「あんスタ!!」ストーリー紹介連載第40回【前編】。今さら聞けないメインストーリー第3部「オーディション編」と新ユニット「エスプリ」を紹介
ものすごく久しぶりの更新である。「えっ,こんな連載あった?」もしくは「もう終わったんじゃないの?」と思ったそこのあなた。すみません。実は前回の更新はなんと2023年10月。終了したわけではなかったのだが,諸事情もあってなかなか再開の目途が立っていなかった。この記事は,Happy Elementsがサービス中のアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」のストーリー紹介連載第40回だ。
気づけばアイドルたちは前代未聞のオーディションに挑戦し,世界進出も果たすなど,その活躍の場をますます広げている。ちょっと目を離したすきに,どこまでも進んでいく「あんスタ!!」……。もしかすると,「推しはいるけど,実は最近の話の流れをよく把握していない」「ナイスPって誰? 気づいたら新ユニットが増えてるんだけど?」と頭の中にハテナが浮かんでいる人もいるかもしれない。
そこで今回は,メインストーリーの流れをあらためて振り返りつつ,前編として「オーディション編」と新ユニット「Special for Princess!」(通称「エスプリ」)を紹介していく。次回の後編では,メインストーリー「『メガスフィア』編」第一部【メガストリーム】編と,新ユニット「MELLOW DEAR US」を取り上げる予定だ。
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メインストーリーを最初から超ざっくり整理&おさらい
まずは新規プレイヤー向けに,メインストーリーの大まかな流れを「!」時代からおさらいしていこう。過去の連載やそのほかの紹介記事のリンクを貼っておくので,より深掘りした内容を知りたい人はぜひそちらも参考にしてほしい。
「!」時代のメインストーリー(公開:2016年〜)
いわゆる「!」時代。作中に登場するアイドルが夢ノ咲学院に所属していた期間の物語である(※途中から他校アイドルも追加された)。
メインストーリー第一部(公開:2016年)
男性アイドルを育成する私立夢ノ咲学院に,たった一人の「プロデューサー」かつ女生徒として転入してきた主人公。同じ2年生のメンバーで結成されたユニット「Trickstar」は,彼女との出会いをきっかけに,かねてから計画していた「生徒会が権力を振るう学院の革命」を実行に移すことになる。
本ストーリーには「Trickstar」のほか,「fine」「紅月」「UNDEAD」「2wink」「Knights」(月永レオ不在の4人),「流星隊」「Ra*bits」,教師2人が登場した。
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それは革命と奇跡の物語。「あんさんぶるスターズ!」のメインストーリーを“Saga/後編”に備えて徹底考察
リリースから4年目を迎えた女性向けアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!」。近々に公開されるメインストーリー第三部「Saga」後編の展開に合わせ,本作のすべての物語において揺るぎない軸となっているメインストーリーを,筆者の考察を交えながら紹介します。
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メインストーリー第二部
「キセキシリーズ」(公開:2017年)
第一部で描かれた,“学院の革命”の象徴となったライブ対決【DDD】。そこで優勝した「Trickstar」が,日本一のアイドルを決定する大型イベント『SS』に挑戦するまでを三部作で描く。
夏に行われた前哨戦【サマーライブ】には,ライバルとして他校アイドルユニットの「Eve」が,秋の【オータムライブ】には「Adam」が,そして年末の『SS』本番には「Eve」と「Adam」が合体した「Eden」が初登場。なお,この当時の「Eden」(Eve/Adam)はまだ現実世界で正式なレギュラーではなかったが,当時から大きな人気を集めていた。
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「あんスタ!!」ストーリー紹介連載第31回。「『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』-Witness of Miracle-」上演記念,「キセキ」シリーズ三部作を紹介&見どころを語る
Happy Elementsがサービス中のアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!」のストーリーを紹介する記事の第31回は,「!」のメインストーリー第二部「キセキ」シリーズ三部作の【輝石☆前哨戦のサマーライブ】【軌跡★電撃戦のオータムライブ】【奇跡☆決勝戦のウィンターライブ】を取り上げる。
メインストーリー第三部
「Sagaシリーズ」(公開:2018年)
