仲間を疑い，排除する。「人狼」ゲームのような感覚でプレイするRPG「ロストディメンション」をプレイムービーで紹介

　フリューから2014年8月7日に発売されたRPG「ロストディメンション」（PS3 / PS Vita）の紹介プレイムービーを掲載した。


　本作は，“世界を終わらせる者”こと「ジ・エンド」の登場によって崩壊してしまった世界を舞台に，予知能力を持つ主人公の青年「ショウ・カスガイ」が，特務機関「S.E.A.L.E.D.（シールド）」の仲間達と共に世界を救うべく戦うというRPGだ。

「ロストディメンション」公式サイト

　ゲームの目的は，ジ・エンドが作り出した巨大建造物「ピラー」へ突入し，頂上で待ち受けるジ・エンドを倒すことなのだが，上の階層へ進むには，代償として仲間の誰かを「消去（イレイズ）」しなくてはいけないというルールがある。メンバー全員の投票によって，誰かを消す……しかも，メンバーの中には「裏切り者」が紛れているのだ。プレイヤーは，共に戦う仲間を疑い，誰が裏切り者なのかを見極めなくてはならない。


　RPGと言えば基本的に，物語を進めると仲間が増えていくものだが，本作ではまったく逆で，先に進むために仲間を減らしていくという仕組みが非常に印象的。11人いる仲間のうち，誰が裏切るのかはゲームをプレイするたびにランダムで変化するため，誰も信用できないのだ。


　それでも，共に戦っていくうちに信頼度が高まり，お気に入りのキャラクターも出てくる。しかし，誰が裏切り者になるか分からないので，これまでずっと育ててきたキャラクターが実は裏切り者だった！　というシーンに直面した時，「仕方ない」と割り切ることができるのか。それとも，裏切り者だと知りつつもイレイズ対象には選ばず，先へ進もうとするのか。そういった部分で真剣に思い悩める人には，深く楽しめるゲームだと言えるだろう。

「ロストディメンション」公式サイト