オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[COMPUTEX]Dellコンシューマ部門のトップに聞く,新型PCにおける「Ryzen」採用の理由や新製品のコンセプト
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2017/05/31 21:35

イベント

[COMPUTEX]Dellコンシューマ部門のトップに聞く,新型PCにおける「Ryzen」採用の理由や新製品のコンセプト

Ray Wah氏(Senior Vice President,Consumer & Small Business Product Group General Manager,Dell)
 COMPUTEX TAIPEI 2017に合わせて,Dellは,Inspironブランドのゲーマー向けデスクトップPC「Inspiron 5675 Gaming Desktop」など,さまざまな新製品を発表した(関連記事)。
 製品発表会に登壇し新製品をアピールした,Dellのコンシューマ向けPC部門を統括する上級副社長のRay Wah氏へのグループインタビューに参加する機会を得たので,新製品にAMD製プロセッサを採用した理由や,各製品のコンセプトなどを聞いてみた。

――今回の新製品で,AMDのプロセッサを採用した理由を教えてください。

Ray Wah氏:(以下,Wah氏)
Dellは今回発表した3製品のうち,2製品にRyzen,1製品でBristol Ridgeを採用した。AMDの発表会にはWah氏が登壇し,Dellの発表会には,AMDのCEOであるLisa Su氏(右)が登壇するなど,密接な関係をアピールしていた
Inspiron
 まずAMDは,PCの領域ではよく知られており,ほとんどのPCメーカーで採用されています。同社の新しいマルチコアプロセッサ技術(=Ryzen)を目にしたときに,Dellの革新的な製品に取り入れたいと考えました。

 次に,Dellは高性能なPC製品において,最善の体験をもたらすものを提供したいと考えていますが,同時にユーザーが選択できるようにしたいとも考えています。
 デスクトップPCのビジネスで,成長が見込まれる領域は2つあります。1つがPCゲームで,もう1つが仮想現実(以下,VR)です。このセグメントで威力を発揮するのがマルチコアプロセッサです。
 Intelのプロセッサを使ったオールインワンPC(※液晶ディスプレイ一体型PC)は,以前から手がけていますが,それと同じように,AMDのプロセッサでも,オールインワンPCを提供します。これによって,中身がAMDであれIntelであれ,ユーザーが好きなものを選べるようになったわけです。

Ryzen 7プロセッサを採用する「Inspiron 5675 Gaming Desktop
Inspiron

――2017年1月のCES 2017では,Inspironのゲーマー向けPCにどのようなブランド名を付けるかについて,やや混乱があったようです(関連記事)。Inspiron Gaming Desktopは,ブランド名という理解でいいのでしょうか。

Wah氏
 はい,Inspiron Gaming Desktopがブランド名になります。ノートPCの場合は,Inspiron Gaming Notebookを今後のブランド名として採用していきます。

――ゲーマー向けPC市場は今後,どの程度拡大すると考えていますか?その中でInspiron Gaming Desktopが果たす役割は?

Wah氏
Inspiron 15 7567 Gaming
Inspiron
 ゲーマー向けPC市場は,年間20億ドルの成長を遂げています。いつまでかは分かりませんが,今後もしばらくは続くでしょう。「Inspiron 14 Gaming Notebook」(※国内未発売)を中国で最初に販売したときには,とても売れました。そこで15インチモデル(※「Inspiron 15 7567 Gaming」のこと)は全世界で投入し,ALIENWAREとInspironの両方で,ゲーマー向けPC市場の成長を加速してきたと考えています。

 ALIENWAREはプレミアムセグメントで,究極のゲーマー向け体験を提供します。3枚のグラフィックスカードを搭載できる製品もあるなど,「ゲームマスター」と呼ぶべきハイエンドなゲーマーもカバーする製品です。
 そこから学習したテクノロジーをInspironシリーズに搭載し,普及価格帯で最高のゲーマー向けデスクトップPCや,ノートPCの製品を出していきたいと考えています。これによって,マーケット全体の成長を加速できるでしょう。

 マーケット拡大におけるもうひとつの要因は,e-Sportsの盛り上がりにあります。今後,e-Sportsをプレイしたい人だけでなく,観戦して楽しみたい人がさらに増えて人気が高まれば,我々の製品もさらに拡大するでしょう。

写真は,Intel主催のe-Sportsイベント「Intel Extreme Masters」での一コマ。数千人の観客がつめかけるe-Sportsイベントが,海外では珍しくない
Inspiron

――Inspiron 27 7000はVRヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)に対応しましたね。一体型PCでVR HMD対応というのは,珍しいように思います。

Wah氏
VR HMDに対応可能なスペックを有するInspiron 27 7000
Inspiron
 Inspiron 27 7000はオールインワンPCであり,必ずしもゲーマーを対象とはしていません。どちらかと言えば,VR HMDのユーザーを主眼に置いており,背面ポート類の配置も,(VR HMDが使いやすいように)きちんと考えられています。PCでVR HMDを利用するには有線でつなぐ必要があるので,スペースが必要ですからね。
 VRを体験するためには,スペースだけでなくかなりの投資が必要になります。ユーザー目線で考えて,コンパクトなPCであれば,VRをさらに体験してもらいやすくなると考えました。オールインワンPCならば,限られたスペースでもVR HMDを利用できます。

 あるいは,中小企業でVRコンテンツのサービスを提供する場合にも,オールインワンPCに必要な要素がすべて入っていれば,小さなスペースで簡単に設置できます。
 Inspiron 27 7000でVR対応のスペックを選んだ場合,Ryzen 5とRX 580がミニマムの仕様になり,最低価格は1299ドル(約14万3886円)です。

――さらにコンパクトなInspiron 24 5000はVRに対応できませんか?

Wah氏
 これ以上小さくはできません。CPUやGPUの電力消費などを考えていくと,Inspiron 27 7000が,現時点では最小のフォームファクタでしょう。

[COMPUTEX]DellからRyzen搭載のゲーマー向けデスクトップPCや液晶パネル一体型PCが登場。国内発売の予定もあり

Dell 公式Webサイト

COMPUTEX TAIPEI 2017取材記事一覧

  • 関連タイトル:

    Inspiron

  • この記事のURL:
line
4Gamer.net最新情報
トピックス
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:10月18日〜10月19日
タイトル評価ランキング
83
82
80
OCTOPATH TRAVELER (Nintendo Switch)
55
51
Conan Outcasts (PS4)
2018年04月〜2018年10月