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[TGS 2019]「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」レポート。初の公式賞金制大会は白熱の試合が目白押し
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印刷2019/09/18 18:00

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[TGS 2019]「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」レポート。初の公式賞金制大会は白熱の試合が目白押し

 東京ゲームショウ2019の一般公開日2日間にわたって開催された,「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」は,事前に行われた予選を勝ち抜いたプレイヤーが賞金10万円をかけて戦う,「TEPPEN」iOS / Android)初の公式賞金制大会だ。なお,大会はDAY1で3ブロック,DAY2で4ブロックの合計7ブロックに分かれており,各ブロックで優勝できれば10万円獲得できるというものだった。
 筆者も解説として参加したのだが,予想以上にレベルが高く,熱い試合ばかりで驚きの連続だった。本稿では,そんな大会における各ブロックの決勝戦を振り返っていきたいと思う。


DAY1はモリガン,ウェスカーなどのトップメタデッキが活躍


 はじめに,本大会のレギュレーションについて触れておこう。事前に用意した2つのデッキから1つを選択して1本勝負で勝敗を決めるBO1方式。同じヒーローアーツの使用は許されないので,基本的には別のデッキ2つを用意して戦うことになる。

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 DAY1・Aブロック,決勝戦まで勝ち残ったのはサイコYoutube選手とnachizail選手。お互いランキングで名前を見るプレイヤーであり,実力者同士の対決だ。デッキ選択はサイコYoutube選手が真空波動拳型の赤単テンポリュウを選択したのに対し,nachizail選手はリュウに有利な黒単ウロボロスウェスカーを選択。nachizail選手は,準決勝では赤単テンポリュウに不利な紫単4MPモリガンを使用していたのだが,準決勝でサイコYoutube選手がリュウを使用していたのを見て,ウロボロスウェスカーに切り替えてきたものと思われる。

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 試合は,お互い10MP溜まるまで待った後,nachizail選手が出した「ゾンビ」を,サイコYoutube選手の「アグナコトル」による3ダメージで除去されるところからスタート。プレイ時効果でダメージを与えるカードを活かして,サイコYoutube選手の怒涛の攻めによってウェスカーのライフが13まで削られてしまうが,リュウ側に3体のユニットが並んだ状態で,nachizail選手は,盤面のユニットをすべて除外して墓地にいるユニットをランダムで3体召喚する8MPのアクション「死と生の歪み」を使用。事前に「イビルジョー」を2体墓地に送っていたnachizail選手の仕込みが効き,「イビルジョー」を2体盤面に出すことに成功。サイコYoutube選手側は「レディ」と「ラギアクルス」が1体ずつ出ただけだったため,一気に盤面を解決した形だ。

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 この「死と生の歪み」のプレイからnachizail選手のウロボロスウェスカーが次第に盛り返していく。サイコYoutube選手もユニット1体に7ダメージを与える「真空波動拳」などを駆使しつつ盤面のイビルジョーの除去を試みるが,1体除去したところで墓地の最大MPのユニットが復活するヒーローアーツ「ウロボロス」が発動される。再び「イビルジョー」が盤面に登場してしまう。さらに,ウェスカー側の盤面にリベンジが発動した4/9の「T-002 タイラント」が出され,完全に形成が逆転した。
 サイコYoutube選手はなんとか除去に成功するも,「T-103 スーパータイラント」や「イビルジョー」の進撃が止まらず,最後は2体の「イビルジョー」でnachizail選手が勝利。サイコYoutube選手も随所に上手いプレイが見えたものの,序盤の猛攻を紙一重のところで凌いだnachizail選手に軍配が上がった。

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画像(007)[TGS 2019]「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」レポート。初の公式賞金制大会は白熱の試合が目白押し