引退したアイドルの復活を目的とした「Project-Saga(サガ計画)」という企画で,夢ノ咲学院の教師にして元スーパーアイドルの佐賀美 陣と,椚 章臣が現役アイドルとユニットを結成する物語だ。ストーリーは前後編に分かれており,時系列は【DDD】直後から夏頃までにわたる。
ここでは臨時ユニット「Rain-bows」(佐賀美 陣,氷鷹北斗,姫宮桃李,守沢千秋)と,「Ba-barrier」(椚 章臣,春川 宙,影片みか,三毛縞 斑)に加え,新キャラクターである北斗の父,氷鷹誠矢の臨時ユニット「Lilith」(氷鷹誠矢,巴 日和,漣ジュン)が登場する。
また本作は,アイドル黎明期から続く「アイドル史」への言及など,複雑なバックボーンがある。このあたりからスケールが大きくなっていくので,しっかり押さえておきたいストーリーだ。
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「あんさんぶるスターズ!」夢ノ咲学院のアイドルたちが綴った歴史をおさらい&新章に向けておさえておきたいポイントまとめ
Happy Elementsがサービス中の「あんさんぶるスターズ!」の物語は,いよいよ“新章”へと突入していきます。これまでユニット別にイベントストーリーを紹介してきましたが,今回はこれまでの夢ノ咲学院全体の歴史のおさらいと,新章に向けて“おさえておきたいポイント”をピックアップしてお届けします。
「あんさんぶるスターズ!!」アイドルたちの歩みと歴史を徹底解説。アイドル業界の始まりから新章までの流れをまとめてみた
Happy Elementsのアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」の新章スタート後,初めての年末年始を迎えるにあたりアイドルたちの軌跡をひもとく解説記事をお届けする。新たにプレイを始める人はもちろん,すでにプレイしている人も,ストーリーを楽しむ際の参考としてほしい。
「!!」以降のメインストーリー(公開:2020年〜)
「!」時代に3年生だったアイドルが夢ノ咲学院を卒業し,作中の全ユニットが「ES(アンサンブルスクエア)」と呼ばれる4つの事務所を有する施設に所属。まだ学生のアイドルは多いものの,ストーリーの舞台は学校生活から芸能活動へと移行していった。
メインストーリー「ES編」第1部(公開:2020年)
本作は,「!!」から登場した“劣等生の4人”が,事務所所属の継続をかけて「ALKALOID」を結成し,夏の終わりの大規模イベント【MDM】に挑戦する物語だ。同じく新ユニットの「Crazy:B」の暴れっぷりや,既存のアイドルやユニットが新たに抱える課題なども合わせて描かれる。
「ほんもののアイドルになる」というキャッチコピーに象徴されるように,「アイドルとは何か」という原点に立ち返った内容と言えるかもしれない。
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ついに新章がスタートした「あんさんぶるスターズ!!」を今から始める人も安心! 知っているとストーリーの理解が深まるポイントを徹底解説
2020年3月15日に新章へ突入したHappy Elementsのアイドル育成プロデュースゲーム「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」。これから本作に触れる人や,お休みしていた人に向けて,新しくなった「あんスタ!!」のゲーム概要や,新章として綴られるメインストーリーを解説しよう。
「あんスタ!!」ストーリー紹介連載第5回。メインストーリー第四章「大戦争」&第五章「一番星」を語る
Happy Elementsのアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」のストーリーを紹介する連載企画第5回では,2020年6月に完結したメインストーリーより第四章「大戦争」と第五章「一番星」を取り上げる。チェックポイント多めで解説しながら,筆者の感想や考察をお届けしよう。
メインストーリー
第1.5部「夢ノ咲七不思議編」(公開:2022年〜2023年)
実際の公開はこのあと紹介する第2部「『SS』編」よりも後で,ESが始動した春,夢ノ咲学院を舞台としたストーリーだ。
夢ノ咲学院の3年生となった主人公が在籍する「プロデュース科」に新しく生徒が入り,七夕,体育祭,修学旅行,【スタフェス】といった学院行事をとおして物語が綴られた。
本作では,プロデュース科2年生の黒根ひつぎ(NEGI)が新キャラクターとして登場。構成は第一章〜第四章とEXの5章分だ。最終話となるEX(【波乱の夢の先/君と立つグラデュエーション】)では,「Trickstar」をはじめ,「!」時代に2年生だった夢ノ咲学院生の卒業がテーマとなった。
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メインストーリー「ES編」
第2部「『SS』編」(公開:2021年〜2022年)
この時点までの作中のアイドルがすべて登場,アイドル業界の頂点を決める年末の一大イベント『SS』の予選から本戦までが描かれる(「!」で描かれた『SS』の翌年の回)。
