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KDDIの2014春モデルのスマートフォン&タブレットをチェック。大画面ファブレットにコンパクトなハイスペック機と充実したラインナップ
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印刷2014/01/23 00:00

テストレポート

KDDIの2014春モデルのスマートフォン&タブレットをチェック。大画面ファブレットにコンパクトなハイスペック機と充実したラインナップ

KDDIの2014年春モデルは大画面推しのラインナップ。左は6インチのG Flex LGL23で,右が6.5インチのXperia Z Ultra SOL24。女性が持つとなおさら大きく見える
Android端末本体
 既報のとおり,2014年1月22日,KDDIは,2014年春モデルのスマートフォンとタブレット計5製品を発表した。2013年モデルのスマートフォンでは,5インチ前後のディスプレイパネルを採用するものがほとんどだった。それに対してKDDIの2014年春モデルでは,一回り以上大きい6インチ以上のディスプレイパネルを採用する製品が2機種も投入されるという,大画面推しのラインナップが特徴となっている。

●KDDI(au)の2014年春モデル
・スマートフォン
  • G Flex LGL23:2014年1月25日発売予定
  • Xperia Z Ultra SOL24:2014年1月25日発売予定
  • AQUOS PHONE SERIE mini SHL24:2014年2月下旬発売予定
  • URBANO L02:2014年2月上旬発売予定
・タブレット
  • AQUOS PAD SHT22:2014年2月下旬発売予定

 まずは簡単に,2014年春モデルの傾向について触れておこう。スペック面では,2013年冬モデルから引き続き,SoC(System-on-a-Chip)にはQualcomm製の「Snapdragon 800 MSM8974」(以下,Snapdragon 800)を選択する製品が,5製品中4機種を占めており,Qualcommの天下に揺るぎはないようだ。
 大容量バッテリーの内蔵も同様で,6インチ以上のディスプレイパネルを採用する機種は,いずれも容量3000mAh以上のバッテリーを内蔵している。ただし,薄型軽量化や防水機能を優先した結果だろう,ユーザーによるバッテリー交換をサポートしている製品は1台もない。
 その一方で,画面解像度は1080×1920ドットで横並びだった2013年冬モデルに対して,今回は720×1280ドットの製品も2機種ラインナップされているなど,異なる傾向にあるのは興味深い。

 今回は,シニア向けを意識したという「URBANO L02」以外の4製品について,それぞれの特徴と,発表会場でテストした性能についてレポートしたい。


曲面なだけじゃなく曲がる6インチファブレット

G Flex LGL23


 見た目の奇抜さという点では,LG Electronics(以下,LG)製の「G Flex LGL23」(以下,G Flex)に勝るものはない。正面から見ると,一見ごく普通のスマートフォンに見えるのだが,側面から見ると弧を描いた曲面ボディとなっているのだ。

G Flex LGL23。正面から見るとごく普通のスマートフォンに見えるが(左),横から見ると見事に湾曲している(右)
Android端末本体 Android端末本体

 覚えている人もいるだろうか。かつてSony Ericsson Mobile Communications(現ソニーモバイルコミュニケーションズ)が製造したスマートフォンに,背面が内側に湾曲した「Xperia arc」という製品があったことを。G Flexはその逆を行った……というわけではないだろうが,映像に対する没入感の向上や大画面で操作性,通話のしやすさといった要素を実現するために,この湾曲ボディを採用したのだという。

 曲面ボディと聞いて真っ先に誰の頭にも思い浮かぶのが,「壊れやすかったりしないのか?」だろう。スマートフォンユーザーの多くは,スマートフォンをお尻のポケットに入れたまま椅子に座ったり,スマートフォンを踏んでしまったりしたことがあるだろう。G Flexの形状はとても頼りなく見える。
 もちろんはLGはちゃんとその点に配慮している。G Flexのボディは柔軟性があり,フラットになるくらい荷重をかけても,ちゃんと曲がった状態に戻るのだ。その様子を撮影したムービーを掲載しておこう。まっすぐになったG Flexがきちんと元の形状に戻ったうえ,正常に動作し続けているのはなかなかの見物である。


