藤商事は,新作スマートフォン向けRPG
「23/7 トゥエンティ スリー セブン」(
iOS /
Android)の配信を,2018年3月15日に行う予定だ。
現在は事前登録の受付が行われており,本稿の掲載時点で
100万人を集める注目作となっている。また,先日はプレス向けの体験会も開催され(
※関連記事),配信に向けていよいよ盛り上がってきた。
今回は,現時点で判明している情報を整理し,その特徴的なシステムの数々をあらためて紹介する。これを読んでもし興味を持ったら,忘れずに公式サイトから事前登録の申し込みを行っておこう。
世界中の時計から“9時”が消滅!?
クロッカーズとして時間を取り戻す戦いへ身を投じる
何はともあれ,“23/7 トゥエンティ スリー セブン”という意味深なタイトル名にグッと興味を惹かれる人も多いのではなかろうか。実はこれは“時間”を指しており,また同時に,本作の特徴的な世界観を象徴しているのだ。
本作のゲーム内世界は1時から12時まで,時間を司る12の並行世界(バース)で構成されている。そして各バースには
“クロッカーズ”と呼ばれる王が君臨していて,お互いに対立しており,すべての時間を支配するべく“時計戦争”を繰り広げているのだ。
そんななか,バース9のクロッカーズがとある事情で倒されてしまい,なんと世界中から“9時”が丸ごと消滅してしまう。しかも,謎の軍勢が本作の主人公
神名ヒカリが住まうバース7にも攻め込んできたのだ。
神名ヒカリは,自分がバース7におけるクロッカーズの後継者だと突如知ることになる。そして自らの運命に戸惑いながらも,9時を取り戻す戦いへ身を投じるのだ。
 神名ヒカリ バース7のクロッカーズ。77秒間他者からの干渉を受けない「インビンシブル77」の能力を持つ |
 ウルズ・エヴェレット “主契約者”として,バース7のクロッカーズである神名ヒカリをサポートする少女 |
無敵状態から始まる超高速バトル
時間を操るクロッカーズならではのシステムに注目
プレイヤーは,メインキャラ3名+サポートキャラ3名によるチームを編成し,メインコンテンツである“クエスト”に挑む。バトル中は,メインキャラの3名がオートで通常攻撃を繰り出してくれ,これに対しプレイヤーが画面をフリックすることで,
チーム全体の戦闘モードを指示できるというシステムだ。個別のキャラに対する操作を行わずとも戦ってくれるため,スマホ端末の小さな画面サイズでも快適なプレイが可能となっている。
メインキャラ3名+サポートキャラ3名でチームを編成するが,オートで攻撃してくれるのはメインキャラのみ
 |
サポートキャラは,ゲージを溜めたうえでタップすると,後ろから颯爽とあらわれてサポートスキルを繰り出してくれる
 |
■3種類の戦闘モード
【画面を左フリック】アクセルモード
素早い通常攻撃を立て続けに繰り出す戦闘モード
【画面を右フリック】シールドモード
防御に専念し,受けるダメージを極力減らす戦闘モード
【画面を下フリック】チャージモード
バフやデバフ系のスキルを多く繰り出し,バレットゲージ(後述)のチャージを加速させる戦闘モード
バレットゲージを最大まで溜めることで,各キャラが超高速での連続攻撃を繰り出す「バレットタイム」が発動可能となる
 |
 |
神名ヒカリが持つクロッカーズとしての能力は,本作のバトルシステムにも大きな影響を与えている。その最たるものが,クエストの開始から
77秒間は他者からの干渉を受け付けないという特殊能力「インビンシブル77」。つまり,敵からのダメージを一切受けることなく,一方的に攻撃できてしまうのだ。
ただし,クエストは双六のマップに似た構成になっており,複数のバトルをこなしたうえでボスを倒さないとクリアできない。無敵時間内にボスを倒せるとは限らず,これを過ぎてしまうと,敵からの猛攻撃を受けてしまうのだ。
なんとクエスト開始直後は無敵。一方的にダメージを与えられるのは,ある意味ズルい!?
 |
画面中央上部の数字が,インビンシブル77の残り時間を示している。これがゼロになる前にクエストを一通りクリアできると良いのだが,そう簡単にはいかない
 |
もしインビンシブル77が時間切れになってしまったら,上述した
戦闘モードの使い分けがプレイヤーの腕の見せどころとなる。たとえば,チャージモードでバレットゲージを溜めつつ,敵が強力な攻撃を繰り出すときは,シールドモードにすかさずチェンジ。そしてゲージが溜まったらバレットタイムを発動して一発逆転! ……といった劇的なプレイも可能だ。
あるいは,バトルの寄り道をせずに,ボスまでの最短距離を狙って,インビンシブル77の時間中にクリアしてしまうのも,ひとつの戦術として十分に“アリ”だろう。このように,チームの戦力やテクニックに応じて,
どこまでチャレンジするのかを自分で選ぶことができるわけだ。
ステージによっては複数のパーティを出陣させられる。単純に戦力がアップするほかにも,敵の弱点属性を狙い撃ちしたり,ボス戦に特化したパーティを用いたりすることで,戦術の幅が広がるのだ
 |
シールドモードにチェンジすると,敵からの攻撃を受けたときのダメージを,画面右下にあるシールドゲージに肩代わりさせられる。シールドがなくなるとHPゲージがダメージを受けるという仕組みだ
 |
ゲームを題材にした本格小説がアプリ内で読める!
神名ヒカリのクロッカーズとしての戦いが,
ゲーム内で“小説”として楽しめるのも,本作の大きな見どころのひとつ。メインクエストを進めることで,小説が章ごとにアンロックされるのだ。
この小説を執筆しているのは,ゲーム関連の書籍で著名な
築地俊彦氏と
氷上慧一氏。ちなみに,小説の閲覧は縦画面にも対応しており,表示される文字の拡大・縮小も行えるなど,電子書籍アプリとほとんど同じ操作感となっている。
小説の合間には,凪良さんによる挿絵も挟まれている
 |
 |
基本的に横画面でプレイするゲームだが,小説に限っては縦画面と横画面のどちらにも対応している
 |
一般的なスマホ向けアプリだと,バトル中のイベントシーンなどでストーリーが語られることが多いが,スキップしてしまう人もいるだろう。また,ストーリーをじっくり楽しみたいときに,バトル部分は邪魔に感じることもあるはずだ。
クエスト開始前のストーリー紹介はあっさりしている
 |
その点,本作のクエストではストーリー説明が最小限に抑えられ,小説でまとめて楽しむ仕組みとなっている。
バトルとストーリーがきっちり分けられているため,プレイヤーの気分によって,どちらにも専念できるわけだ。これは,意外とありそうでなかったアプローチかもしれない。
このように藤商事の「23/7 トゥエンティ スリー セブン」は,
“時間”をテーマにした物語を,バトルと小説の双方から楽しめる一作である。3月15日に配信予定となっているので,興味を持った人は今のうちに
公式サイトを通じて事前登録を済ませ,“失われた9時”を取り戻す戦いへの準備を整えよう。