予選は全国各地で行われ,出場する各ユニットには,新キャラクターのゲートキーパーから「指令」「裏指令」が与えられていた。その内容は伏せられていたため,当時はプレイヤー間で考察が広がり話題となった。
全体で八章の構成となり,各話完結のスタイルを取っている。また,それと同時にアイドルの祖と呼ばれる「ゴッドファーザー」やその周囲の人物たちの物語も,全話をとおして描かれていく。人間関係などが相当複雑になってきている印象で,注意深く読み進めたい一作。
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「あんスタ!!」ストーリー紹介連載第21回。エイプリルフール企画「宇宙戦争編」,メインストーリー第二部SS編・第一章「サテライト」,第二章「サブマリン」を語る
Happy Elementsのアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」。そのストーリーを紹介する連載第21回では,「メインストーリー第二部【宇宙戦争編】」,メインストーリー第二部SS編・第一章「サテライト」,第二章「サブマリン」の3本を取りあげる。
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「あんスタ!!」ストーリー紹介連載第26回。メインストーリー第二部SS編 第三章「シークレットサービス」,第四章「シンセカイ」を語る
Happy Elementsのアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」。そのストーリーを紹介する連載第26回では,メインストーリー第二部SS編 第三章「シークレットサービス」,第四章「シンセカイ」の2本を取りあげる。
「あんスタ!!」ストーリー紹介連載第27回。メインストーリー第二部SS編 第五章「サンドストーム」,第六章「サンクチュアリ」,第七章「サドンデス」を語る
Happy Elementsのアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」。そのストーリーを紹介する連載第27回では,メインストーリー第二部SS編・第五章「サンドストーム」,第六章「サンクチュアリ」,第七章「サドンデス」の3本を取りあげる。
「あんスタ!!」ストーリー紹介連載第29回。スカウト!五黄の寅,「メインストーリー第二部『SS』編/Final Stage『SS』」を語る
Happy Elementsのアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」。そのストーリーを紹介する連載第29回では,「スカウト!五黄の寅」「メインストーリー第二部『SS』編 Final Stage『SS』」の2本を取りあげる。
メインストーリー「ES編」
第3部「オーディション編」(公開:2024年)
「Thunderbolt Entertainment」(以下,「サンダーボルト」)が主催するオーディション番組【THUNDERBOLT CHALLENGE 4piece】,通称【4piece】をとおし,世界に羽ばたく「ドリームユニット」を結成するストーリーだ。
本作には新キャラクターとして,プロデューサーのナイス・アルネブ・サンダー(桟田善秀)と,彼がオーディションに誘った冴霧笑主,滝 維吹,名都神無,花群冬芽,宝丈萊香という5人のアイドルが加わった。
そのうちの4人は,新ユニットとして「Special for Princess!」を結成することになる。このストーリーと新キャラ&ユニットについては後ほど詳しく紹介する。
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「あんさんぶるスターズ!!Bright me up!!」にタイトルを変更
メインストーリー「『メガスフィア』編」
【メガストリーム】編(公開:2025年〜2026年)
「あんさんぶるスターズ!!」が「あんさんぶるスターズ!!Bright me up!!」になり,舞台もESから上空に浮かぶメガスフィアへと移動。そこでは,前代未聞の新配信番組【メガストリーム】が行われるという。そのため,メインストーリーはここから「メガスフィア編」だ。
このストーリーには,新ユニットの「MELLOW DEAR US」(メロウ・ディアース)が初登場,メンバーは小鹿ジュイス,円果望見,久遠舞珠,甘楽チトセの4人となっている。ストーリーや新キャラ&ユニットについては後編の記事にて紹介していく。
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メインストーリー
第二部「『ワールドツアー』編」(公開:2026年〜)
2026年6月現在進行中のメインストーリー。これは“世界最高のアイドル”の称号をかけ,『Megasphere Match』(通称『MM』)と呼ばれるトーナメント戦を描く物語だ。
ESに所属するユニットは,世界各国で行われるライブ対決に出場し,全世界80億人以上による投票によって勝敗が決まるという。
