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“GODSGARDEN×4Gamer”座談会企画 第2弾。トッププレイヤー4名が語る「スパIV AE」,そして格闘ゲームシーンの未来
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印刷2011/08/06 00:00

インタビュー

“GODSGARDEN×4Gamer”座談会企画 第2弾。トッププレイヤー4名が語る「スパIV AE」,そして格闘ゲームシーンの未来

 2010年12月16日に稼働を開始したカプコンの「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション」ARCADE / PS3/ Xbox 360 / PC,以下,スパIV AE)。2011年6月30日には,家庭用パッケージ版も発売され,日々修行に明け暮れている人もいることだろう。また先日8月1日には,世界最大の格闘ゲーム大会「Evolution 2011」も開催され,数々の名勝負が繰り広げられたことも記憶に新しい(関連記事)。4Gamer読者の中にも,夜通しの観戦で徹夜した人も少なくないのではなかろうか。

 そこで4Gamerでは,2010年の年末に行った第1回に引き続き,GODSGARDEN座談会の第2回を企画した。今回のお題は,ズバリ「スパIV AEの良いとこ,悪いとこ」。前回に引き続き,GODSGARDENの協力の下,4人のトッププレイヤーに集まってもらい,プレイヤーから見た本作のプレイシーンの現状について語ってもらった。トッププレイヤー達が「スパIV AE」や,ひいては現在の格闘ゲームシーン全体をどう考えているのか。2時間半にわたって繰り広げられた濃密なトークを,今回も余すところなくお伝えしていこう。



“GODSGARDEN”とは


 「ストリートファイターIV」シリーズや「鉄拳」シリーズを中心に,定期的なゲーム大会を開催しているプレイヤーコミュニティ。その活動の一端は,Ustreamやニコニコ生放送などで見ることができる。現在は2011年8月20日に開催予定の「GODSGARDEN #4」に向け,招待選手を決定するファン投票が開催中だ。詳細は,公式サイトを参照してほしい。


「GODSGARDEN」公式サイト

「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション」公式サイト


※座談会の都合上,文中の敬称は省略しています。
※各タイトルは,以下の表記に省略しています。「ストリートファイターIV」=「ストIV」,「スーパーストリートファイターIV」=「スパIV」,「スーパーストリートファイターIV ARCADE EDITION」=「スパIV AE」,「ストリートファイターIII 3rd Strike」=「ストIII 3rd」,「STREET FIGHTER III 3rd STRIKE Online Edition -Fight for the Future-」=「ストIII 3rd OE」。



4人のトッププレイヤー,その格ゲー歴


総師範KSK(以下,KSK):
 それじゃあまず,それぞれの自己紹介から。まず,かずのこ君。格闘ゲームのプレイ歴と,個人的なベスト格闘ゲームあたりを聞いてみたい。

かずのこ
闘劇'10「GGXXAC」部門準優勝など,アーク系タイトルで長年活躍しているプレイヤー。ストIV末期からサガットで参戦後,スパIV AEではユンを使いこなしてBP全国1位の座に躍り出る。ちなみかつては「イノウエ」という名を名乗っていた。「かずのこ」と名を変えた理由は,未だ謎に包まれている
かずのこ:
 うーん,6年くらい。ベスト格ゲーは「ギルティギアゼクス アクセントコア」(以下,ギルティ)ですね。

KSK:
 ストIVを始めたきっかけは?

かずのこ:
 ストIVの最初の闘劇。あのときギルティの本戦が3日目で,ストIVが1日目だったんですよ。その時にストIVの本戦を見に行ったんですけど,それがすごくかっこよかった。ももちさんとぼんちゃんさんの試合を大画面で見て……。

KSK:
 ああ,それで感化された? だから最初サガット使いだったのか。

かずのこ:
 そうです。あと,それまでカプコンのゲームをやったことなかったので,職人キャラとか使っても絶対勝てないと思ったんで……。

板橋ザンギエフ(以下,板ザン):
 とりあえず強キャラを(笑)。

猫舌アベル(以下,猫舌):
 かなり後半に始めた感じじゃなかった? あと一時期良くプレイしているの見たのに,パタっとやらなくなってたよね。

かずのこ:
 その時は,多分闘劇でギルティと「ブレイブルー」の本戦出場が確定していたのでそっちをやってましたね。でもストIVも面白いから。

KSK:
 なるほど。時期的にそっちのタイトルに力入れてたと。じゃあサガットから今のキャラクター,ユンに乗り換えたのはどういう理由で?

