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「勇者ネプテューヌ」などを手がけたArtisan Studiosがサウジアラビアに新スタジオを開設。同国の積極的な投資を受けての動きか
同社は2016年にフランスのパリで設立され,同年にスタッフ全員がカナダに移り,これまでに「アストリア アセンディング」「勇者ネプテューヌ 世界よ宇宙よ刮目せよ!! アルティメットRPG宣言!!」などのRPGタイトルを開発している。また,公式サイトの情報によると日本市場を重視しており,社内のコミュニケーションも英語,フランス語,日本語で行っているという,国際色豊かなデベロッパだ。
そんなArtisan Studiosが開設するサウジアラビアのスタジオは,200人以上の開発者を雇用し,GCC地域※初のAAAタイトル開発を目指すという。
※湾岸協力理事会(Gulf Cooperation Council)に加盟するサウジアラビア,アラブ首長国連邦,バーレーン,オマーン,カタール,クウェートを指す
近年のサウジアラビアはゲーム産業へ力を入れており,2022年9月には,同国の政府系ファンドPublic Investment Fundが所有するSavvy Games Groupが,1420億リヤル(5兆6900億円)を投資すると明らかにしている。
Artisan Studiosの新スタジオ開設も,そういった動きとまったくの無関係ではないと思われる。同国に拠点を設けるゲーム企業は,さらに増えていくかもしれない。
サウジアラビア,ゲームとeスポーツ業界に対する大規模投資を発表。大手パブリッシャの買収も視野に
eスポーツ運営会社「ESL」と,eスポーツプラットフォーム「FACEIT」を買収したことで話題になったサウジアラビアのSavvy Games Groupが,今後の戦略を明らかにした。発表によれば,大手パブリッシャの買収を含む,総額1420億リヤル(約5兆4700億円)の投資を行うという。
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