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未来のディストピアを舞台にした新作アクションアドベンチャー,「Phobos: Subhuman」を紹介するトレイラー公開
「Phobos: Subhuman」公式サイト
「Phobos: Subhuman」は,2047年を舞台に,ディストピア化しつつある地球のあり方そのものにつながるの謎が,火星の月フォボスで発見されたことで起こる事件が描かれる,ミステリーやホラー要素の強い作品だ。主人公となるギリシャ系アメリカ人学者エマニュエルは,火星移住計画を推進する富豪によって送られた調査隊のメンバーとして,フォボスに隠された秘密を知ることになるが,ゲーム開始時点ではアテネの精神病院に閉じ込められている。
「Unreal Engine」を使ったフォトリアルなグラフィックスでゲーム世界が表現されており,公開されたトレイラーでは,未来的な高層ビルが並ぶアテネの様子が確認できる。しかし,見かけとは異なり,2047年のアテネは貧富の差が拡大し,人々の政府に対する反発が高まっている。
「Phobos: Subhuman」は二部作となることがアナウンスされており,後半のエピソードでは,スラム街で育ったダナエという女性が反政府ゲリラとして戦っていくという。
今のところ具体的な対応プラットフォームや販売時期など,詳細については発表されておらず,いろいろ不明な点の多い新作だ。タイトルのフォボスは,火星の月の1つであると同時にギリシャ語で「恐怖」を意味し,サブヒューマンは「人間未満の」といった意味の言葉。哲学の故郷であるアテネとの関連性も示唆されており,それがどのような宇宙的真実と絡み合っていくのか,続報を楽しみにしたい。
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Phobos: Subhuman
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