片手で持った状態から親指を動かしてみたが,横はさすがに指が届かない。やはり6インチは大きい
Android端末本体
 説明員によると,G Flexは面加圧で40kgfまで耐えられ,体重約80kgの男性が,尻ポケットにG Flexを入れたまま座っても問題ないとのこと(※勢いよく座ったら壊れることもあるだろうが)。ある程度は堅牢性を確保しているわけで,単に異色の形状というだけで終わっていないのには好感が持てる。
 ただし,広い面ではなくピンポイントで大きな圧力がかかると,内部の基板がダメージを受ける可能性があるそうで,そうした圧力は可能な限り回避してほしい,とのことだった。「ハイヒールのコンパニオンさんにかかとで踏んでもらおう!」なんてことは考えないように。

 G Flexを縦位置で正面から見ても,ボディが湾曲していることは感じにくい。つまり,使用感自体は普通のスマートフォンと変わらないわけだ。だが,これを横位置にすると,事情が変わってくる。大袈裟にいえば映画館のスクリーン風とでもいうか,顔に近づけて映像を見るときの没入感は,謳い文句どおりでなかなかのものだ。
 スマートフォンで動画視聴を楽しんでいる人は多いと思うが,大画面で動画を楽しむ場合,G Flexの曲面ボディは大いにありではないだろうか。

左写真は縦位置状態。曲がっているのは分かるが,一般的なスマートフォンとの差は感じない。これを横位置にしたのが右写真。湾曲しているのがよく分かり,顔を近づけるとちょっとした映画館気分に浸れる
Android端末本体 Android端末本体

 ボディの各部も見ていこう。G Flexの4側面に,ボタンの類はない。[電源/スリープ]ボタンと音量調節ボタンは,背面上部にあるアウトカメラの下にレイアウトされている。ちなみにこの配置は,LGが2013年8月に発表したスマートフォン「LG G2」と同じものだ(※LG G2の日本向けモデルはNTTドコモが発売中)。

Android端末本体 Android端末本体
本体背面。アウトカメラの下に[電源/スリープ]ボタンと音量調節ボタンがある(左)。手に持ったときに,ちょうど人差し指の届く位置だ(右)

本体下側面。左からフルセグ受信用のロッドアンテナ,USB Micro-B端子,ヘッドセット端子が並ぶ
Android端末本体
 そのほかのインタフェース類は,本体下側面にヘッドセット端子,USB Micro-B端子,フルセグ受信用ロッドアンテナがまとめて配置されている。一方で,microSDカードスロットは本体になく,付属の「microSD リーダライタ」を介して接続できるだけだ。内蔵ストレージ容量は32GBあるので,アプリだけなら問題は少ないと思うが,動画や音楽を大量に入れたいユーザーにとっては問題となるかもしれない。

Android端末本体
内蔵のフルセグ受信用ロッドアンテナは本体下側面から伸びるので,事実上横画面視聴専用だ
Android端末本体
付属の「microSD リーダライタ」。データ交換程度なら十分だが,アプリの保存には無理がある

有機ELパネルの視野角は未公開だが,170度付近まで傾けても,画面の視認性は良好だった
Android端末本体
 搭載するディスプレイは,6インチサイズの有機ELパネルで,解像度は720×1280ドットである。5インチ級で解像度1080×1920ドットが珍しくない今日(こんにち)では物足りなく思えるかもしれない。
 パネルの視野角は未公開となっていたが,上下左右176度くらいまでは十分に見られる。発色は良好で,気持ち暖色系が強いといった印象を受けた。液晶/有機ELパネルの製造も手がけるLGならでは,といったところだろうか。
 タッチ面と表示面までの距離が近いので,指と画面が離れてみえる違和感を感じにくい(※LGではこれを「Zerogap Touch」と称している)のも好感触だった。

 スペック面に目を向けると,SoCは冒頭で述べたSnapdragon 800を採用し,動作周波数は最大2.3GHzだ。メインメモリ容量は2GBで,内蔵ストレージ容量は前述のとおり32GBとなっている。高速なSoCのおかげで,各種操作に対するレスポンスも速く,キー入力の応答性やスクロールへの追従性はすこぶる良かった。
 一方,G Flexが採用するOSはAndroid 4.2(Jelly Bean)で,最新のAndroid 4.4(KitKat)はおろかAndroid 4.3(Jelly Bean)ですらない。実は今回のKDDI 2014年春モデルは,どれもOSがAndroid 4.2なのである。手堅く使い慣れたOSであることを重視した,ということだろうか。カスタマイズ面で独自性が目立つ要素もないが,ホーム画面をカスタマイズするときに,曲面パネルを前提とした独自のデザインが選べるのは,ちょっと面白い。