かずのこ:
 カプコンゲームやってる人って,すごく差し合いが上手いイメージがずっとあって,自分が使うならそこを無視できるキャラがいいと思ったんです。差し合いを飛ばして,読み合いにもっていけるキャラ。

KSK:
 つまりユンの雷撃蹴が気に入ったと。

かずのこ:
 そうですね。あれがなかったら使ってないですね。

4Gamer:
 なんでヤンではなかったんですか?

かずのこ:
 ヤンは最初の見た目であまり強そうでなかったのと……あと結局差し合いをしているようなイメージなので。雷撃蹴の性能も,ユンよりちょっと遅いですし。

猫舌:
 でも一時期,ヤンのが強いかもって言ってたよね?

かずのこ:
 うーん。それは多分,ゲームに慣れて,差し合いができるようになったからかな。

猫舌
BPランキング全国14位の強豪アベル使い。スパIV AEで弱体化したとされるアベルを使用して,今なお活躍し続けるアベル使いの星。コンボ精度の高さと,ここぞというタイミングでの読みを通す能力には定評がある。TOPANGAチャリティーカップ,地域対抗戦などでの活躍が記憶に新しい
KSK:
 じゃあ次,猫舌君。格闘ゲームのプレイ歴は?

猫舌:
 プレイ歴は……18年くらい。スーパーファミコンのストIIからです。双子の兄がいるので,その頃は兄と対戦してましたね。

KSK:
 ああ,お兄さんもかなり強いらしいね。じゃあ,ベスト格闘ゲームは。

猫舌:
 結局一番やり込んだのがストIVなんで,ストIVかなぁ。プレイした期間でいうと「ザ・キング・オブ・ファイターズ」(以下,KOF)シリーズのほうが長いので,自信はそっちのほうがあるんですけど。でも今はストIVのほうが好きですね。

4Gamer:
 KOFシリーズはどのバージョンからですか?

猫舌:
 '94から。だから最初からずっとですね。ストIVを始めたのも……ほら,KOFって「XI」の後くらいで一回途切れたじゃないですか。僕はギルティとかもプレイしていなかったので,そこで丁度プレイするゲームがなくなった(笑)。そのタイミングで,ストリートファイターという大きいタイトルが来たので,とりあえず手をつけてみたんです。その後はもう,ストIVにハマリ過ぎちゃって,今の「XIII」もプレイしてない,みたいな。

KSK:
 アベルを選んだのはなんでなの?

猫舌:
 最初はケンやC.ヴァイパーも触ったんですが,アベル使ってみたら,これが自分に1番あってると思った。僕は反応が良いわけではないし,コンボ上手いわけでもないですが,読みにはそれなりに自信があって。例えば相手のバックステップを読んだとしたら,ほかのキャラだと足払いで終わるところが,アベルだったら前中Kからフルコンボが入る。

KSK:
 ああ確かに。つまり読み勝ったときにフルコンボを入れたいんだ。

猫舌:
 そうですね。読み勝ったなら,大ダメージを取りたい。

KSK:
 分かる。その気持ち。俺も読み勝ったときは肘をいれたい。もう大攻撃しか押してないからね(笑)。

ときど:
 KSKさんもそういうタイプだよね。

KSK:
 ……今のアベルはどう?

猫舌:
 いや強いと思いますよ。スパIVは守るのがキツいゲームだけど,アベルはどちらかというと崩しに行く側ですし。そういうところでは恵まれてる。あとやっぱり自分にはアベルが合ってるので。仮に僕がユンとか使っても弱いと思います……ってなんで笑ってるんですか(笑)。

板ザン:
 (笑)。いや前向きだなーと思って。ユン・ヤン・フェイロンの愚痴を言わないカッコ良さがあるよね。

KSK:
 俺,最近ユン・ヤン・フェイロンの愚痴しか言ってないからな(笑)。今はあんまり,対策のためにユンにガンガン乱入はしない?

