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βとして登場した「GeForce Driver 190.38」が公式最新版へ移行
対応製品は,「GeForce GT 220」を除くGeForce 6シリーズ以降のデスクトップPC向け単体GPUとグラフィックス機能統合型チップセット,そしてIONプラットフォーム。Windows XP用と,32/64bit版Windows Vista/7共用のものが用意されている。
すぐに入手したい人は,下に示したリンクを利用してほしい。
→Windows XP用GeForce/ION Driver 190.38(106MB)
→32bit版Windows Vista/7用GeForce/ION Driver 190.38(118MB)
→64bit版Windows Vista/7用GeForce/ION Driver 190.38(135MB)
→4Gamer最新ドライバリンクページ
NVIDIAの“リリース番号振りルール”からすると,今回登場した公式最新版190.38ドライバの中身は,基本的にβ版と同じ。ファイルサイズは多少小さくなっているため,余分なファイルが削られたか,圧縮方法に若干の変更があった可能性はあるが,公開されているリリースノートはβ版から変わっていないので,同じものだと判断していいだろう。
NVIDIAコントロールパネルのアップデートや,GeForce 9以降のGPUに対応したパワーマネジメント機能の追加,OpenGL 3.1&CUDA 2.3への対応といったトピックについては,7月17日に掲載したβ版紹介記事で述べているので,詳細はぜひそちらを参照してもらえれば幸いだ。
→GeForce/ION Driver 190.38 Beta紹介記事
なお,パワーマネジメント機能については,β版のダウンロードページを見る限り,Windows XPをサポートするのかしないのかはっきりしなかったが,NVIDIAに問い合わせたところ,正式に「Windows XPはサポートしない」という回答が得られたので,付記しておきたい。
実際,Windows XP用の190.38版ドライバダウンロードページからは,パワーマネジメントに関する言及がカットされているので,これからダウンロードする人が混乱することはないと思われるが,ちょっと残念ではある。
いずれにせよ,デスクトップPC向け製品に対応したドライバとしては,6月18日の「GeForce Driver 186.18」以来,約1か月ぶりの公式最新版ということで,待っていた人は少なくないだろう。バグフィックスは小粒で,パフォーマンスの向上もアナウンスされていないため,それらに期待してのアップデートはお勧めしないが,公式最新版で,新しいNVIDIAコントロールパネルを試してみたい,パワーマネジメント機能を使ってみたいというのであれば,自己責任で導入する価値があるはずだ。
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GeForce Driver
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