「Solasta: Crown of the Magister」は,何らかの異変によって高度な文明を誇っていたハーフエルフの大帝国マナカロン(Manacalon)が滅び,その後,時間をかけて各地で諸勢力が勃興しつつある時代を背景に,現在バッドランズと呼ばれる不毛の地になったマナカロンの中心に,財宝を求めて潜入する冒険者達の物語が描かれる。バッドランズの中央を走る幹線道路カッパーヘッドロード(Copperhead Road)は,強権国家のマスガース(Masgarth)を中心とした同盟に支配されているが,この同盟にもほつれが出始めており,政治的に微妙な状況だという。
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興味深いのは,本作が,「ダンジョンズ & ドラゴンズ」をベースにしたWizards of the CoastのSRD(Systems Reference Document)5.1 Rulesetに基づいたゲームデザインが採用されていることだ。そのため本作は,「ペン&ペーパー」型のクラシカルなテーブルトップRPGに忠実な作品になり,それぞれのキャンペーンは独立し,プレイするごとに冒険に使うダンジョンを選んだり,用意された「Character Creation Tool」を使ってキャラクターを作成したりするといったシステムになっている。マップは上下の段差が多く,戦いながら階段や岩場を登ったり,ジャンプや飛行でオブジェクトのギャップを超えていく。
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「Solasta: Crown of the Magister」は2019年9月にKickstarterのクラウドファンディングキャンペーンに成功し,レンジャーとパラディンという新クラス,高難度モード,レジェンダリーアイテムの追加など,数々のストレッチゴールも達成してきた。現時点で日本語化の予定はないが,D&Dのルールを使いつつ独自の世界観が楽しめる本作に興味を持つ日本のファンも多いはずだ。
























