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2017/01/20 13:26ニュース
Dell，約12万円で買えるGTX 1050 Ti搭載ゲームノートPC「Inspiron 15 Gaming」を国内発売
2017年1月20日，Dellの日本法人であるデルは，東京都内で報道関係者向けイベントを開催し，CES 2017で発表済みの新型ノートPC「Inspiron 15 7567 Gaming」（国内製品名：New Inspiron 15 Gaming）や，ALIENWAREブランドの新製品など，ゲーマー向けPC多数の国内展開を発表した。
発表と同時に直販サイトで販売が始まったInspiron 15 7567 Gamingは，15.6インチサイズのフルHD解像度液晶パネルとノートPC向け「GeForce GTX 1050 Ti」，4コアKaby Lake-Hを搭載しながら，10万9980円（税別，送料込み）からという販売価格になっているのが特徴だ。単純計算した税込価格は11万8778円という，システムビルダー製モデル並みの，挑戦的な設定である。
メインメモリ容量は8GBもしくは16GB（メモリアクセス方法は現時点だと未公開）で，ストレージは容量256GBのSSDか，容量128GBのSSDと容量500GBのHDDからなる組み合わせ，容量256GBのSSDと容量1TBのHDDからなる組み合わせのいずれかとなっている。
Inspiron 15 7567 Gamingについて，
かつて，Dellが以前にInspironブランドで販売していた「Inspiron 15 7000」は，筐体デザインも一般向けPCをほぼそのまま流用したようなものを使っており，ゲーマー向けに特化したものではなかった。
その点，Inspiron 15 7567 Gamingは，専用にデザインした新しい筐体を採用しているのが特徴だ。マッスルカー――大馬力で大重量な，いわゆるアメ車――をモチーフにしたという筐体は，ヒンジよりもやや後ろまで張り出した冷却機構や，金属を押し出し成型して作った天板などが特徴であるという。
ちなみに，米国におけるDellの製品情報ページでは，本製品のところに「Dell Gaming」というブランド名らしきものと，ロゴマークがあった。そのため，Inspironブランドをベースにしたゲーマー向けPCは，Dell Gamingというブランド名になるのかと4Gamerでは考えていたのだが，Dellに確認したところ，実情はもう少しややこしいのだという。
まず，Dell Gamingというのは，ALIENWAREも含めたDellのゲーマー向け製品を包括する名称で，今までも使われてはいた。ただ，ブランド名として大きく打ち出していたわけではなかった。そのうえで，Inspiron 15 7567 Gamingのリリースに合わせて，ALIENWARE以外のゲーマー向け製品に付ける新しいブランドも，準備していたのだが，商標関連の問題によって，それが使えなくなってしまったのだそうだ。
そういう事情があるため，現在はInspiron 15 7567 Gamingには，特定のブランド名が付いていない状況になっている。ただ，将来的にはInspironベースのゲーマー向けPCにブランド名を付ける可能性はあるそうで，それがDell Gamingという名称になるのか，それともInspiron Gamingといった名称になるのかは，まだ決まっていないということであった。
話を戻そう。Inspiron 15 7567 Gamingは，飛び抜けた要素のある製品ではない。ただ，やはりこのスペックとデザインを備えたゲーマー向けノートPCが，12万円を切る価格でDellから登場するというインパクトは大きいだろう。エントリー〜メインストリーム市場向けノートPC市場に，一石を投じる製品となりそうだ。
●Inspiron 15 7567 Gamingの主なスペック
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発表と同時に直販サイトで販売が始まったInspiron 15 7567 Gamingは，15.6インチサイズのフルHD解像度液晶パネルとノートPC向け「GeForce GTX 1050 Ti」，4コアKaby Lake-Hを搭載しながら，10万9980円（税別，送料込み）からという販売価格になっているのが特徴だ。単純計算した税込価格は11万8778円という，システムビルダー製モデル並みの，挑戦的な設定である。