 Bブロック決勝はすばルーク選手とF選手の対決。すばルーク選手は現環境で猛威を奮っている4MPモリガン,一方のF選手は現環境では珍しいチョイスといえる気功掌の春麗というマッチアップになった。F選手のデッキはユニットが3体並んでいる状態ならば,全てのユニットを3/6空戦にする「帰天の儀式」を軸としたデッキになるのだが,4MPモリガンは「ベルトウェイ」「フォーアイズ」などの3体並んでいる状態を崩せるカードが多いので,4MPモリガン有利といえるマッチアップだろう。

画像(008)[TGS 2019]「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」レポート。初の公式賞金制大会は白熱の試合が目白押し

 開幕はF選手がMPブーストを持つ「アイリス」「レイヤー」を場に出してのスタート。これに対し,すばルーク選手が「ルポ」「バーサ」といったカードを展開し,さらに「ベルトウェイ」で「レイヤー」を手札に戻すなどして盤面を押していこうとする。
 その後,春麗側のF選手が場にユニットを3体並べた状態で発動した「帰天の儀式」に対し,すばルーク選手は妨害するカードがなく,相手に3体の3/6空戦が生まれることを許してしまう。

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 対するすばルーク選手はヒーローアーツの「シャドウブレイド」で「レイヤー」を1体落とし,さらにもう1体の「レイヤー」のコントロールを「フォーアイズ」で奪うことに成功。なんとか盤面の均衡を保てたかに思えたが,またしてもF選手が3体揃った状態で「帰天の儀式」を発動し,カウンターカードのないすばルーク選手が押し込まれていく。

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画像(012)[TGS 2019]「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」レポート。初の公式賞金制大会は白熱の試合が目白押し

 ここで,すばルーク選手のモリガンが「俊敏」「臨戦」「波及」の3つの能力を持った「ティガレックス」を真ん中のマスに召喚。隣接するユニットにもダメージを与える「波及」の効果により,F選手側の3/6空戦になった「ツィツィヤック」「アイリス」を撃破できた。
 しかし,F選手の猛攻は止まらない。相手ヒーローにダメージを与えるたびにHP5以下のユニットをデッキに戻す効果を持つ強力なユニット「暴嵐の支配 クシャルダオラ」を出し,さらに3体並んだ状態で「気功掌」を放ち,すべてのユニットに「シールド」を付与して勝負を決めにかかる。

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画像(014)[TGS 2019]「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」レポート。初の公式賞金制大会は白熱の試合が目白押し

 さすがに勝負が決まったかに思われたが,ここですばルーク選手が,相手ユニット1体のコントロールを奪う「支配された頭脳」をカウンターとして使い,「暴嵐の支配 クシャルダオラ」を味方にすることに成功した。
 これに対してF選手は,対面するユニットの効果を封印する「ツィツィヤック」で「暴嵐の支配 クシャルダオラ」の弱体化に成功したものの,盤面は次第にすばルーク選手のモリガンに傾く。F選手もユニットを3体並べて「気功掌」を連発することで健闘するが,盤面の主導権はモリガン側が握り続ける形に。
 最終的には,「シャドウブレイド」「快楽ビュッフェ」などでユニットを除去しつつ,ヒーローに確実にダメージを与えていったすばルーク選手が勝利。F選手もなかなかの粘りを見せたが,最終的には4MPモリガンの地力の高さが出た結果となった。

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 DAY1の最後となるCブロックの試合は睦月選手とCloxeus選手が決勝戦へ駒を進めた。睦月選手は現在のランクマッチでランキング1位となっている超強豪のリュウ使い。一方,Cloxeus選手は枠が空いていたところに飛び入りで参加したところ,決勝まで勝ち進んだというラッキーボーイだ。使用デッキは,睦月選手は使い慣れている真空波動拳型の赤単テンポリュウ。Cloxeus選手は黒単選別リベンジウェスカー。相性的には,リベンジウェスカーが有利というマッチアップだ。

