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WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版となる本バージョンは,新作タイトルへの対応のほかに,ドライバのメジャーバージョンアップに合わせて,「NVIDIAコントロールパネル」が正式にレガシー扱いに切り替えられたのが特徴だ。
まず新作タイトルだが,GeForce 610.47 Driverが対応したのは,以下の2タイトルだ。
NVIDIAによると,007 First Lightは,DLSS 4.5超解像技術やダイナミックマルチフレーム生成にゲーム内で対応しているとのこと。
一方,World of Tanks: HEATは,DLSS超解像技術とマルチフレーム生成に対応。また,NVIDIA独自の遅延低減技術「NVIDIA Reflex」にも対応しており,低遅延で快適にプレイできるとアピールしている。
これら新作の2タイトルに加えて,GeForce 610.47 Driverでは,「F1 25」の拡張パック「EA SPORTS F1 25: 2026シーズンパック」にも対応するとのこと。
ただ,DLSS超解像やRay Reconstructionで強化されたパストレーシング対応といった,F1 25のゲームエンジンの動作に変更はなさそうだ。NVIDIAが拡張パックにおける動作を確認したドライバということだろう。
さて,NVIDIAコントロールパネルのレガシー化だが,記録を調べるとその原型は,2006年ごろのGeForce 7000世代で登場したようだ。
4Gamerの過去記事を参照すると,2006年末に登場したGeForce 8000シリーズの上位モデル「GeForce 8800 GTX」のレビューに「Release 95世代では,ユーザーインタフェースが新しいNVIDIAコントロールパネルのみとなった」との記述がある。
このタイミングで,初期の設定ツール「ForceWare」から,NVIDIAコントロールパネルに切り替えられたようだ。
それから20年もの長きにわたり使われてきたNVIDIAコントロールパネルだが,NVIDIA Appのバージョンアップによって全機能の移行が完了した。そのため,公式設定ツールの座から降りることになったわけだ。
NVIDIAによると,NVIDIAコントロールパネルは今後バージョンアップが行われないという。
ただ,NVIDIAコントロールパネルが自動的にアンインストールされることはないので,手動でアンインストールしたり,Windowsを新規インストールしたりしない限りシステムに残り続ける。また,当面はWindows Storeから新規にインストールもできるとのこと。
しかし,将来の新製品や新機能には対応しないので,いずれ使えない設定アプリになっていくだろう。
長らく付き合ってきたアプリだけに,廃止は感慨深いものがあるが,最後までNVIDIAコントロールパネル側に残っていたディスプレイ周りの設定は,すでにNVIDIA Appに実装されていたので,予定どおりといったところか。
ともあれ,GeForce 610.47 Driverを入手したい人は,以下に示したリンクか,NVIDIA Appアップデート機能を利用してほしい。
●GeForce 610.47 Driverの対応製品
○デスクトップPC向けGPU
- GeForce RTX 50シリーズ
- GeForce RTX 40シリーズ
- GeForce RTX 30シリーズ
- GeForce RTX 20シリーズ
- GeForce GTX 16シリーズ
- NVIDIA TITAN RTX
- GeForce RTX 50シリーズ
- GeForce RTX 40シリーズ
- GeForce RTX 30シリーズ
- GeForce RTX 20シリーズ
- GeForce GTX 16シリーズ
- GeForce MX 500/450シリーズ
●GeForce 610.47 Driverが統合するソフト
- HD Audio Driver:1.4.5.7
- PhysX System Software:9.23.1019
- CUDA:13.3(←13.2)
●GeForce 610.47の新要素
- 007 First Light,World of Tanks: HEATに対応
- EA SPORTS F1 25: 2026シーズンパックに対応
- CUDA 13.3に対応
●GeForce 610.47 Driverで解決した問題
- 「龍が如く8」において,ドライバアップデート後に影や光源がチラつくことのあった問題
- 「Enshrouded」において,ドライバアップデート後に地形が欠けて表示されることのあった問題
- オープンソースのゲームエンジン「Godot」を使用している一部のゲームタイトルで,グラフィックス表示に不具合が発生することのあった問題
- マルチディスプレイでプレイするゲームにおいて,V-SYNCを使用したときの安定性を向上
- 現像ソフト「Adobe Lightroom Classic」の安定性を向上
- 建築設計向けクラウドソフト「Autodesk Forma」のOpenGL使用時において,カメラ移動中にメモリリークが発生することのあった問題
- Apple製ディスプレイ「Studio Display XDR」において,ドライバアップデート後に480pしか表示できなくなることのあった問題
- Samsung Electronics製テレビ「The Frame」において,ゲームモード使用時に主要な機能が無効になってしまうことのあった問題
●GeForce 610.47 Driverにおける既知の不具合
- Windowsの電源管理モード「Prefer Maximum Performance」(日本語版は「最適なパフォーマンス」)が正しく適用されないことがある
















