本作は,ソビエト連邦のシベリア地方を舞台に,夏の暑さで表面が溶け出したツンドラ凍土の上で,自由にドライブするシミュレーションゲームだ。C-256,K-700,E-7310などと言われても,多くの人にはどんな車種なのか想像することもできないが,プレイヤーは作業車や軍用車など13台を乗り回して,木材を切り出したり,原油を運んだり,泥で動けなくなったほかの車を救出したりできる。
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「Havok」をベースにした物理エンジンを改良して使用しており,タイヤに泥がまとわりついてモコモコになっていく表現が秀逸だ。トラックごと流してしまう急流,さらには傾斜角度によって車体のバランスを崩してしまう積み荷の重さなどがマニアックなほど表現されており,プレイヤーは泥の中で悪戦苦闘しながら,大型車両を乗りこなしていくことになる。
マップは「Crossing」「Deluge」「Downhill」「Seashore」「Island」「The Bog」という6つのエリアに分かれているが,ゲーム中にさしたるミッションや目的はなく,何をするのかはプレイヤー次第。4人までのCo-opモードに対応しており,異なる車種をうまく組み合わせて難関を乗り切っていくのは楽しそうだ。Steam Workshopにも対応しているので,前作「Spintires」向けにリリースされている1000種を超えるMOD車両も利用できる。一風変わったテーマのドライブシムを,童心にかえった気分でドロドロになりながら遊び尽くしてみたいところだ。
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