 ところで,G Flexのスペックを見ていて気になったのは,重量が約178gと重いことだ。6インチの有機ELパネルに3500mAhのバッテリーを内蔵すれば,それは重くなるだろう。とはいえ,重心位置が中央からかなり下に設定されているうえ,曲面形状のおかげもあってか,手に持ってもそれほど重いとは感じなかった。

 それでは,筆者のテストレポートでは恒例のベンチマークテストを実施してみたい。テストはAndroid版「3DMark」のAndroid版によるグラフィックス性能の計測と,連射測定アプリケーション「ぺしぺしIkina」による液晶パネルの連打に対する応答性計測,さらに,Androidの開発者向けオプションを利用したドラッグ操作の追従性チェックも実施した。デモ会場でのテストということで,試行回数が各1回のみと少ないのはご容赦を。

 まずは3DMarkの結果を見ていこう。「Ice Strom」プリセットと「Ice Strome Extreme」プリセットで,測定上限「Maxed out!」に達するのは,もはやSnapdragon 800ではお約束といった感があるものの,テスト中のフレームレートを観察していたところ,シーンによる変動がずいぶんと少なく見えた。また,Physics test時のフレームレートも高いので,Snapdragon 800のドライバソフト周りで最適化が進んだと思われる。

3DMarkの測定結果。左からIce Strom,Ice Strom Extreme,Ice Strom Unlimited
Android端末本体 Android端末本体 Android端末本体

ぺしぺしIkinaの結果。50タップ付近までの応答性は良好だった
Android端末本体
 ぺしぺしIkinaの結果は,連射回数が93〜96になるように連射して,スコアは「86」だった。50タップあたりまでは飽和することなく処理できており,51タップめ以降は,8〜10タップごとに飽和を確認した。
 測定結果は上々なのだが,G Flexの形状では,連射がとてもやりにくかった。手に持ってプレイするなら問題は感じないが,机の上に置いてプレイするといった場合は,左右に何か枕代わりになるものが欲しくなるかもしれない。

 ドラッグ操作の追従性チェックは,1本指で2分間ドラッグし続けるという方法で行った。G Flexではドラッグが途切れるようなことはなく,画面端での反応にも問題はなかった。かつてのスマートフォンでは,これが途切れることがあり,ドラッグ操作の時間が長いゲームで問題になることがあったものだが,G Flexはそうした心配とも無縁のようだ。

Android端末本体 Android端末本体
ドラッグ操作の追従性チェックをしたところ。左は円を描いたもので,右は画面端の反応をチェックしたもの。短時間だったがエラーは生じず

 どうしても,曲面ボディという奇抜さばかりが目立ってしまう製品とはいえ,G Flexはスマートフォンとしての基礎がしっかりした製品であると感じられる。強度面の心配はあまりしなくて済みそうなので,買ってすぐに壊れるということもなさそうだ。興味のある人は店頭で触って,曲面ボディが気に入るかどうかを試してみてはいかがだろうか。

●G Flex LGL23の主なスペック
  • メーカー:LG Electronics
  • OS:Android 4.2(Jelly Bean)
  • ディスプレイパネル:6インチPlastic OLED(POLED,有機EL),解像度720×1280ドット
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 800 MSM8974」(クアッドCPUコア,最大CPU動作クロック2.3GHz)
  • メインメモリ容量:2GB
  • ストレージ:内蔵(容量32GB)
  • アウトカメラ:有効画素数約1320万画素
  • インカメラ:有効画素数約240万画素
  • バッテリー容量:3500mAh(※着脱不可)
  • SIM:microSIM
  • LTE対応:受信時最大150Mbps
  • 無線LAN対応:IEEE 802.11a/g/n/ac
  • 連続通話/3G待受時間/LTE待受時間:約1260分/約690時間/約670時間
  • 本体サイズ:約82(W)×161(D)×8.8〜9.7(H)mm
  • 本体重量:約178g
  • 本体カラー:ブラック
  • 主な対応サービス&機能:Eメール(@ezweb.ne.jp),SMS,グローバルパスポート(LTE/GSM/GPRS/UMTS),ワンセグ,フルセグ(アンテナ内蔵),おサイフケータイ,NFC,赤外線通信,Bluetooth 4.0,Wi-Fiテザリング(最大8台)


