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[プレイレポ]これまでのシリーズとはひと味違う「トータルウォー:ウォーハンマー40,000」。個性がぶつかり合う戦いを見よ!
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印刷2026/09/15 21:00

プレイレポート

[プレイレポ]これまでのシリーズとはひと味違う「トータルウォー:ウォーハンマー40,000」。個性がぶつかり合う戦いを見よ!

 2027年内に発売される「トータルウォー:ウォーハンマー40,000」PC / PS5 / Xbox Series X|S)は,ストラテジーゲームファンにとって“お祭り”のような作品である。

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 ターン制SLGとリアルタイム戦闘を融合した「トータルウォー」と,重厚極まる世界観とアートを武器とするミニチュアゲーム「ウォーハンマー40,000」。どちらもジャンル内ではかなりコアな作品であり,そんな両者が組み合わさったのが本作だ。

 今回はセガ本社で先行プレイの機会を得られたので,そのレポートをお届けしていく。
 ただ,「そもそも両方知らないよ」という人もいると思うので,まずは軽く基本情報をまとめてお伝えしよう。「そのあたりは知っているからさっさと先に進みたい」という人は,2つめの見出しから読み進めてほしい。



「トータルウォー」ってどんなゲーム? 2つの“ウォーハンマー”も整理しよう


 まずは「トータルウォー」(以下,TW)シリーズから紹介していこう。TWは先述のとおり,ターン制SLGとリアルタイム戦闘を融合させた作品だ。プレイヤーは一勢力を率い,内政や外交,軍備を進めながら,キャンペーン上の目的達成を目指していく。

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 基本的にはターン制で進行するが,軍同士がぶつかると画面が戦場へ移り,大部隊を直接指揮するリアルタイムバトルが始まる。特徴的なのは,操作単位が「兵士単位」ではなく「部隊単位」であることだ。

 歩兵を前進させ,射撃部隊を後方に配置し,敵の側面へ別働隊を回すといった形で,軍全体を動かしていく。戦況を見ながら一時停止したり,時間の流れを変えたりできるので,反射神経よりも「どの部隊をどこへ動かすか」が問われるゲームになっている。

「Total War: THREE KINGDOMS」
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 Creative Assemblyの看板タイトルである「トータルウォー」シリーズは,25周年を迎えた。内政や外交を行うターン制の戦略パートと,兵を指揮して戦うリアルタイムバトルを組み合わせたユニークなゲーム性により,多くのファンを獲得した。そんなシリーズを手掛けてきたCreative Assemblyのベテラン開発者にインタビューを実施した。

[2025/12/04 20:45]

 そんなTWシリーズに大きな変化をもたらしたのが,2016年に発売された「Total War: WARHAMMER」だ。以前のTWシリーズは史実を題材とした作品が中心だったが,こちらではドワーフやオーク,アンデッド,巨大な怪物,魔法を操る者までが同じ戦場で激突する。

 数値や得意分野が違うだけでなく,戦い方そのものがまったく異なる存在同士を,“TWのルール”で戦わせられるようになったわけだ。シリーズは「Total War: WARHAMMER III」まで続き,現在では膨大な勢力がひとつの巨大なキャンペーンマップで争う作品へと成長している。

「Total War: WARHAMMER III」
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 ここで重要なのは,今回の「トータルウォー:ウォーハンマー40,000」がその続編ではないということだ。名前がややこしいのだが,過去シリーズが扱った「ウォーハンマー」は剣や魔法が存在するファンタジー世界のこと。一方の「ウォーハンマー40,000」(WH40K)は,遠未来のSF世界が舞台になっている。

「ウォーハンマー40,000」
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 宇宙船が飛び交い,巨大な戦闘車両が走り,銃火器を装備した兵士たちが撃ち合う――。今回の新作は,そんな世界をTWのシステムに落とし込んだ作品というわけだ。

 本作に参戦するのは,人類帝国の超人兵士軍団「スペースマリーン」,同帝国の一般兵士を主力とする「アストラ・ミリタルム」,戦争を愛する緑色の異種族「オルク」,高度な技術とサイキック能力を操る「アエルダリ」の4勢力だ。それぞれに大きく異なる戦い方が用意されている。

「トータルウォー:ウォーハンマー40,000」
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 世界観そのものを説明し始めると,それだけで一本の記事ができるほど長くなってしまう。幸い4GamerにはWH40Kの世界をまとめた記事があるので,「そもそもスペースマリーンって何?」という人はそちらを参照してほしい。

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[2025/05/24 12:00]


少数精鋭 vs 超物量作戦。個性と個性がぶつかり合う!


