ここでSTUDIOえんが出展していた「FANTASTIC JUNCTION」は,“星を旅する chill-pop サバイバル”だ。たったひとりで故郷のために惑星探査をする女の子の過酷な生活を描く。しかし,この主人公のきょとんとした顔を見てほしい。なんだかとってもユルいのだ……!
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地球が滅んで数万年後の遠い未来,銀河の片隅で,主人公の少女ピッピの旅は始まる。彼女の目的は,未知なる惑星を探査し,素材を集め,原生生物を退け,故郷へ貴重な資源を送り届けることである。
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降り立った惑星では,そこにいる生命体や植生などを「Exploration/探査」して,持っている光線銃で惑星の資源を「Gathering/採取」し,時間がたつにつれて迫ってくる宇宙嵐を避けながら,原生生物を「Survival/戦闘」で撃退しなければならない。
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採取にも戦闘にも使える光線銃だが,撃つためのエネルギーとして青い資源を必要とする。また,原生生物などに攻撃されて減ったライフは赤い資源で回復し,これが食糧を育てるエネルギーにもなる。つまり,探査をして赤と青の資源を集めつつ,原生生物が出現したら討伐することがプレイの基本だ。
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キーボードで移動し,マウスで狙いを定めて撃つ。シンプルな操作はノンストレスだ。植生などを伐採し,湧き出てくる資源を回収する流れも気持ちがいい。戦闘も採取と同じ動作なので,あれこれ考えずに取り組めるのに,大きな充実感を得られる。
モノクロ基調に差し色の入ったビジュアルも可愛らしい。マツダユカ氏の手掛けるアートがすっきりと見やすいことも,プレイのしやすさに寄与している。なにより,ピッピのとぼけた味わいのある可愛さが忘れられなくなる。
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ゲームの大きな目標は,故郷へ食糧を送ることだ。本作には,資源集めをする「サバイバルモード」のほかに,野菜を育てる「ファームモード」と,宇宙船をカスタムできる「カスタマイズモード」が搭載されるそうだ。
今回の試遊では,宇宙船のカスタマイズは見られなかった。だが,アクションシューティングの探査とファーミングのパートを行ったり来たりするプレイは,やめどきを見失うほどハマる予感がする。
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「サバイバルモード」を試遊したあとは,「ファームモード」を見せていただいた。そこではカボチャ・トウモロコシ・インゲンマメが組み合わさったような,謎の野菜を育てていた。ファニーな世界にぴったりの創作野菜なのかと思いきや,これはネイティブアメリカンに伝わる伝統的なスリーシスターズ農法(一緒に育てると,互いが影響しあって良く育つ)をモチーフにしているそうだ。大きく育て,野菜たち!
本作は,「オデッセイ」や「インターステラー」など,宇宙を舞台にした名作からも影響を受けているらしい。ポップなデザインの裏には,仕込まれた設定がありそうだ。しかし,当のピッピはどこまで行ってもポーカーフェイス。彼女はいったい何を想っているのだろうか……。
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ブースでは,開発を手掛けたSTUDIOえん代表の藍葉悠気氏,取締役の河村宣仁氏から話を聞けた。本作は,藍葉氏,河村氏,マツダ氏の3人で制作しており,前作の「パーリィナイトメア」で得た技術を踏襲しつつ,プラスアルファを加えたシステムに仕上げている。実際に開発を始めてからは10か月ほどだが,構想はもっと前からあったのだとか。
今後はピッピのほかにも,個性豊かな性能を備えたプレイアブルキャラクターが追加される予定だそうだ。公式サイト上ではすでに,詳細の明かされていない5体のキャラクターの存在が確認できる。そのなかには,コントローラを持っている半魚人のようなキャラクターもおり,筆者は彼(?)が気になって仕方ない。操作できる日が今から楽しみだ。
また,新進気鋭のアーティストたちが手掛けるサウンドトラックも,本作の「ユルくて心地よい雰囲気」の演出に一役買っている。こちらもぜひ,公式サイトでチェックしてみてほしい。
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2027年のアーリーアクセス開始までには,「サバイバルモード」「ファームモード」「カスタマイズモード」が搭載され,さまざまな惑星の探査を手軽に楽しめるようになるという。ストレスなく,ちょっと遊んでほっこり癒やされる「FANTASTIC JUNCTION」。まずはアーリーアクセスを楽しみに待とう。




























