完全にデジタル化された大規模ゲームイベント「Summer Game Fest」の開催が発表。期間は5月から8月まで

　北米時間の2020年5月2日，新たなゲームイベント「Summer Game Fest」の開催が発表された。開催は5月から8月までの実に4か月間で，一から設計した完全にデジタル化されたイベントとして，YouTubeやTwitchなど，世界の主要プラットフォームで配信が行われる予定だ。

Summer Game Fest公式サイト

　参加企業として2K，Activision，Bandai Namco，Bethesda Softworks，Blizzard Entertainment，Bungie，CD Projekt Red，Digital Extremes，Electronic Arts，Private Division，Riot Games，Steam（Valve），スクウェア・エニックス，Warner Bros. Interactive Entertainmentの参加が発表されており，さらに，プラットフォームホルダーのソニー・インタラクティブエンタテインメントと，Microsoft（詳細は来週発表とのこと）の名前も挙がっている。追加のパブリッシャについては，数週間以内に発表される予定とのこと。


　期間中，各パブリッシャがグローバルで最新情報を発表したり，ゲーム内でイベントを開催したり，無料デモを公開したりすることになるという。こちらの詳細も，追って明らかになる予定だが，4月14日に掲載した記事でお伝えした「Steam Game Festival」は，この「Summer Game Fest」の一環として実施されるという。

　イベントのキュレーターを務めるのは，「The Game Awards」のホストでゲームジャーナリストのGeoff Keighley氏。長年携わってきたE3への参加を，今年取りやめることを発表したKeighley氏だったが，新型コロナウイルスの影響でE3 2020そのものが中止となってしまったことも記憶に新しい。
　Keighley氏はプレス向けのリリースで，「快適な家にいるファンに向けて，ゲームの最新情報やそのほかの驚きをお届けすることを約束します」と述べている。E3やgamescomなどのメガショウが中止を余儀なくされる中，新しい形のゲームイベントとして「Summer Game Fest」が定着するのか，続報に期待したい。

PHASE 1 pic.twitter.com/GLM0huFLBg

— summergamefest (@summergamefest) May 1, 2020