 今回の試遊では,人類帝国の精鋭であるスペースマリーンを率い,オルクの軍勢と戦うことになった。軌道上にあるオルクの戦艦を撃退したのち,プレディション・アルファへと降下。オルクが占拠する「星辰感応通信中継基地」の奪取に挑む。

プレイ開始時,自分の戦団をカスタマイズできる。名前とアイコンを作って色を変えるだけでもわりとオリジナリティが出て楽しい
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 マップは複数の地域に分かれ,支配地域内の都市から資源が産出される。主な資源は「徴発」と「影響力」の2種類で,基本的にはこの2つを押さえておけば問題ない。

 徴発はいわゆる“金銭”にあたる概念だ。溜まった徴発を消費すれば,新たなユニットを作成したり,地域に新たな建物(アップグレード)を作ったりできる。支配地域の人口が多いほど収入が増えるほか,アップグレードでこれを上乗せできる。

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 一方の影響力は,星系内で自勢力が有利なほど得られるリソースだ。外交に使えるだけでなく,国内に向けて特殊効果を与えられる「布告」を発布する際にも必要になる。

 注目したいのは“星系”という概念だ。本作では惑星上で部隊を動かして戦うだけでなく,複数の惑星が連なる星系単位での活動も重要になるという。つまり本作の戦いは,「戦闘」「惑星」「星系」という複数のレイヤーで展開されることになる。

 星系単位での支配状況が戦闘に影響を与える要素もあるとのことだった。今回は試遊版ということで詳細まで把握できなかったが,規模の大きなキャンペーンでは重要度が高まりそうだ。

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 戦力を補充して準備が整ったら,さっそくオルクに支配された基地に突撃する。基地にはまだ帝国の戦力が残っており,抵抗を続けていた。うまく部隊を動かせば,彼らと連携して戦うこともできるかもしれない。

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 スペースマリーンの特徴は“少数精鋭”だ。個々の性能が非常に高いうえ,そもそも士気ショックによる潰走が発生しない。
 雑に扱っても最後の一兵になるまで戦ってくれるので,初心者にも扱いやすい勢力といえるだろう。

 ただし,そのぶんユニットの生産コストは重い。消耗した戦力を補充するにはかなりの時間を要するので,一度生産したユニットは丁寧に運用したい。

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 戦場には移動を阻む川が流れていたので,今回は川越しの射撃戦で相手の戦力を削っていくことにした。

 旧来のTWでは,歩兵が戦線を作り,その後方から弓兵や砲兵が攻撃し,騎兵が敵の側面へ回り込む――といった戦いが基本だった。一方,銃火器と巨大兵器が飛び交うWH40Kでは,遮蔽物や射線,装甲と火力の関係が重視される。

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 今回接敵したオルク軍は射撃能力が低かったようで,対岸から撃っているだけでどんどん敵軍を削り落とせた。このまま居座れば勝てるかと思いきや,視界外からとんでもない量のオルク軍が出現。こ,これはさすがに正面からは相手していられない。

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 オルクの特徴は“圧倒的な物量”だ。主力となる兵士はスペースマリーンほど強力ではないが,戦力の補充と再編が早く,大量のユニットで押し寄せてくる。勢力能力「WAAAGH!」の詳細は確認できなかったものの,戦闘中に雄叫びとともに大量の増援が現れる場面もあった。

 とにかく川を渡られるとまずいため,スペースマリーンの勢力固有能力で火力支援を要請したり,援軍を呼び出して敵陣を撹乱したりと,あらゆる手を使って絶え間なく出現するオルクの軍勢を撃退し続けた。

直線状を攻撃する「クラスターボム」や,指定位置にビームを降らせる「ランス・ストライク」など,支援攻撃には複数の種類がある。回数制限とクールタイムがあるので,使いどころには注意が必要だ
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側面からやってきた敵に対しては部隊の一部を動かして対処し,その間は強力なユニットを敵陣に投げ込んで時間を稼ぐ。挟撃されると被害が大きくなり,士気も下がってしまうので,早い段階で対処したい
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援軍は任意の位置にポッドを投下する形で出現する。落ちてきたポッドに攻撃判定があり,それ自体が遮蔽物として機能するので,援軍を強襲のために用いることも可能だ
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 そんなこんなで,有利な位置を維持したままオルクの巨大兵器「ストンパ」を撃破。それがきっかけとなってオルクが潰走し,この戦場ではスペースマリーンが勝者となった。
 これで試遊は終了となったが,オルク軍は再編が容易なので,ゲームが続いていたらどうなっていたかは分からない。

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 実際に遊んでみて強く感じたのは,勢力による強烈な非対称性と,それが生み出す独特なプレイフィールだ。単純に使うユニットが違うだけでなく,勢力ごとに根本的なルールが異なっているような印象すら受ける。
 スペースマリーンでの戦いに習熟したとしても,オルクを使ったらまったく違う戦い方が必要になることだろう。

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 ここに,アストラ・ミリタルムやアエルダリが加わり,星系単位での戦いが展開されるとあれば,その壮大さたるや想像が難しいほど。
 これらの要素がどんな形でゲームに登場するかは,今後の発表を待つこととしよう。

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    トータルウォー:ウォーハンマー40,000

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