ようやく国内初登場のXperia版ファブレット

Xperia Z Ultra SOL24


 半年以上前の2013年6月に,ソニーモバイルコミュニケーションズが発表して話題を呼んだ,6.4インチ液晶パネル搭載のファブレット「Xperia Z Ultra」。日本でもイベントで展示されたことはあったにも関わらず(関連記事),なぜかなかなか登場しなかったのだが,それがようやく「Xperia Z Ultra SOL24」(以下,Z Ultra)として,KDDIから発売されることとなった。

Xperia Z Ultra SOL24
Android端末本体

Z Ultra(左)と,ファブレットの代表格「GALAXY Note 3」(右)を並べて。GALAXY Note 3のディスプレイは5.7インチもあるのだが,Z Ultraの隣では普通のスマートフォンに見える
Android端末本体
 スマートフォンとタブレットの中間にあるファブレットにカテゴライズされるZ Ultraだが,幅92mm,奥行き179mmのボディは,まあとにかくデカい。もちろん単体で通話できるのだが,これを顔の横に当てて「もしもし」というのは,さすがに違和感を感じる人が多いのではと,余計な心配をしたくなる。

 6.4インチサイズの液晶パネルは,ソニーのテレビで培われた技術を応用したという液晶パネル「トリルミナス ディスプレイ for mobile」を採用。発色もなかなか良好だ。解像度は1080×1920ドットと,今となってはごく普通だが,これくらい画面サイズが大きいと,スマートフォン向けにデザインされたWebページは逆に読みにくいかもしれない。むしろ「PCサイトをPCと同じように見たい」というユーザーに喜ばれるだろう。
 また,動画やゲームは5インチ級のスマートフォンでプレイするよりも没入感があり,画面上のボタン類も大きく表示されるので押しやすい。携帯性はともかく,案外ゲーム用途に向いた製品かもしれない。

Android端末本体
本体前面。左右のベゼルは非常に細い。インカメラやセンサーは上側にあり,下側のホームキーなどはタッチ式だ
Android端末本体
大きくてもフルフラットな本体背面。カラーバリエーションはパープルとホワイト,ブラックの3色展開

角張っている印象を受けるが,側面の上下が斜めにカットされているようなデザインなので,角が手に当たるような不快感はない
Android端末本体
 ボディデザイン自体は,「Xperia Z」で確立されてXperia各製品に踏襲されたのと同じ,両面フルフラットのモノリスめいたデザインだ。大きさはともかく,手に持った印象は人気の「Xperia Z1」シリーズと似ており,各辺が丸みを帯びた形状は,手に角が当たって不快になることもない。
 運用でむしろ注意すべきは,尻ポケットに入れた状態で座ったりしないことだろう。確実に曲がりそうだ。Z Ultraをポケットに入れる人は少ないだろうが,注意するに越したことはない。

Android端末本体 Android端末本体
本体上側面にはスピーカーがあるのみ(左)。本体下側面にはスピーカーとストラップホールがある(右)

左写真は本体左側面。防水カバーの内側にUSB Micro-B端子がある。中央はクレードル用の接点だ。右写真は右側面で,中央に銀色の[電源/スリープ]ボタンがあり,その左に音量調節ボタンが配置されている。カバーの内側にはmicroSDカードスロットとSIMカードスロット。一番右のヘッドセット端子はキャップレス防水仕様だ
Android端末本体 Android端末本体

 スペック面は,現在販売中の2013年冬モデルである「Xperia Z1 SOL23」と,ほぼ同等だ。SoCにはSnapdragon 800を採用し,メインメモリ容量は2GB,内蔵ストレージ容量は32GBである。G Flexとは異なり,こちらはきちんとmicroSDカードスロット(最大64GB)も備えているので,仕様面で物足りなさを感じることはあるまい。
 Xperiaでは定番である,ソニー独自の「WALKMAN」アプリや動画再生アプリなど,専用アプリの使い勝手も良好だ。