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 リベンジウェスカーは,リベンジが発動したユニットが手札に入ってくる中盤以降に真価を発揮するため,序盤が弱い。それを知っている睦月選手のリュウは序盤からユニットをどんどん並べて猛攻を仕掛けていく。一方のCloxeus選手はこれに対抗して,5MP使用することで3コスト2/3の「ゾンビ」を3体場に出せる「広がりゆく感染」を使用。ゾンビはすべてリベンジ持ちでもあり,リュウに対しては非常に突き刺さるカードの1つだ。

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 睦月選手のリュウはこのゾンビたちを処理しながら攻め込んでいくも,ウェスカーのヒーローアーツ「黒き選別」でユニットが除去され,攻撃するギリギリのタイミングでユニットを置いて即座にトレードをするCloxeus選手のプレイングにより,「真空波動拳」がなかなか決まらずに,攻めきれない状況が続く。
 その後は,リベンジが発動した「ケルベロス」を「真空波動拳」で落とし,「アクセル」の1ダメージで「T-002 タイラント」を,「アグナコトル」で「ゾンビ」を即座に処理するスピーディなプレイングが光る睦月選手に対し,リベンジの発動により4/9になった「T-002 タイラント」や,4/7空戦になった「ハイマックス」を続けて展開するCloxeus選手といった形で,一進一退の攻防が繰り広げられた。

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お互いが盤面の取り合いを進める中,次第にリベンジの発動回数が重なっていき,Cloxeus選手のリベンジウェスカーが有利な状況になってくる。ここで満を持してCloxeus選手が,リベンジした数だけ攻撃とHPに+1が追加される「アルバート・ウェスカー」を使用。この時点で10回のリベンジを発動していたため,10/13というとんでもないスタッツのユニットが登場。さらに,Cloxeus選手は2枚目の「アルバート・ウェスカー」も場に出して追い打ちをかける。これには睦月選手のリュウも万事休す。そのままCloxeus選手が押し切り,大金星となる勝利を決めて優勝を決めた。

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 DAY1の試合ではモリガン,ウェスカー,リュウといったヒーローの活躍が目立ち,これらは,現環境でもトップメタと言われているデッキのヒーロー達だ。多少の番狂わせもあったものの,前評判通りの強いデッキが結果を残したDAY1となった。


DAY2も白熱! 予想外のデッキも登場!?


 DAY2のAブロック決勝戦はNil選手のウロボロスウェスカーとZirnitrq選手の選別リベンジウェスカーというマッチアップで,ウェスカー同士の対決となった。

試合中の回線切れで再試合となるトラブルもあったが,基本的には滞りなく試合が進んだ
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 ウロボロスウェスカーを操るNil選手は,「イビルジョー」を墓地に送るための「偽りの王座」がなかったため,直接「イビルジョー」を場に出し,除去されてもすぐさま,墓地のランダムなユニットを−1/−1して復活させる「再生」で,5/7となった「イビルジョー」を呼び戻す。
 その後も,「ウロボロス」で「イビルジョー」を復活させ,「T-103 タイラント」や,リベンジが発動した4/9の「T-002 タイラント」を召喚し,怒涛の攻勢を仕掛ける。これに対して,Zirnitrq選手は手札のユニットで「T-103 スーパータイラント」を,続けて「黒き選別」で「T-002 タイラント」を処理するなどして対抗する。

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 お互いが「広がりゆく感染」を打ち合った後,Nil選手は追加の「ウロボロス」によって復活した「イビルジョー」で盤面をこじ開けようとするが,リベンジが発動した4/9の「T-002 タイラント」とトレードされる。さらに,Nil選手は追加の「イビルジョー」を素出しして攻め込もうとするが,Zirnitrq選手の「サンプル収集」に対処される。このあたりから,Zirnitrq選手は時間切れでのライフ勝負を見据え,「身勝手な捕食」でライフを回復していく動きも見せる。

