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アメリカの日刊紙,USA Today(電子版)の報じるところによれば,id Softwareの設立者にしてテクニカルディレクター,そしてFPS界のカリスマプログラマーであるジョン・カーマック氏は,同社が新たに立ち上げたid Mobileにおいて,かつての名作タイトル,「Quake」や「Wolfenstein」などを携帯電話向けに作り直してリリースすると公式に語っている。
これはまた大胆な転身に思えるが,そういえばid Softwareはここ数年,携帯電話や携帯ゲーム機向けのゲームを制作しており,昨年(2006年)初めには「DOOM RPG」を,また昨年(2006年)はNintendo DS向けのファンタジーRPG「Orcs & Elves」をElectronic Artsからリリースし,さすがというかなんというか,高い評価と販売本数のどちらも獲得しているのだ(記事によると,DOOM RPGのダウンロード本数は100万本以上)。打ち上げた観測気球がよい結果をもたらしたので,本格的な参入を決意したということなのだろう。
ちなみに,Orcs & Elvesの制作はid SoftwareにFountainhead Entertainmentというデベロッパが協力しており,実はその創設者はカーマック氏の奥さんの,Katherine Anna Kang氏。さらに実は彼女,id Mobileの責任者も務めており,なんとなく家内制手工業のような雰囲気がなきにしもあらずだが,カーマック氏の本気度が伝わってくるようなこないような話である。いずれにせよ,次世代グラフィックスエンジン「id Tech 5」を使った新作「Rage」のことさえ忘れてくれなければ,モバイル版DOOMはとてもやってみたいなあ。




















