※2016年11月17日追記
GeForce GTX 10シリーズ搭載環境に本ドライバを導入するとグラフィックスメモリクロックが上がらなくなる問題についてNVIDIAが声明を出しました。詳細は17日掲載の記事を参照してください。
北米時間2016年11月15日,NVIDIAから,新しい公式最新版グラフィックスドライバ「GeForce 375.86 Driver」が公開となった。
Release 375世代のWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版第3弾(※差し替えもカウントすれば第4弾)は,「GeForce 372.70 Driver」でオープンβ版をサポートしてから3か月弱を経て,ついに登場した「Battlefield 1」最適化版にして,やはり発売から1か月近くを経ての「Sid Meier's Civilization VI」最適化版となる。AMDとパートナーシップを組む両タイトルに向けたNVIDIA独自の最適化が,ようやく完了し,「Game Ready」と名乗れるレベルになったということなのだろう。
また,「Tom Clancy's The Division」のDLC「Survival」そしてオープンβ版「STEEP」に向けた最適化版という位置づけにもなっている。
すぐに入手したい人は,GeForce Experienceか,下に示したリンクをどうぞ。
→64bit版Windows 10用GeForce 375.86 Driver(373MB)
→32bit版Windows 10用GeForce 375.86 Driver(303MB)
→64bit版Windows 8.x・7用GeForce 375.86 Driver(368MB)
→32bit版Windows 8.x・7用GeForce 375.86 Driver(301MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 375.86 Driver(373MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用GeForce 375.86 Driver(303MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 375.86 Driver(368MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.x・7用GeForce 375.86 Driver(301MB)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
英文リリースノートにある具体的なバグフィックス内容には,先のHotfix版グラフィックスドライバ「GeForce Hot Fix driver 375.76」の修正内容について,より具体的な言及もあったりするので,興味のある人はぜひ,本稿の最後にまとめた和訳をチェックしてもらえればと思う。ただ,「GeForceユーザーにとって待望のBF1&Civ 6最適化版」と紹介したほうが,375.86ドライバの意義は分かりやすいのではなかろうか。
ドライバのアップデート作業は自己責任となるが,多くのGeForceユーザーにとって導入する意味のあるリリースだとまとめておきたい。
## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 375.86 Driverの対応製品
- NVIDIA TITAN X
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 700〜400シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜400Mシリーズ
●GeForce 375.86 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 375.70 Driver)
- GeForce Experience:3.1.0.52
- HD Audio Driver:1.3.34.17
- PhysX System Software:9.16.0318
- Vulkan RT:記載なし
- CUDA:8.0
- nView:148.03
●GeForce 375.86 Driverにおける最適化
- 「Tom Clancy's The Division: Survival」「Battlefield 1」「Sid Meier's Civilization VI」およびオープンβ版「STEEP」最適化済み
●GeForce 375.86 Driverの新要素
・SLIの拡張
- 「Call of Duty: Infinite Warfare」向けtemporal SLIプロファイルの追加
・3D Visionの拡張
- 「STEEP(Not recommended)」用プロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
●GeForce 375.86 Driverで解決した問題(Windows 10)
- GeForce 375.70 Driverを導入したシステムで,画面でインクを引き伸ばしたような表示やゴーストが確認された問題
- 公式には未公開の「GeForce 375.63 Driver」を導入したGeForce GTX 980 Ti搭載環境で,GIF形式の画像にアーティファクト(artifact,正しくない陰影)が表示される問題(※NVIDIAがそうだと言っているわけではないが,おそらくはGeForce Hot Fix driver 375.76の修正内容と同じものではないかと考えている。原文は「[375.63, GeForce GTX 980 Ti] Artifacts in GIFs after driver update.」)
- GeForce GTX 1080を2枚差した環境で,「SLI HB Bridge」を用いて2-way SLI環境を構築すると,3画面出力「NVIDIA Surround」を有効化できない問題(※従来のリボン型SLIブリッジであれば動作に問題は生じなかったともNVIDIAは説明している。原文は「[SLI, GeForce GTX 1080] Unable to enable Surround with SLI HB bridge; singleribbon SLI bridge works fine.」)
- ドライバが「Battle Carnival」を「Bionic Commando」と誤って認識する問題
- GeForce 375.20 Driverを導入したGeForce GTX 1080搭載環境をG-SYNCディスプレイと接続すると,垂直リフレッシュレート144Hz設定時に画面がちらつく問題(※問題は公式に未発表の「GeForce 368.81 Driver」では再現しないとわざわざ書いてあるのだが,その意図は不明。原文は「[G-SYNC, 372.70, GeForce GTX 1080] G-SYNC monitor flickers at 144 Hz, not reproduced with 368.81.)
- SLI環境へ「GeForce 372.54 Driver」を導入すると,ゲームが利用するメモリ容量値を誤(ってNVIDIAコントロールパネルがレポートす)る問題(※丸括弧内は筆者推測。おそらくはこういうことだと思われる。原文は「[SLI, 372.54] Wrong memory usage values in games on Pascal GPUs in SLI mode.」)
- GP102ベースのGPU搭載環境をG-SYNCディスプレイと接続し,G-SYNCを有効化し,さらに垂直リフレッシュレートを165Hzに設定すると,デスクトップ上でドラッグやウインドウのサイズ変更を行うとき,断続的に画面がちらつく問題
●GeForce 375.86 Driverで解決した問題(Windows 8.x&7)
- システムトレイからGeForce Experienceのアイコンが消える問題
- GeForce GTX 980 Ti搭載環境でLoewe Technologies製テレビを認識できないことがある問題
