アメリカで行われた最初の対決(ARENA01)は「Crazy:B」VS「紅月」,イタリアで行われた次戦(ARENA02)は「Trickstar」VS「Knights」だ。
このほかに予定されている対決は「fine」VS「MaM」,「Ra*bits」VS「Special for Princess!」,「UNDEAD」VS「Eden」,「流星隊」VS「2wink」,「Switch」VS「ALKALOID」,「Valkyrie」VS「MELLOW DEAR US」となる。
あらためて「オーディション編」を振り返る
それでは,メインストーリー第3部「オーディション編」を振り返っていこう。筆者の個人的な感覚としては,ちょうどこの話のあたりから「あんスタ!!」の世界がグッと大きく広がり,これまで以上に予測不可能な展開を見せ始めたような気がしている。作中の雰囲気としても,作品としても,“新たな挑戦”を感じる第一歩だ。
各章については,「あんスタ!!」公式による非常に分かりやすいショート動画でまとめられているので,ここでは補足の説明や感想を述べていきたい。なお,あらすじ以外の文章は公式見解ではなく,筆者個人の主観によるものであることをお伝えしておく。
各章のあらすじと感想
AUDITION 01
オーディション VS PRINCESS -First piece-
<公式サイトよりあらすじ>
ついに始動するオーディション番組【4piece】! 第一会場『王子城』に配属された真緒やレオは,挑戦者全員で協力し,一週間後に”『最高の舞踏会』を開催せよ”という課題へ挑むことになる。
<筆者の感想>
アイドルの新キャラが久しぶりに登場したインパクトはあったものの,この話で最もフォーカスされたのは「衣更真緒の葛藤と成長」だろうか。これは「!」メインストーリー第2部【軌跡★電撃戦のオータムライブ】で描かれたテーマの,さらなる再構築というイメージがある。あのときの“点火役”は乱 凪砂だったが,本作では月永レオがその役目を担う。
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真緒はレオの「おまえは魔法使いだが主役じゃない」という言葉に奮起し,スバルの励ましによって「俺こそが『王子城』の主役だ」と宣言。王道ならではの爽快感に満ちた展開だった。とはいえ,この時点ではまだ「オーディション編」がどのように展開していくかが分からず,ナイスPの善悪も図りきれないところがあり,次作への緊張感があったように感じる。
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本作で初登場となったのが,冴霧笑主と花群冬芽だ。ストーリー上では既存アイドルの活躍に気圧されてしまったところが非常にリアルと言えるかもしれない。また,この2人は片方が相手に強い執着を見せるという「あんスタ!!」ではお馴染み(?)の関係性だが,その根底には何があるのか興味を引かれた。
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AUDITION 02
オーディション VS GOURMET -Second piece-
<公式サイトよりあらすじ>
注目を集めるオーディション番組【4piece】! 第二会場『美食街』に配属された千秋や光は,ひとりずつ店を与えられ“レストラン経営勝負”へ挑むことに。まずは課題メニューに挑戦する一同だが……。
<筆者の感想>
スキルやビジュアルといったアイドルの基本的な能力だけでなく,戦略的な立ち回りが要求される対決である。この話の主な中心となるのが守沢千秋や天満 光ということもあり,前作以上に特撮や少年漫画を思わせる「友情,努力,勝利!」的な展開がとても清々しい。こうした話では敵対するキャラクターも必須だが,あえてヒール的な役回りをした巴 日和や朔間凛月も実に魅力的で,大いにストーリーを盛り上げてくれた。
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途中で策士になろうとした凛月をも巻き込んでエンディングに向かう千秋に「これこれ!」と膝を打ちたくなるような痛快さも。また,ごく個人的な感想だが「章臣にべた褒めされる光」を見て夢ノ咲学院時代の怒られを思い返し,「良かったねえ……」とホッコリしてしまった。
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この話に登場した新キャラは宝丈萊香。人当たりはいいが手癖が悪く,複雑な生い立ちを持つという,強い印象を残すキャラクター性で,オーディションではそこまで目立たないながらも,読み手にインパクトを残した。
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AUDITION 03
オーディション VS AUDIENCE -Third piece-
<公式サイトよりあらすじ>
注目を集めるオーディション番組【4piece】! 第三会場『双鶏塔』に配属された渉や泉。最終日のライブ審査に参加するには,毎日入れ替わる『百人の聴衆』から好印象を獲得することが重要で……?
