひたすらビルを登れ！ iOS向けスクロールアクション「遅れています（Running Late）」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1595回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，高層ビルをひたすら登る，iOS向けスクロールアクションゲーム「遅れています（Running Late）」を紹介しよう。

アプリはダウンロード無料で，広告表示アリ。アプリ内課金でプレイアブルキャラをアンロックすることも可能

「遅れています（Running Late）」ダウンロードページ

　プレイヤーは左右に動き続けるキャラクターを操作し，ジャンプだけでひたすらビルを昇っていく。ビルは建設途中らしく，壁のないところや鉄骨組みの部分があるので，ビルから落ちないよう，タイミングよく飛ばなければならない。

初期使用キャラクターはうさんくさい謎のおじさん。風貌的に泥棒っぽいがOKなのだろうか……

　プレイのコツは，一定速度で移動し続けるキャラクターを，いかに壁に反射させるかだ。キャラがビルの外へ飛び出してしまうとゲームオーバーとなるので，壁のない階は連続ジャンプで通過するなど，考えながら昇っていこう。

鉄骨ゾーンは，工事中のおじさんが壁代わりになってくれる。おじさんにぶつからずに昇ってしまうと詰んでしまうことも

　1回の操作ミスが即ゲームオーバーにつながるので，プレイ中の緊張感は中々のものだ。キャラのジャンプ力もあまり高くなく，それなりにシビアな操作を要求される。とはいえ，敵や妨害といった要素はないので，純粋に自分だけの戦いが楽しめる。ビルの構造はプレイごとに変化するが，難所は似ているので死に覚えで進めるのが手だ。

ステージ中のコインを集めると，使用キャラがアンロックできる。猫がビルを昇りまくる様子がシュールな笑いを誘う

　ちょっとした空き時間にプレイできる本作は，はじめのうちは30階程度がやっとかもしれないが，慣れてくると100階，200階と昇れるようになってくる。単純なだけに手に汗握るゲームなので，何階まで昇りつめることができるのか，集中力の限界に挑戦してみるのはいかがだろうか。

著者紹介：茅野隼也
　ゲーム系／文芸系フリーライター。アクションゲームを好むが，情け容赦ない友人たちにカモにされる日々。反射神経が要求されない戦略系ゲームはそれなりに得意な模様。選択可能な時は必ず自キャラを美少女にするタイプの人間。

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