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実機プレイで“新しい無双”を紹介。99.5%の来場者をなぎ倒した呂布にプロデューサーが挑む!「真・三國無双 ORIGINS」ステージ[TGS2024]
本ステージには,「真・三國無双 ORIGINS」のプロデューサーを務める庄 知彦氏,ディレクターの大島光洋氏が登壇し,ゲームプレイを通じて本作の魅力を伝えてくれた。
※掲載画像は配信映像をキャプチャしたものです。
YouTube「『真・三國無双 ORIGINS』PLAY! PLAY! PLAY! TGS2024 SPECIAL STAGE」配信ページ
9作目にしてシリーズを再構築
初心者も経験者も満足の“新しい無双”
「真・三國無双 ORIGINS」は,タクティカルアクション「真・三國無双」シリーズの最新作にあたる作品だ。シリーズとしては9番目の作品だが,ゼロベースから再構築された作品ということで“ORIGINS”をサブタイトルに掲げているという。
シリーズの中核となる2つの要素である,一騎当千の爽快感アクションと,刻一刻と状況が変化していく戦場全体を見渡して次の一手を決める戦略要素を,より奥深く楽しめる作品になっているとのことだ。
挨拶とゲーム内容の紹介が行われたが,庄氏は「できるだけ長く実機プレイをお見せしたい」と語り,その内容はかなり駆け足になった。イベント内で取り上げられた内容は,いずれも9月26日に配信されたTGS公式番組内で詳しく紹介されており,4Gamerでもその内容をまとめている。
以下に番組内で取り上げられたスライドを掲載し,それぞれのキャプションで注目ポイントを簡単に紹介する。ざっくりとコンセプトを知りたい人はそちらをチェックしつつ,より深く情報を知りたい場合は,TGS公式番組内のまとめ記事を参考にしてほしい。
●「戦場を埋め尽くす大軍団」
ハードの性能を最大限引き出した本作では,画面いっぱいの兵士が個別にシミュレートされている。単に数多くの兵士が出現するだけでなく,個々の兵士がしっかりと戦闘を行っているため,リアルな戦場が描き出されている。
●「より深く描かれる三国志の世界」
作中で描かれるのは,史実における「黄巾の乱」直前から,「赤壁の戦い」までの範囲に限定されている。そのぶん内容は濃密になっており,ボリュームもシリーズ最大級に達するという。庄氏は「ある程度三国志をご存知の方でも知らないことが多いかも」と語っていた。
●「自らの決断が反映されるストーリー」
三国が鼎立される以前から物語が始まり,プレイヤーはそれを体験しながら,命運を共にする勢力を選択できる。そのあいだにさまざまな武将と交流し,個別の物語を楽しめるので,まったく三国志を知らない人でも歴史ドラマを観る感覚で楽しめる。
●「名もなき英雄」
主人公は記憶を失った旅の武芸者であり,どの勢力にも関わりうる存在として登場する。プレイヤーの分身でありながら,物語に重要な影響を与える人物とのことで,主人公の存在により,リアルの三国志とは異なるオリジナルの物語が展開されていく。
●「自らの足で歩む大陸地図」
大陸地図は探索することでアイテムを獲得できるほか,武将との交流などを楽しめる。また,三国志初心者にとっては混乱しやすい,出来事の位置関係や距離感を遊びながら把握できるよう設計されている。
「真・三國無双 ORIGINS」実機プレイを実施しゲームの詳細を紹介。プロデューサー・庄 知彦氏が解説[TGS2024]
2024年9月26日,コーエーテクモゲームスは「『真・三國無双 ORIGINS』TGS公式番組」を配信し,「真・三國無双 ORIGINS」最新情報を公開した。配信ではプロデューサー・庄 知彦氏が実機プレイを通して,ゲームの内容を紹介した。
目まぐるしく変化する戦況に合わせ
最強戦力「自分」と味方を操れ!