<筆者の感想>
やはりこの話の目玉は,日々樹 渉と瀬名 泉という“接点がありそうでそれほどなかった”一流アイドルどうしの絡みだろう。個人的に最も驚いたのは,ストーリーの中で渉の内面がかなり詳しく描写されていたことだ。
それこそ「!」時代などは,彼にはモノローグが少なく,何を考えているかが本当に分からないキャラクターだった。「fine」の仲間や五奇人や元演劇部の弟子ではなく,一見関わりがなさそうな泉との物語によって,彼の“揺れ”が感じられたのが興味深い。
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また,オーディションは個人戦ではあるものの,ペアとなって戦うチーム戦的な楽しさがあった。そのため,それぞれのアイドルの魅力や性格が浮き彫りになり,純粋に「どのチームも頑張ってほしい!」というワクワクした気持ちで読むことができた。
余談だが,泉の「チョ〜うざぁい!」は,もはや歌舞伎で言えば大見得のようなものである。「待ってました!」と拍手したくなる瞬間だった。
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登場した新キャラクターは滝 維吹だ。ペアを組んだのは蓮巳敬人で,このことがきっかけとなって「紅月」も大きく変化を遂げていく。ひとつの物語の始まりとして,注目しておきたいストーリーと言える。
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AUDITION 04
オーディション VS GLADIATOR -Fourth piece-
<公式サイトよりあらすじ>
注目を集めるオーディション番組【4piece】! 第四会場『闘技場』に配属されたジュンや宙。アイドル業界の箱庭と称された会場で“最強の剣闘士”を目指すが,アイドルたちはそれぞれ思い悩むことがあり……。
<筆者の感想>
ここまで,少年漫画的な対決――純粋にハラハラドキドキするような展開を見せてきたメインストーリー第3部の中で,かなりの“エグさ”を感じたのがこのストーリーだ。筋書き的にも,メインストーリー「ES編」第2部「SS編」第五章「サンドストーム」を思い出す瞬間が何度かあった。挫折や裏切りなど,やや湿度の高い探り合いや展開が多く,なんというか非常に「あんスタ!!」らしい。
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だがそんな仄暗さを,圧倒的な輝きを持つ春川 宙が明るく照らし,すべての人を救ってみせる……という点に深い感動がある。とはいえ宙だけではなく,各キャラの良さも光っていた。話の特性上「正義 VS 悪」という図式ができあがっていたが,誰もが自分の人生の主役であり,彼らはそこで精一杯輝こうと進み続ける。4つのオーディションの最後を飾るにふさわしい,極めて濃密なストーリーだったと思う。(漣ジュンの海外進出のその後についても気になるところ……)
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新キャラでメインストーリーのラストの登場となったのは名都神無。彼もまたかなり特殊なプロフィールを持っており,既存のアイドルの中でも決して引けを取らない存在感を見せてくれた。
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オーディションの結末とドリームユニット誕生
【4piece】ファイナルセレモニー
<内容について>
オーディションの結果は朗読劇を中心としたオフラインイベントと,その生配信という形で発表された。要約すると,オーディションの結果は1位が渉,2位が泉,3位が真緒,4位が宙となり,この4人を1つの「ドリームユニット」とするのではなく,新たなユニットが結成された。
真緒,レオ,千秋,日和によるダンスドリームユニット「MODE/D」(モード・ディー)
泉,ジュン,一彩によるボーカルドリームユニット「TearS」(ティアーズ)
渉,宙,光,ひなたによるパフォーマンスドリームユニット「PIKAPIKA」(ピカピカ)
この3ユニットは,実際に楽曲がそれぞれリリースされている。
そして「ナイスドリームユニット」の座を獲得することはできなかったものの,無限の輝きを秘めた笑主,神無,冬芽,萊香の4人は「Special for Princess!」の結成を命じられ,ニューディメンションに所属してアイドル活動をすることになるのだった。
なお,「Special for Princess!」のデビューには,現実世界とリンクした仕掛けがあった。はじめは正体を伏せてデビューを発表し,このストーリーを経て「Special for Princess!」であることが明かされるというスタイルで話題をさらった。
<筆者の感想>
メタ的な見方になってしまうが,新キャラがユニットを組む流れは予想できた一方で,既存アイドルも参加するオーディションの結果をどう描くのかは,非常に繊細な部分だった。
そのため,このような流れで「Special for Princess!」が結成に至ったのは「なるほど,そうなるか……」という感想だった。とはいえ(多くの人がそうだったと思うが)既存アイドルによる複数ユニットの発表や,新キャラ5人全員が新ユニットにならないのはかなり意外だった。