 ベンチマークテストだが,試作機はまだチューニング中とのことで,ドラッグ操作の追従性チェックはできなかった。
 3DMarkの結果はG Flexとほぼ同等で,SoCの性能どおりといったところだろうか。Ice Stromの「Graphics test 1」で,フレームレートが上限の60fpsに達していたのには,少々驚かされた。フレームレートではG Flexよりも若干優秀だ。

3DMarkの測定結果。左からIce Strom,Ice Strom Extreme,Ice Strom Unlimited
Android端末本体 Android端末本体 Android端末本体

ぺしぺしIkinaの結果。16タップめ以降で飽和が目立つため,スコアは伸びず。RPGやカードゲームならば問題ないが,連射系は厳しい
Android端末本体
 一方,ぺしぺしIkinaの結果は振るわず「72」。15タップめまではスムーズに応答していたが,以降は8〜9タップごとに短い飽和を確認した。こちらもまだチューニング不足の面があったのだろうか。

 大きさを考えると,Z Ultraはスマートフォンというよりも,タブレット的な使い方をメインとするユーザー向けの製品だろう。スマートフォンとタブレットを2台持ち歩いているような人が,荷物を減らしたいというときに良い選択肢になると思う。大きな画面と高性能なSoCのおかげで,ゲーム用途にも活用できるだろう。

●Xperia Z Ultra SOL24の主なスペック
  • メーカー:ソニーモバイルコミュニケーションズ
  • OS:Android 4.2(Jelly Bean)
  • ディスプレイパネル:6.4インチ液晶「トリルミナス ディスプレイ for mobile」,解像度1080×1920ドット
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 800 MSM8974」(クアッドCPUコア,最大CPU動作クロック2.2GHz)
  • メインメモリ容量:2GB
  • ストレージ:内蔵(容量32GB)+microSDXC(最大64GB)
  • アウトカメラ:有効画素数約810万画素
  • インカメラ:有効画素数約220万画素
  • バッテリー容量:3000mAh(※着脱不可)
  • SIM:microSIM
  • LTE対応:受信時最大150Mbps
  • 無線LAN対応:IEEE 802.11a/g/n/ac
  • 連続通話/3G待受時間/LTE待受時間:約1420分/約740時間/約710時間
  • 本体サイズ:約92(W)×179(D)×6.5〜6.8(H)mm
  • 本体重量:約214g
  • 本体カラー:ブラック,ホワイト,パープル
  • 主な対応サービス&機能:Eメール(@ezweb.ne.jp),SMS,グローバルパスポート(LTE/GSM/GPRS/UMTS),ワンセグ(※同梱される「ソニーモバイルTVアンテナケーブル01」の接続が必要),フルセグ(※同梱される「ソニーモバイルTVアンテナケーブル01」の接続が必要),おサイフケータイ,NFC,赤外線通信,Bluetooth 4.0,Wi-Fiテザリング(最大10台),防水(IPX5/8),防塵(IP5X)


4.5インチでもフルスペック

AQUOS PHONE SERIE mini SHL24


 大画面機種が目立つKDDIの2014年春モデルだが,「最新スマホは大きいものばかりで困るよ……」という人に向けた,コンパクトかつ高性能な製品も用意されている。それがシャープ製の「AQUOS PHONE SERIE mini SHL24」(以下,SERIE mini)だ。「小さい端末ラブ!」の筆者は,今回のラインナップで一番のお気に入りがコレである。

4色のカラーバリエーションを用意するAQUOS PHONE SERIE mini SHL24
Android端末本体

SERIE miniは非常に狭いベゼルが特徴。写真でも分かるように,左右が非常に狭く,上部は少し広い
Android端末本体
 4.5インチサイズと,2014年春モデルでは一番小さな液晶パネルを採用し,かつ,シャープ得意の3面狭額縁仕様のボディを採用したおかげで,本体サイズは約63(W)×124(D)×9.9〜10.3(H)mmと,非常にコンパクトに収まっている。
 ちなみに,ソフトバンクモバイルの2013年冬モデル「AQUOS PHONE Xx 302SH」(以下,302SH)も,ほぼ同じ狭額縁仕様のボディを採用しているが,SERIE miniは302SHよりも一回り小さい。