猫舌:
 しないですね。結構やってた時期があるんですけど,それでゲームに対するテンションが下がっちゃって。それで暫くやらなくて,忘れた頃にまたやりだして。それでユン戦やって,またテンション下げるっていう(笑)。

かずのこ:
 それはしょうがないですよね。

KSK:
 やっぱユン戦やると,ちょっと嫌になるよね。

猫舌:
 連戦したらダメですね。でも5回ぐらいやると,こっちも熱くなっちゃうんで。負の連鎖が始まっちゃう。


KSK:
 こんな感じで続けよう。次は板ザン。格闘ゲームプレイ歴から。

板橋ザンギエフ
「バーチャファイター」ではその名を知らない者はいない強豪プレイヤー。満を持して参戦した「ストIV」において,その名のとおりザンギエフを使って強豪プレイヤー達と互角に渡り合っている。初心者に格闘ゲームを指導する「ゲーム上達養成講座」やカプコン公式イベントでも活躍中
板ザン:
 そりゃあ「ストリートファイターII」(以下,ストII)からでしょ。多分20年前くらい前だから,1990年とか。ベスト格ゲーは,やっぱ俺は「バーチャファイター4」(以下,バーチャ4)。あれで格闘ゲームに狂いだした。超オモシロかったですからね。

KSK:
 バーチャ4は俺も印象に残ってるな。皆すげぇ輝いてたんだ。板橋ザンギエフって名前もその頃からだよね。やっぱりストIIでザンギ使ってたとか?

板ザン:
 いや,それは単に重量級萌えってだけで付けた名前で。そしたらバーチャで定着しちゃった(笑)。だからザンギは後付けなんです。ストIVで限定解除したっていう。

KSK:
 あ,後なんだ(笑)。じゃあストIVをやり始めたのは?

板ザン:
 ちょっとやってみたら,ザンギが結構簡単で面白かったんで。凶悪な強さがありましたし。強さは別にしても,伊予が優勝した全国大会の前ぐらいの時期,サファリがものすごく盛り上がってたじゃないですか。それでこれ熱いって思ってプレイしてて,気づいたらハマってましたね。(※サファリ=池袋のゲームセンター)

KSK:
 確かストIII 3rdでもヒューゴー使ってたよね。よっぽど投げキャラが好きなのかなって思ってた。

板ザン:
 そうそう(笑)。デカイほうのキャラから選んで決めていくんです。

4Gamer:
 スパIV AEになって,ほかのキャラクターへの乗り換えは考えませんでしたか。

板ザン:
 T.ホークを使ってみて,ザンギとどっちがいいか検討はしたんですよ。でも結局ザンギに落ち着きましたね。T.ホークも攻め重視でいいかな? と思ったんだけど,やっぱAEはユン・ヤン・フェイロンをいかに倒すかってゲームなので。T.ホークはユン・ヤンは行けたとしても,フェイロンがキツい。それならザンギのがいいのかな,と。

猫舌:
 そこは名前じゃないんだ(笑)。

板ザン:
 そこは結構マジで検討した(笑)。もし勝ちに行くんだったら,俺も絶対ユン使いますしね。

KSK:
 じゃあ今は,勝ち負けにこだわらず,エンジョイしてる感じ?

板ザン:
 エンジョイ……でもやっぱり勝ち負けがすべてじゃないじゃないですか。ザンギでどれだけやれるかってのを,今は頑張りたいですね。

KSK:
 なるほど。俺がアレックス使ってるみたいな。

かずのこ:
 すかさず自分の話に(笑)。

ときど:
 言い訳ですからこれ。

KSK:
 アレックスは保険に使えるからね(笑)。相手春麗だし,負けてもしょうがない。ときどに20連敗しても大丈夫。じゃ,次ときど。プレイ歴は……「ジョイメカファイト」から?