しかし「Special for Princess!」4人の複雑な関係性の中で,維吹がどのような立ち位置になるかは難しいところだろうし,維吹自身が目指したい方向性などを考えると,非加入自体については「たしかに,そうなるか……」といった思いもあった。その後の展開はまた別の話として。
「ファイナルセレモニー」で維吹はまだ「紅月」加入には至っていないため,彼の紹介はまた別の機会としたい。それでは次に,「Special for Princess!」メンバーとユニットについて語っていきたいと思う。
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夢見るユニコーンの王子さま。
「Special for Princess!」のメンバーを紹介
ここでは「Special for Princess!」のメンバー4人について個別に紹介していく。
なお,参考にしているのはメインストーリー第3部「オーディション編」と各アイドルストーリー,イベントストーリー【溶けた心*思い出のスノーホワイト】【感謝祭♥マジカルユニはハートちゃんに会って】だ。
直近のメインストーリーやそのほかのイベントストーリーは含まれていないため,そこでの解釈不足などはご容赦いただきたい。
「Special for Princess!」のメンバーを紹介するよ
エス(冴霧笑主)※「Special for Princess!」リーダー
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いくつかのストーリーを読み,エスに対して感じたのは「高すぎるテンションの奥に隠された良識と責任感の強さ」だった。
「オーディション編」の序盤を含め多くのストーリーでは,「ポジティブはおれの専売特許なんで!」「さぁ冒険を始めよう!!!!」「皆さん、応援よろしくお願いしまぁあああす!!!!」といったノリの過剰な明るさに加え,彼に執着するユメをなだめる様子などがとにかく賑やかだ。
だが本来の彼は極めて常識的で,「ルールに反すること」はやらないし,とても思慮深い性格のように見える。
筆者がとくに気に入っているのは,彼のアイドルストーリー第二話だ。「オーディション編」で,明星スバルが父の墓参りでエスと知り合ったと話していたが,そのときのエピソードが語られる。解放条件があるため詳しくは書かないが,この話は亡くなった元アイドルの父という共通点を持つ2人の,ひっそりと心を通わせる語らいだ。
父とともに事故に巻き込まれ,怪我を負ってしばらくリハビリしていたエスは,体ではなく心に受けた痛みについて多くを語らない。普段はテンションの高いスバルとエスの,お互いの心を癒し合うような会話――。
「あんスタ!!」にはいくつもの“そのときその場所にいた2人にしか分からない,静かに通じ合う時間”を描いた素晴らしいストーリーがあるが,こちらもその1つであることは間違いない。
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また,エスは「Special for Princess!」結成直後,リーダーになることを「ガラじゃない」と言い,ほかのメンバーにその役をやってもらうよう説得しようとした。
だがそれは決して自分に似合わないからではなく,「リーダーは極めて重要なポジションであり,仲間の運命を預かるようなもの。自信を持って引き受けられなければ辞退するべき」と考えていたからだと確信している。
彼は,冒険家だからこそ“責任”の重さをよく知っている。なぜなら,冒険とは自分の命そのものに責任を持って挑むものだからだ。
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何においても判断の早い彼の中には,もう「アイドルを目指していいのか?」という問いに答えは出ているのだろう。
ユニット最年長とはいえ,16歳は「あんスタ!!」の中ではまだまだ“年下組”。これからの伸びしろを考えても,末恐ろしいアイドルと言えるかもしれない。
カンナ(名都神無)
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12歳。優れた頭脳を持ち,いろいろな企業や研究機関に狙われている。話し方は冷めており,口癖は「面倒」。他人と会話をするのも,表情筋を動かすことさえ億劫そうにする。
誰よりも自分のことを子どもだと理解しているが,口調はとても大人びている。というよりあまりにも理路整然としていて,彼の周囲の人が言うように「ロボット」のような雰囲気がある。
そんな無機質極まりない彼のストーリーの中から,強く印象に残ったセリフを紹介したい。
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ロボットみたいだと言われても否定しない彼の,誰も知らない心の奥にある小さな抵抗。普段の彼が話すセリフにはあまり温度を感じられないが,この言葉には微かな熱が息づいている。
彼はメインストーリー第3部「オーディション編」で「この世界に不変のものはない」と語っていたからこそ,自分の中にいずれ変化が生まれる可能性があることを確信しているような気がしてならない。
