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オープンβ版「Battlefield 1」に最適化済みの「GeForce 372.70 Driver」が登場
すぐに入手したい人は,GeForce Experienceか,下に示したリンクを利用してほしい。
→64bit版Windows 10用GeForce 372.70 Driver(352MB)
→32bit版Windows 10用GeForce 372.70 Driver(281MB)
→64bit版Windows 8.x・7用GeForce 372.70 Driver(347MB)
→32bit版Windows 8.x・7用GeForce 372.70 Driver(279MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 372.70 Driver(352MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用GeForce 372.70 Driver(281MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 372.70 Driver(347MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.x・7用GeForce 372.70 Driver(279MB)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
とにもかくにもBF1最適化版というだけで,多くの4Gamer読者にとっては導入の価値があると思われるが,「Fast Sync」の拡張ーー先に4Gamerでは指摘済みだが,正式にはMaxwellとマルチディスプレイ向けということになったーーや,長らく対応の続いているDPC(Delayed Procedural Call,遅延プロシージャル呼び出し)の遅延が大きくなる問題への再対処など,総じて,小粒の割に見どころは多い印象だ。
BF1をはじめとする3タイトルをプレイするつもりの人もそうでない人も,自己責任での導入を検討すべきといえるのではなかろうか。
なお,今回もGeForce.comの当該記事とリリースノートの内容は下にまとめたので,興味のある人は参考にしてほしい。
## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 372.70 Driverの対応製品
- NVIDIA TITAN X
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 700〜400シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜400Mシリーズ
●GeForce 372.70 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 372.54 Driver)
- GeForce Experience:2.11.4.0
- HD Audio Driver:1.3.34.15
- PhysX System Software:9.16.0318
- Vulkan RT:記載なし
- CUDA:8.0
- nView:148.03
●GeForce 372.70 Driverにおける最適化
- オープンβテスト版「Battlefield 1」,「World of Warcraft: Legion」,そしてSteam版「Quantum Break」最適化済み
●GeForce 372.70 Driverの新要素
・Fast Syncの拡張
- Maxwell世代のGPUにおけるFast Syncの対応を正式に追加
- マルチディスプレイの拡張およびクローンモード,そしてSurround構成におけるFast Sync新規対応
・3D Visionの拡張
- 「Battlefield 1(Not Recommended)」「Deus Ex: Mankind Divided(Excellent)」用プロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
●GeForce 372.70 Driverで解決した問題(Windows 10)
- グラフィックスドライバのダウングレードインストールを行い,かつアンビエントオクルージョンを有効化すると,ゲーム中でPip-Boyの表示がおかしくなる問題(※原文は「[Fallout 4] Driver regression breaks PitBoy if Ambient Occlusion used.」。“PitBoy”が「Pip-Boy」の誤記なのはともかく,全体として,おそらくこういうことではないかと思うが,確証はない)
- GeForce GTX 1080を搭載する環境において,DPC(Delayed Procedural Call,遅延プロシージャル呼び出し)の遅延が大きくなる問題(※原文は「[368.69, GP104] High DPC (Deferred Procedure Call) latency after upgrading to GeForce GTX 1080」。GeForce 368.69 Driver」以降でDPCの遅延が大きくなる問題に対しては,372.54ドライバでいったん正式な対策が入ったが,そのアップデートが入ったという理解でよいと思われる)
- GeForce 372.54 Driverを導入すると,SD画質のビデオを再生するとき,自動的にフルスクリーン拡大表示となることがある問題
●GeForce 372.70 Driverで解決した問題(Windows 8.x&7)
- グラフィックスドライバのダウングレードインストールを行い,かつアンビエントオクルージョンを有効化すると,ゲーム中でPip-Boyの表示がおかしくなる問題(※原文は「[Fallout 4] Driver regression breaks PitBoy if Ambient Occlusion used.」。“PitBoy”が「Pip-Boy」の誤記なのはともかく,全体として,おそらくこういうことではないかと思うが,確証はない)
- GM204ベースのGPUを搭載する環境で,Maxwell以降のNVIDIA製GPUが標準採用するセキュリティモデル「Falcon」のSUB.X命令において,引き算のオーバーフローにおける分岐フラグの立ち方に存在していた問題(※原文は「[GM204] Issue with FALCON SUB.X instruction logic for updating the overflow flag when used with branch instruction.」。どんな問題なのか,具体的な説明はない)
- GeForce GTX 1080を搭載する環境において,DPC(Delayed Procedural Call,遅延プロシージャル呼び出し)の遅延が大きくなる問題(※原文は「[368.69, GP104] High DPC (Deferred Procedure Call) latency after upgrading to GeForce GTX 1080」。GeForce 368.69 Driver」以降でDPCの遅延が大きくなる問題に対しては,372.54ドライバでいったん正式な対策が入ったが,そのアップデートが入ったという理解でよいと思われる)
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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