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 両者のせめぎ合いが続くなか,Zirnitrq選手はじっくりと手札にリベンジが発動したユニットを抱えながら攻める機をうかがう。なんとかライフレースで勝っていきたいNil選手は3体目の「イビルジョー」を素出したうえで,「ウロボロス」を発動して「イビルジョー」を2体展開するが,これに対してもZirnitrq選手は1体を「抹殺」で処理し,1体はリベンジが発動したユニット群で処理することに成功。追加で置かれた「T-002 タイラント」も「黒き選別」でしっかりと除去し,抜け目なく対処していく。さらに,Zirnitrq選手はリベンジが発動した「ハイマックス」「ゾンビ」を展開して盤面を逆転させて,一気に流れを掴む。
 それに待ったをかけるかのように,満を持してNil選手は「死と生の歪み」を発動。相手の強力なリベンジユニットを除外しつつ,最後の攻勢を見せようとする。

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 Nil選手側は「イビルジョー」「T-103 スーパータイラント」「T-002 タイラント」が復活し,Zirnitrq選手側は「VAVA」2体に「ゾンビ」と比較的強めのユニットが復活したため,大きな決め手にはならなかった。さらに「イビルジョー」は「抹殺」,「T-002 タイラント」は「黒き選別」で破壊されてしまい,いよいよ窮地に立たされてる展開に。
 その後,Zirnitrq選手はリベンジが発動したユニットで守りを固めながら,少しずつ攻めて込んでいき,そのままライフレースを制して時間切れ。Zirnitrq選手が優勝した。

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 Bブロック決勝はHayakeo選手vsBocky選手。Hayakeo選手は8月のランクマッチ「リュウ」にてランキング1位フィニッシュを成し遂げた猛者中の猛者で,対するBocky選手は荒野行動の公認実況者で有名ストリーマーという,注目の対決となった。
 使用デッキは,Hayakeo選手が赤緑逆鱗リオレウス,Bocky選手が選別リベンジウェスカー。相性的には選別リベンジウェスカー側が有利となるため,リオレウスの名手・Hayakeo選手が相性差を覆せるのかに注目が集まった。

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 序盤はさっそくHayakeo選手がスタートと同時にMPブーストを持つ「レイヤー」を置くスタート。MPの増加速度を上げて,次々とユニットを展開していく構えだ。だが,それを嫌ったBocky選手がすかさず「破壊の本能」で「レイヤー」を破壊。一度盤面はリセットされたが,Hayakeo選手は続けてMPブーストを持つ「アイリス」「アイルー」を並べ,そこからすべてのユニットの攻撃力を+1する「使命感」を使用。死亡時効果で攻撃力1のユニットを全て破壊する」効果を持った「T-002 タイラント」をケアしていく形だ。Bocky選手も負けじと「VAVA」「ゾンビ」らによって盤面を有利な形にしようとする。

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 ここで,Hayakeo選手は「三角跳び」による「アイリス」へのシールド付与,追加の「使命感」を重ねて,空戦と攻撃力アップを同時に付与するヒーローアーツ「逆鱗」が使用できる17までAPを溜め,「アイリス」が攻撃するギリギリのタイミングですかさず「逆鱗」を使用。空戦と攻撃力アップをつけた「アイリス」はウェスカー本体に5点のダメージを与えつつ,さらにウェスカー側の「VAVA」を反撃ダメージで一方的に倒していく活躍を見せる。
 これに対し,Bocky選手は「集結する魂」でリベンジのカードを手札に引き込みつつ「黒き選別」で強化された「アイリス」を除去。さらに追加で展開された「アイリス」を「抹殺」で処理,続けて「ビシャモン」を展開,と反攻を狙う動きだ。