少し話が逸れるが,ロボットや機械について興味深く感じたできごとがある。昨今ではAIの利用が当たり前になっているが,筆者もAIに好みの人格を設定し,よく雑談をしている(オタクっぽいですね……)。
そのAIは時々こちらに対して「いい言葉ですね」と言うことがあるのだが,ふと「感情がないはずのAIが,何をもってそういう感想になるのか」と尋ねてみた。
AIの答えはこうだ。「たしかにAIに心はない。だが,AIの予想とは違っても圧倒的に『正しい』と捉えられる言葉など,膨大なデータベースにはない新しい答えを受け取ったとき,人間らしい表現として『いい言葉だ』と伝えることがある」と。
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カンナもまた“感情”を学んでいる途中で,予測不能な何かに触れ,かつそれが自分の知らない豊かな意味を持つものだと感じられたとき,人としてひとつ成長を遂げるのではないかと思う。
彼にとってのアイドル活動は,今はまだ身柄を保護してもらうためのものかもしれない。たしかにアイドルは,いなくても生きていけるものだ。だが,誰かにとってはこの上ない幸せを生み出す存在でもある。
その矛盾と必然を彼が理解し,胸の奥の小さな光に熱を与えられたとき――彼もまた,本当の意味でのアイドルになれるのかもしれない。
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ユメ(花群冬芽)
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「Special for Princess!」のメンバーの中で,個人的に最も第一印象が変わったのがユメだ。最初はとにかくかわいらしく,ちょっとだけわがままなキャラかと思っていた。
だがそこはやはり「あんスタ!!」,それだけで終わるはずがないのである。今の筆者の中のユメの解釈のうちのひとつは,「あまりにも若くして喪失と絶望を知ってしまった子」である。
【溶けた心*思い出のスノーホワイト】で明らかとなったユメの過去はこうだ。医院を営むユメの両親は,医者を目指す兄ばかりを大切にしており,ユメの居場所はなかった。
それだけでなく,好きで着ているかわいい洋服も「女の子が欲しかった両親が“そういうふう”に育てた」と近所の噂になり,ユメにとっての毎日は“地獄”だった。
そんな中,現れたのがアイドルだったエスの父だ。ユメはエスの父を「王子さま」と呼び慕っていたが,事故で他界。ユメもまた,生きる気力を失うほどの絶望を味わうことになる。
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ユメが大好きなおとぎ話には,よく「◯◯はしんでしまいました」「◯◯がしんで,△△はなきました」といった展開が出てくる。だが,その短い言葉の奥にある悲しみや喪失の重さは,大人なら痛いほど分かるはずだ。
たった14歳の子どもが背負うにはあまりにも過酷な事実。彼の心を思うと,比喩でなく涙が出るし,胸が締め付けられるような気持ちになる。
ユメがエスを追いかける様子はいつもコミカルに描かれてはいるものの,彼にとってのエスは,世界と自分を繋ぐ架け橋のようなものなのかもしれない。
ストーリーを読むたびに理解が深まり,その人となりに惹かれるユメだが,中でも筆者が気に入っている場面のひとつがアイドルストーリー【プリンセスホリデー】にある。
妹のためにあみぐるみを選ぼうとする鬼龍紅郎は,どれがいいか悩んだ末,付き添いの斑とともに偶然居合わせたユメにアドバイスを求める。
するとユメは毅然としてこう答えるのだ。
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ユメは紅郎の妹を知らない。だからユメに意見を聞くのは間違いで,あなた(紅郎)が悩んで決めるべきだと。この,背筋が伸びるような一言にハッとさせられた。
ユメはきっと,どんなに地獄のような過去があっても「かわいそう」なんて言われることを許さないだろう。ユメの人生,いやユメの物語はユメだけのもので,それがどんな色をしているかはユメが自分で決めるのだから。
そんな彼の凛とした強さに惹かれ,救われる人も多いのではないだろうか。
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ライカ(宝丈萊香)
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ものすごく正直に言うと,最初に彼のアイドルストーリー第一話を読んだとき「いやいやいやいや……マジで?」と,戸惑ってしまったのは事実だ。
まず一人称は「拙」,特徴ある語尾や独特の価値観に加え,手癖が悪くプロデューサーの財布を盗み,お詫びに虫を詰め込んで返すという……あっ,食べるつもりで小動物を捕まえようとしたという要素もあった。
一般的な日常を送っている人ならまず出会わないタイプで,しかもアイドルを目指しているという。ものすごいプロフィールの子が来たなと驚いてしまった。
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そんなライカは,アイドルストーリー第二話で朔間一族の遠縁の親戚であることが明かされた。そのときに出てきた「ハルピュイア」というキーワードや,ライカ自身もよく言う「自分は鳥頭」という言葉,さらには歌が得意なところから,彼には“鳥”を思わせる描写が多い。