ときど:
 いやいや,普通にスーパーファミコンのストIIですよ。小3ぐらいからやってたから……17〜8年くらい。

猫舌:
 多分僕と同じくらいですね。

ときど
かつては東大生にして闘劇常連というキャッチでおなじみだったが,「ストIV」以降は数々の海外大会出場と活躍を経て国際的に「Murder Face」というニックネームで親しまれる。Mad Catz社,The Traveling Circus社から支援を受けるプロゲーマーとして活躍中
ときど:
 そうですね。やっぱストIIからの人は多いんじゃないかな。

4Gamer:
 ゲーセンに行き始めたのは?

ときど:
 ゲーセンは中1とか小6とか。KOF'97の時ですね。

KSK:
 そこがときどの名前の由来,「飛んでキック,どうした!」だからね。じゃあベスト格闘ゲームは。(※どうした!=庵の必殺技「闇払い」時のセリフ)

ときど:
 うーん。本当に良いゲームだなと思ったのは,ギルティとか。ただ,今まさにプレイヤーが集まってるという点だと,やっぱスパIVですかね。人がいないと,対戦できないし,つまらない。

KSK:
 ストIVをやり始めたのは,結構遅かったよね。

ときど:
 遅かったですね。やり始めた理由は,なんか総師範っていう人がいて……その人が「ゲーマーズ甲子園」って番組の企画があるからって。それで練習したのがきっかけかな。

KSK:
 あ,じゃあ俺がときどを目覚めさせたってことでいいですか。

ときど:
 ……まぁそういうことです。それは間違いじゃないんで。

 (一同爆笑)

ときど:
 ただ,どのゲームも取りあえずはやるんですよ。その中でストIVを続けられたってのは,やっぱり魅力あるプレイヤーが大勢いたからだと思います。

KSK:
 タレントが多いよね,ストIVはほんとに。ゲーマーズ甲子園に出てたメンバーも,今は結構,華々しいことになってるから。

ときど:
 そうそう。昔の自分は,カプコンのゲームはもう分かったからっていって,次はバーチャや鉄拳にチャレンジ,とかやったんですよ。でもストIVの場合は,人がそこに集まってるなら絶対楽しいでしょって感じで。自分もそこそこ勝てるだろうし,って。それで続けられた気がしますね。

KSK:
 でも最初に豪鬼の練習を始めたときは,勝率かなり低かったよね? クラブセガで勝率20%とか。

ときど:
 もうこのキャラホント弱いって,ずっと思ってましたよ。

KSK:
 それでも豪鬼を使い続けたのは,何か理由があるの? 豪鬼でほかに強い人いたっけ,あの頃。

ときど:
 関東ではいなかったぽいですね。でもその頃はもう家庭用があったんで,いろいろ調べてるうちに,結構強そうな動きを見つけて。誰もやってないなら,これみんな対応できないんじゃないの? って。

KSK:
 それが「ときど式」。でもときど式って,別にときどが見つけたわけじゃないんだよね。本当はしたらば式でしょ?(※したらば=攻略掲示板の一つ)

ときど:
 は? いやそれは全然分かってないです。お話しにならない。したらばは確かにネタの宝庫で,参考にはなりましたけど。でも最初に見つけたのは……。

KSK:
 ほんとに? ときど式はときど式だと。

ときど:
 ほんとほんと,これはホントです。そこから派生したネタはいろいろありますけど。最初に作ったのが誰かって話になると……ま,そうなっちゃうカナ?

猫舌:
 なんか,やらしいな(笑)。

KSK:
 あと,ときどが豪鬼はじめたのって,ウメハラから勧められてじゃなかった?

ときど:
 そうです。豪鬼はウメさんから。だからきっかけはそれですね。

4Gamer:
 なんでウメハラさんは,ときどさんに豪鬼を勧めたんですかね?

ときど:
 それはたぶん,関東に強い豪鬼がいなかったから。それなりに動きも揃ってるし……対策したかったでしょう。分かんないけど,それもあると思います。

KSK:
 ときどが使えば絶対強くなるっしょ,みたいなイメージだったのかな。

ときど:
 うーん,ただ今の豪鬼が強いとされている部分って,あの人が思ってたのとは,たぶん違う強さだと思うんですよね。多分ウメハラさんは,波動拳とか昇龍拳とか,あと阿修羅閃空もあるし,そういうところが強いと思って勧めたと思うんですけど。


 
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