 狭額縁仕様は見た目がスッキリとしているうえに,画面が目立って引き立つような印象を感じるのもいい。狭い額縁を実現するため,インカメラが液晶パネルの上側ではなく,下側にあるのもユニークだ。この配置は302SHと同じもので,もちろん,この配置でも自分撮りに不便はない。
 背面形状はラウンドフォルムで,約63mmの幅と10mm前後のほどよい厚みも手伝って持ちやすさは良好。左手だけで持っても,右側面にある[電源/スリープ]ボタンや,液晶パネル下側の音量調節ボタンに余裕で指が届くなど,片手持ちで使えるスマートフォンとしては,かなり理想的なサイズとレイアウトではないだろうか。重量も約115gと軽い。

Android端末本体
幅は約63mmで,片手操作がとてもしやすい。ちなみに,一般的な350mlの缶ジュースの幅は64mmで,このサイズがちょうど片手にフィットするようだ
Android端末本体
ラウンドフォルムを描く本体背面には,アウトカメラとLEDライト,赤外線通信用のLEDなどがある

Android端末本体
本体上側面。左からヘッドセット端子,防水カバー内にmicroSDカードスロットとSIMカードスロットがある
Android端末本体
本体下側面。左からストラップホールとマイク,USB Micro-B端子が並んでいる。ボディが小さいので,USB Micro-B端子がやけに大きく見える

Android端末本体
本体右側面。[電源/スリープ]ボタンがあるだけ。なお,左側面には何もなし
Android端末本体
音量調節ボタンはタッチ式で本体前面の下部にある。インカメラはさらにその下だ

 コンパクトサイズながら,スペックの充実ぶりはなかなかのものだ。とくに4.5インチサイズで解像度1080×1920ドットのIGZO液晶パネルは,ピクセル密度が487ppiにも達する新世代のパネルを採用しているとのこと。小さい文字の視認性も高い。
 ただし,視野角は風変わりなもので,色によって見え方がかなり異なる。青色などは真横近くから見ても変化はごくわずかなのに対して,暖色系の色は見たところ視野角が100度程度しかないようだった。文字を読むことは可能だが,とにかく露骨に色味が変化するのだ。新世代IGZO液晶パネルの特性なのだろうか。人によっては気になるかもしれないので,購入前には実機での確認をお勧めする。

Android端末本体 Android端末本体
ピクセル密度487ppiという新世代IGZO液晶パネルを採用(左)。発色はとても良好だ。ただし,右写真くらいの角度になると,暖色系の色は破綻したような状態になりがちなのが気になる

 SoCは,G FlexやXperia Z Ultra SOL24と同じSnapdragon 800。メインメモリ容量も同じ2GBだが,内蔵ストレージ容量は16GBと少なめだ。とはいえ,最大64GBまでのmicroSDXCカードに対応するので,ストレージ容量で困ることは少なさそうだ。
 バッテリー容量は2120mAhと少なめだが,IGZO液晶パネルや省電力技術による工夫によってか,スペック上は連続通話時間が約980分,3G連続待受時間は約610時間と頑張っている。

 搭載するSoCからすれば,ベンチマークテスト結果も優秀なものになりそうだが,実際にはあまり振るわなかった。説明員によると,「まだチューニングのアップデートを数回実施予定」とのことで,さらに「ゲームも視野に入れたカスタマイズを行っている最中」なのだという。下に掲載した3DMarkとぺしぺしIkinaの結果は,あくまで参考値と思ってほしい。

3DMarkの測定結果。左からIce Strom,Ice Strom Extreme,Ice Strom Unlimited。同じSoCの他機種と比べてかなり低いが,発売は2月下旬の予定なので,それまでにチューニングされると期待したい
Android端末本体 Android端末本体 Android端末本体

ぺしぺしIkinaのスコアは「70」。12タップ以降で断続的に短い飽和が生じたため,スコアは伸びなかった。製品版でのチューニングに期待
Android端末本体
 ちなみに,カスタマイズのターゲットとしているゲームは「パズル&ドラゴンズ」とのことで,タッチパネル末端部の感度や応答性など,シビアな意見が開発現場に寄せられているとのことだった。発表会場の試作機を触った限りでは,パネル端でのタッチに対する反応は良好だったし,ドラッグやフリックの追従具合もいいものだった。
 発売時期は2月下旬なので,製品版に向けた性能面でのチューニングに期待したいところだ。