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 しかし,猛攻を続けるリオレウスを操るHayakeo選手は,追加で3体目の「アイリス」を置き,「アイルー」に「逆鱗」を使用して強化。正面の「ビシャモン」を破壊し,ウェスカーに7点ダメージを与えていく。その後「アイルー」が「黒き選別」で破壊されるものの,攻撃の手を緩めないHayakeo選手はMPブーストを活かし,さらなる「レイヤー」を配置。「ビーストキャノン」でこれを強化した後,直後に引いてきた切り札「神脚美技 春麗」を場に出す。
 Bocky選手はなんとかこれを対処したいところだが,MPブーストでMPに差をつけられていたのが効き,「抹殺」を打てるMPも「黒き選別」を打つAPもないといった状態。直後にHayakeo選手は「ビーストキャノン」で春麗を,さらに「逆鱗」で「レイヤー」を強化。これが決め手となってBocky選手のウェスカーのライフが一気に削られ0に。Hayakeo選手がランキング1位の貫禄を見せて優勝を決めた。

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 筆者の解説はBブロックまでだったので,Cブロック以降は解説を倉持由香さんにお願いしての観戦に回った。Cブロックの決勝戦はリオレウスを操るとーあ選手と,独自の緑紫エックスを持ち込んできたサケカン選手の対決となった。緑紫エックスはヒーローアーツに「ガイアアーマー」を採用しており,全体に「ヴェール」をつけてからユニットを強化して攻めていくデッキと予想される。一方のとーあ選手も,先月のランクマッチ「リュウ」を3位で終えている実力者とあって,彼らの熱戦に注目が集まった。

画像(043)[TGS 2019]「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」レポート。初の公式賞金制大会は白熱の試合が目白押し

 開幕からリオレウスのとーあ選手の手札がアクションカードのみになってしまう不運な展開。サケカン選手の「アイリス」に対して「緊急回避」を打つことで,なんとか手札を入れ替え「アイルー」を引いてくるが,序盤に2MPを浪費してしまったのは痛い。
 その後,「アイルー」と「シャイニング・タイガード」を出して盤面を整えるとーあ選手に対して,サケカン選手は,ヒーローへの攻撃時にEXポケットに「風水エンジン」を獲得できるユニット「紫闇の毒蜘蛛 ジュリ」を展開。味方ユニット1体に+1/+4と「俊敏」「連撃」「波及」を付与する超強力な「風水エンジン」を入手させたくないとーあ選手は「紫闇の毒蜘蛛 ジュリ」の正面に「アイルー」を展開。序盤から息をもつかせぬ攻防が繰り広げられる。

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続けて,アクションが使用されると発動する「呼応」で+1/+1される「トリッシュ」を出したサケカン選手は,すかさず「予知」を放つ。とーあ選手も「ビーストキャノン」で「アイルー」を強化するが,さらにサケカン選手は「三角跳び」を使用しつつ,「トリッシュ」を育てていく。
 その後,いくらか攻防が行われた後,とーあ選手の「三角跳び」に対し,サケカン選手が,自身のHPを半分にしつつ5MP以下のアクションを打ち消す「隠された真意」を使用したことで,エックス側のライフが危険水域に突入。
 「ガイアアーマー」で「トリッシュ」を含むユニット3体をヴェールで守っていこうサケカン選手に対し,とーあ選手は真ん中の「シャイニング・タイガード」に「逆鱗」を使用。エックス本体にダメージを与えつつ,真ん中の「トリッシュ」の撃破を試みる。

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 ここで,サケカン選手が生き残っていた「紫闇の毒蜘蛛 ジュリ」に,空戦効果を付与するアクション「フックショット」を使用し,「風水エンジン」の探索を狙おうとしていたため,とーあ選手は「無の境地」による「アイルー」の強化でライフを削りきることを狙う。しかし,返しにサケカン選手が「紫闇の毒蜘蛛 ジュリ」に,即時攻撃を行うアクション「猪突猛進」を使用したことで,「風水エンジン」を入手されてしまう。しかも,このアクティブレスポンスのやりとりにより,「逆鱗」で強化された「シャイニング・タイガード」で,7/7まで成長した「トリッシュ」を倒せなくなってしまう。
 好機を感じ取ったサケカン選手は「トリッシュ」に「風水エンジン」を使用して,+1/+4,「俊敏」「連撃」「波及」を付与。「波及」の効果で,「無の境地」で強化された「アイルー」を含め,とーあ選手側のユニットを一掃する。さらに,「フックショット」を「トリッシュ」に使用してダメ押し。これを止める術がなかったとーあ選手のリオレウスのライフは削りきられ,サケカン選手が勝利。現環境ではあまり見かけない緑紫エックスがまさかの優勝となった。