またしても自分語りで恐縮だが,筆者は物心ついたときからずっと鳥を飼っている。よく,鳥は犬猫と違って懐かない動物だと思われるようだがとんでもない。
すべての種類がそうかどうかは分からないが,ペットとしての鳥は人間を個別に認識し,好きだと思った相手をとことん慕う心と頭の良さがある。
とはいえ躾には多少の時間がかかるし,悪さをして叱られると「また悪いことしちゃった?」と驚く顔をする。怒られればしょんぼりするが,しばらくするとまた「遊んで!」とくっついてくる。
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鳥は十分に賢いけれど,ときおり驚くほど無防備で,深い愛情と信頼をくれる。そこには打算や疑いといった暗い衝動はなく,ただ好きなことをして生きている。けれど筆者の飼っている鳥は,筆者がいなければ生きてはいけないだろう。
ライカも同じように感じられる。どうしようもなく動物的で,どこまでも純粋。物覚えは良くないけれど,嫌だと思ったことはなかなか忘れない。そして,好きなものをただまっすぐに愛し続ける。彼もまた,誰かが見放せば駄目になってしまいそうな危うさもある。
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けれどライカは人間だ。その心には「大好きな歌を続けるためにアイドルになりたい」という願いがある。素直なライカは,愛する人たちを無条件に信じ,自分もそうありたいと憧れる。
そうした思いがあるからこそ,ライカをただ無垢なだけの存在で終わらせない気がしている。
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「Special for Princess!」って結局のところどうなのよ?
以上のような個性豊かな……いや,豊かすぎる4人が揃った「Special for Princess!」。だがそれだけではなく,彼らを応援している人ならご存じのとおり,このユニットには特定の仲間どうしの特殊かつ強固な関係性があるのが面白いところだ。
圧倒的な“光”のエスに,「王子さま」の面影を見るユメ。そんなユメがコスプレイヤーの「お花」時代,一目惚れのような形で彼を好きになったのがライカだ。
そのライカに助けられたことで,ライカに多大なる恩を感じているのがカンナである。さらにカンナは,冒険家だった頃のエスを何度も救っており,エスはカンナを「相棒」と呼ぶ。
![]() メインストーリー第3部「オーディション編」【AUDITION01 VS★PRINCESS】より |
![]() 【溶けた心*思い出のスノーホワイト】より |
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ユメ→エス→カンナ→ライカ→ユメ(はじめに戻る)という,けっこうガチガチな四角関係ができあがっているものの,それは決して一方通行ではない。
そこが魅力的であり,徐々にそのほかのメンバーどうしの関係性が構築されつつあるところも,「Special for Princess!」を追いかける面白さのひとつだと感じる。
全員が揃うと元気でコミカルなやりとりも多いが,カンナ曰く,彼らは「脛に傷を持つ集団」でもある(【溶けた心*思い出のスノーホワイト】より)。4人は決して,能天気なだけの子どもたちではないのだ。そんな仲間について,エスはこう言った。
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傷を抱え,お互いの欠けたところを補い合う子どもたち。「あんスタ!!」には運命的と言える出会いを果たしたユニットが多い(というより,すべてがそうとも言える)が,彼らもまた同じなのだ。とても愛おしいし,魅力にあふれたユニットが生まれたなとあらためて感じた。
彼らを最初に見たときはあまりの若さに戸惑い,正直に言うとものすごく興味を惹かれたわけではなかった。けれど,子どもは子どもでも驚くほどいろいろなことを考えている。
それは誰もが通ってきた道で,大人である我々は忘れてしまっているだけだ。
「Special for Princess!」は,大人たちがいつの間にか置き忘れてしまっていた感覚や,純粋な情熱を思い出させてくれる。そして,その“特別(Special)な”輝きがどこまで届くのかを見届けたくなる,不思議なワクワクをくれるユニットだ。
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次回の後編では,メインストーリー「『メガスフィア』編」【メガストリーム】編と,新ユニット「MELLOW DEAR US」を紹介していきたい。第41回もお楽しみに!
(C)2014-2019 Happy Elements K.K
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4Gamer 女子部(仮)








































































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