●AQUOS PHONE SERIE mini SHL24の主なスペック
  • メーカー:シャープ
  • OS:Android 4.2(Jelly Bean)
  • ディスプレイパネル:4.5インチ液晶「IGZO」,解像度1080×1920ドット
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 800 MSM8974」(クアッドCPUコア,最大CPU動作クロック2.2GHz)
  • メインメモリ容量:2GB
  • ストレージ:内蔵(容量16GB)+microSDXC(最大64GB)
  • アウトカメラ:有効画素数約1310万画素
  • インカメラ:有効画素数約120万画素
  • バッテリー容量:2120mAh(※着脱不可)
  • SIM:nanoSIM
  • LTE対応:受信時最大150Mbps
  • 無線LAN対応:IEEE 802.11a/g/n/ac
  • 連続通話/3G待受時間/LTE待受時間:約980分/約610時間/約510時間
  • 本体サイズ:約63(W)×124(D)×9.9〜10.3(H)mm
  • 本体重量:約115g
  • 本体カラー:ピンク,ブルー,イエローグリーン,ホワイト
  • 主な対応サービス&機能:Eメール(@ezweb.ne.jp),SMS,グローバルパスポート(LTE/GSM/GPRS/UMTS),ワンセグ,おサイフケータイ,NFC,赤外線通信,Bluetooth 4.0,Wi-Fiテザリング(最大10台),防水(IPX5/7)


7インチタブレットでも狭額縁

AQUOS PAD SHT22


AQUOS PAD SHT22。3辺狭額縁仕様により,7インチとは思えない不思議なサイズ感を醸し出すタブレットだ
Android端末本体
 2014年春モデルで唯一のタブレット端末である「AQUOS PAD SHT22」(以下,AQUOS PAD)は,SERIE miniの中身をそのままに,デザインを7インチサイズに拡大したような製品だ。
 本体サイズは約104(W)×173(D)×9.910.8(H)mmで,7インチサイズながら額縁の細さを重視したデザインにより,Z Ultraと大差ないフットプリントを実現している。タブレットとしては,なかなかユニークなサイズ感だ。ただし,AQUOS PADは音声通話機能を持たないので,ファブレットには分類されていない。

 SERIE miniと同じく,新世代のIGZO液晶パネルを採用したディスプレイは,解像度1920×1200ドット。映像だけでなく電子書籍用途も狙っているとのことで,発色の傾向も読書に適した目に優しいものであるような印象を受けた。精緻に描き込まれた漫画を読むのにもちょうど良さそうだ。

Android端末本体 Android端末本体
AQUOS PADで4Gamer.netを表示した様子(左)と,その拡大写真(右)。細かい文字も読みやすい

 こちらも発売は2月下旬の予定であり,展示機もまだチューニング中の試作品とのことだった。そのためベンチマークテスト結果は参考値としておきたいが,SoCの性能からすれば,もう少し伸び代はありそうだ。

3DMarkの結果。チューニング中なので参考値レベルだが,Ice Storm Unlimitedのスコアはまだ伸ばせそうに思える
Android端末本体 Android端末本体 Android端末本体

●AQUOS PAD SHT22の主なスペック
  • メーカー:シャープ
  • OS:Android 4.2(Jelly Bean)
  • ディスプレイパネル:7インチ液晶「IGZO」,解像度1200×1920ドット
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 800 MSM8974」(クアッドCPUコア,最大CPU動作クロック2.2GHz)
  • メインメモリ容量:2GB
  • ストレージ:内蔵(容量16GB)+microSDXC(最大64GB)
  • アウトカメラ:有効画素数約1310万画素
  • インカメラ:有効画素数約120万画素
  • バッテリー容量:4080mAh(※着脱不可)
  • SIM:nanoSIM
  • LTE対応:受信時最大150Mbps
  • 無線LAN対応:IEEE 802.11a/g/n/ac
  • 3G待受時間/LTE待受時間:約1170時間/約980時間
  • 本体サイズ:約104(W)×173(D)×9.9〜10.8(H)mm
  • 本体重量:約263g
  • 本体カラー:ホワイト
  • 主な対応サービス&機能:Eメール(@ezweb.ne.jp),SMS,グローバルパスポート(LTE/GSM/GPRS/UMTS),ワンセグ,フルセグ,NFC(※情報取得/リンクのみ),赤外線通信,Bluetooth 4.0,Wi-Fiテザリング(最大10台),防水(IPX5/7)

KDDI au発表会 2014 SPRING 特設Webページ

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