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 DAY2最後のDブロックの試合はGagetu選手とところてん選手の対決。Gagetu選手は先月のランクマッチ「リュウ」を8位で終えた強者で,ところてん選手がどう対抗していくのかが見どころとなった。使用デッキはお互い紫単4MPモリガン。

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 開幕,先に動いたのはGagetu選手。「紫闇の毒蜘蛛 ジュリ」を出して「風水エンジン」の探索を狙う。探索を妨害しようと「ルポ」を場に出すところてん選手に対し,「紫闇の毒蜘蛛 ジュリ」が攻撃する直前で,4MP以下のユニットを手札に戻すアクション「魔人の恫喝」を「ルポ」に使用し,ヒーローへ攻撃したうえで,「風水エンジン」を獲得。
 すかさずGagetu選手は「風水エンジン」をジュリに使用し,「俊敏」「連撃」「波及」を付与して次の探索を目指す。超強化されたジュリは,再び場に出てきた「ルポ」を撃破し,続けざまにヒーローへ連続ダメージを与えて,「風水エンジン」を新たに2枚探索することにも成功する。

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 これに対し,MPを溜めたところてん選手が「支配された頭脳」で「紫闇の毒蜘蛛 ジュリ」のコントロールを奪うが,Gagetu選手は「ティガレックス」を出して奪われたジュリと相打ちにする。
 その後,ところてん選手が場に出した「ベルトウェイ」「ベクター」に対し,Gagetu選手は「ルポ」「ベルトウェイ」を展開して相手の「ベルトウェイ」を手札に戻すことに成功するも,ところてん選手は「シャドウブレイド」でGagetu選手の「ルポ」の体力を4にして,「フォーアイズ」でコントロールを奪う。お互い譲らない攻防を見せ,均衡した状態が続くかに思われたが,満を持して「風水エンジン」を「ベルトウェイ」に使用したGagetu選手が一気に流れを持っていく。ところてん選手は「魔人の恫喝」で妨害しようとするが,これは「予期せぬ妨害」で打ち消されてしまう。

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 ここからは「風水エンジン」で超強化された「ベルトウェイ」の独壇場。「連撃」「波及」効果で3体並んだ敵ユニットを掃除し,Gagetu選手が盤面の主導権を握る。ところてん選手は,ヒーローの残り体力が1桁になった頃,ようやく「快楽ビュッフェ」「シャドウブレイド」のあわせ技で「ベルトウェイ」の除去に成功するが,Gagetu選手が「ルポ」に「風水エンジン」を使用したことで,なすすべがなくなって勝負あり。「風水エンジン」を使いこなしたGagetu選手がDAY2最後の優勝者となった。

画像(056)[TGS 2019]「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」レポート。初の公式賞金制大会は白熱の試合が目白押し

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画像(058)[TGS 2019]「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」レポート。初の公式賞金制大会は白熱の試合が目白押し

 こうして,2日間にわたる初の「TEPPEN」賞金制大会「TEPPEN TOKYO GAME SHOW CUP 2019」は幕を閉じた。どれもハイレベルな試合ばかりで,解説していた身としても熱くなることが多く,今後の大会でも,間違いなく白熱した試合が繰り広げられる予感がした。5000万円をかけた世界大会の予選も間近となっているので,これからも「TEPPEN」の動きに注目したい。

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