解説が終わったところでさっそく実機プレイがスタート。ディレクターの大島光洋氏がコントローラを握り,曹操と劉備と孫策が連合して袁術に立ち向かう「袁術討伐戦」の様子が披露された。
戦いが始まると,すさまじい軍勢が敵陣地へ押し寄せていく姿が映し出される。軍勢の数から見て優勢かと思いきや,城門を守るのは橋蕤が率いる“大軍団”で,強固な盾を構えて壁を作りつつ,城壁の上から投石や矢で攻撃を加えてくる。
放置していては勝ち目がないと見た大島氏は,まずは全力を投じて盾の一部を崩して突破口を作り出す。戦線に切れ目を作ったあとは,一時戦場を味方に任せて別の拠点へと向かい,そこを突き崩すことで士気の低下を狙う。
それが成ったと見るや引き返し,崩れつつある橋蕤大軍団に側面から攻勢をかける……といったように,目まぐるしく変化する状況に合わせ,縦横無尽に立ち回る姿が見られた。素早い判断が可能になるまでには練習が必要そうだが,自分の行動で戦場をコントロールする姿には,「自分もやってみたい!」と思わせる格好良さがあった。
ただ,どれほど操作が上手くとも,真っ向勝負で常に勝てるわけではない。特に大軍団は擁する兵士の数が多く,強敵となる武将も控えているため,たとえ士気が下がっても大軍団に1人で挑むのは無謀だ。
それを突破する手段が,数多く用意されているのも本作の面白いポイントだ。先ほどのように拠点を落として士気を下げたり,仲間の武将が率いる大軍団を誘導してぶつけたり,自分自身の部下と連携して攻撃する「戦法」を使ったりと,大島氏はさまざまな戦い方を見せてくれた。
敵城に踏み込み,ついに袁術の首に手をかけたかと思いきや,そこには袁術本人が率いる大軍団が待ち構えていた。武将個人が率いる手勢が使う「戦法」とは異なり,著名な武将率いる大軍団は「大戦法」という強力な技を使ってくるため,やすやすとは撃退できない。
なかなか倒すには時間がかかりそう,といった場面で登場するのが,主人公とタッグを組んで戦ってくれる「随行武将」だ。普段は背中を守る形で同時に戦っている随行武将だが,条件が揃うと“交代”が可能となり,必殺技「激・無双乱舞」を繰り出せる。
激・無双乱舞の威力は強力無比で,今回のプレイでは黄蓋が単騎で大軍団を6割ほど消し飛ばしてしまった。知略を尽くして攻略してきた大軍団をいきなり個人の力でブッ飛ばす爽快感は,まさに無双シリーズといった感じだ。
大島氏のプレイに続いては,挑戦的な企画として「プレイヤーたちの仇を取れ!打倒!呂布!」がスタートした。これは,TGS出展バージョンの本作でAランク以上を取得すると出現する呂布との戦いに挑むというもの。
この呂布はあまりにも強力で,試遊に参加した人の中で撃破に成功したのは0.5%程度だったという。まさに,無念の中で倒れていったプレイヤーたちの仇を討つための戦いというわけだ。コントローラは庄氏にバトンタッチされ,挑戦が始まった。
舞台は「汜水関の戦い」で,ステージの攻略はかなりスムーズに進行した。味方の大軍団や戦法を駆使したタクティカルな要素,弾き返しや無双乱舞といった個人のアクション要素を駆使し,わずか10分程度で攻略に成功。必要なランクを飛び越えるSランクに到達し,呂布との戦いが始まった。
呂布との戦いでは,準備しておいた肉まん(回復アイテム)を使い,周囲の大軍団や手勢の助けを得ながら体力を削っていく。一方の呂布は攻撃力がすさまじく,ガードしているだけで味方がどんどん削れ,孤立させられてしまう。激闘の末に肉まんが枯渇したが,呂布もすでに虫の息。あと一歩といったところでステージ終幕の時間が迫り,焦りからか最後の一撃を受けて惜しくも挑戦失敗となってしまった。
ステージで披露された要素は全体のごく一部だったが,それだけでも本作の魅力は十分に感じ取ることができた。4Gamerではプレイレポートや開発者インタビューなども掲載しているので,興味がわいた人はそちらも参考にしてほしい。
「真・三國無双 ORIGINS」TGS 2024出展版プレイレポート&インタビュー。己と味方の力で,無数の兵士がひしめく戦場を駆け抜けろ[TGS2024]
2024年9月26日〜9月29日に千葉・幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2024」のコーエーテクモゲームスブースに,「真・三國無双 ORIGINS」がプレイアブル出展されている。TGS出展バージョンを先行プレイしたので,開発者のインタビューと共にプレイレポートをお届けしよう。
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