メインメモリ容量は8GBもしくは16GB（メモリアクセス方法は現時点だと未公開）で，ストレージは容量256GBのSSDか，容量128GBのSSDと容量500GBのHDDからなる組み合わせ，容量256GBのSSDと容量1TBのHDDからなる組み合わせのいずれかとなっている。
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かつて，Dellが以前にInspironブランドで販売していた「Inspiron 15 7000」は，筐体デザインも一般向けPCをほぼそのまま流用したようなものを使っており，ゲーマー向けに特化したものではなかった。
その点，Inspiron 15 7567 Gamingは，専用にデザインした新しい筐体を採用しているのが特徴だ。マッスルカー――大馬力で大重量な，いわゆるアメ車――をモチーフにしたという筐体は，ヒンジよりもやや後ろまで張り出した冷却機構や，金属を押し出し成型して作った天板などが特徴であるという。
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ちなみに，米国におけるDellの製品情報ページでは，本製品のところに「Dell Gaming」というブランド名らしきものと，ロゴマークがあった。そのため，Inspironブランドをベースにしたゲーマー向けPCは，Dell Gamingというブランド名になるのかと4Gamerでは考えていたのだが，Dellに確認したところ，実情はもう少しややこしいのだという。
まず，Dell Gamingというのは，ALIENWAREも含めたDellのゲーマー向け製品を包括する名称で，今までも使われてはいた。ただ，ブランド名として大きく打ち出していたわけではなかった。そのうえで，Inspiron 15 7567 Gamingのリリースに合わせて，ALIENWARE以外のゲーマー向け製品に付ける新しいブランドも，準備していたのだが，商標関連の問題によって，それが使えなくなってしまったのだそうだ。
そういう事情があるため，現在はInspiron 15 7567 Gamingには，特定のブランド名が付いていない状況になっている。ただ，将来的にはInspironベースのゲーマー向けPCにブランド名を付ける可能性はあるそうで，それがDell Gamingという名称になるのか，それともInspiron Gamingといった名称になるのかは，まだ決まっていないということであった。
話を戻そう。Inspiron 15 7567 Gamingは，飛び抜けた要素のある製品ではない。ただ，やはりこのスペックとデザインを備えたゲーマー向けノートPCが，12万円を切る価格でDellから登場するというインパクトは大きいだろう。エントリー〜メインストリーム市場向けノートPC市場に，一石を投じる製品となりそうだ。
●Inspiron 15 7567 Gamingの主なスペック
- CPU：Core i5-7300HQ（4C4T，定格2.5GHz，最大3.5GHz，共有L3キャッシュ容量6MB），Core i7-7700HQ（4C8T，定格2.8GHz，最大3.8GHz，共有L3キャッシュ容量6MB）
- チップセット：未公開
- メインメモリ：PC4-17000 DDR4 SDRAM 8GB，16GB
- グラフィックス：GeForce GTX 1050 Ti（グラフィックスメモリ容量4GB）
- ストレージ：SSD（NVMe M.2接続，容量128GB，256GB），HDD（Serial ATA接続，容量500GB，1TB）
- パネル：15.6インチ，解像度1920×1080ドット，ノングレア（非光沢）
- 無線LAN：IEEE 802.11ac＋Bluetooth 4.2
- 有線LAN：1000BASE-T×1
- 外部インタフェース：USB 3.0 Type-A×3，HDMI 2.0×1，4極3.5mmミニピン（※ヘッドセット用）×1，有線LANポート
- スピーカー：内蔵2chステレオ＋底面サブウーファー
- マイク：内蔵
- カメラ：内蔵（720p）
- バッテリー容量：74Whリチウムポリマー電池
- ACアダプター：出力未公開
- 公称サイズ：384.9（W）×274.7（D）×25.3（H）mm
- 重量：2.52kg
- OS：64bit版Windows 10 Home，64bit版Windows 10 Pro
- 価格：10万9980円（税別，SSD 256GBモデル），14万9980円（税別，SSD 256GB＋HDD 1TBモデル）
デルのInspiron 15 7567 Gaming販売ページ
キーワード
（C）2012 Dell
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