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World of Tanks公式サイトへ
  • Wargaming.net
  • 発売日:2011/04/12
  • 価格:基本プレイ無料
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World of Tanks
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印刷2011/01/31 17:27

連載

海外ゲーム四天王 / 第75回:「World of Tanks」(後編)

海外ゲーム四天王 〜戦うおじさん〜
第75回:今週のマズルブレーキ:「World of Tanks」
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 先週に引き続き,ベラルーシのWargaming.netが開発/正式サービスを行う「World of Tanks」を紹介するのが,今週の「海外ゲーム四天王」だ。先週はゲームの概要をお知らせしたが,いよいよ愛車と共に戦場に立ち,ヴィットマンやバルクマンもかくやというエースタンカーの伝説を築き挙げるときがやってきた。しかし,あまりにもベタな展開で申し訳ないと思うが,もちろん,そんなにうまくいくわけなかったようだ。
 あまりにもよくやられるので,愛車に「走るイケニエ」とあだ名を付けた4Gamer編集部の松本隆一が今週もお届けしよう。

真剣にやっている人には面白く そうでない人も面白くプレイできる戦車ゲーム

 

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 私は今,愛車Leichttraktorと共に戦場に立っている。いよいよ,ここから私の華麗な冒険が始まるのだ。空は青く広く,眼前では激しい戦車戦が繰り広げられている。おお。はるか遠くから一発の砲弾が美しい弧を描いてこちらに飛んでくるではないか。私の愛車に命中。炎上。ゲームオーバー。なんだそれ! 一発かよ! ……戦車戦,甘くないです。

 そんなわけで,今週の「海外ゲーム四天王」がお届けするのは,ベラルーシのWargaming.netが開発/サービスを行っているMMOG(多人数参加型オンラインゲーム)「World of Tanks」だ。タイトルを見ればお分かりのように今回は「後編」であり,前編は先週1月24日に掲載した。一応,続きっぽくなっているので,何かの間違いでまだ読んでいないという人は,ぜひ前編も参照してほしい。ちなみに,ゲームについてまともに書かれているのはテキスト全体の半分ぐらいだから,その点は注意が必要だ。

 

「World of Tanks」公式サイト

 

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 さて,前編でも書いたように,World of Tanksは最大30人のプレイヤーが自分の戦車(もしくは自走砲,駆逐戦車)に乗って,ネット上に作られた戦場に集合。大砲vs.大砲の激しいドンパチを繰り広げるというMMOG(大人数参加型オンラインゲーム)だ。
 ゲームで使える戦車は,第二次世界大戦初期から朝鮮戦争までに登場した250種類以上が用意されており,いずれもディテール豊かなグラフィックスで再現されている。戦車の細部へのこだわりはかなりのもので,眺めているだけで,いろいろなものがみなぎってくるはずだ。
 現在,ロシアおよびロシア語圏で正式サービスが行われており,それ以外のヨーロッパ諸国および北米ではオープンβテストという状況にある。もっとも,テスターに申し込む際に国籍などは問われないので,基本的にあなたでも私でも隣の席のgingerでも参加できるという,来る者拒まずのスタイルで,もれ承るところによれば,日本にもそれなりの数のプレイヤーがいるようだ。

 

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 サーバーにアクセスすればすぐに分かるが,参加プレイヤー数,行われているマッチの数いずれも膨大で,相手に困ることは当分なさそうな気配が漂う。おそらく,世界の戦車ファンのほとんどが集まっているだろう。濃いなー。
 試合のマッチングは自動で行われ,近い強さの戦車に乗ったプレイヤーが一緒になる。また,車種も適度にバラつくシステムで,基本的にうまく働いている。もっとも(私自身は経験ないが),ハイレベルな戦車ばかりの戦場に豆タンクに乗ったプレイヤーが放り込まれたり,チームのほとんどが自走砲といった無茶な展開も起きるようだ。まあ,それもご愛敬ということで。

 

 車種としては,快速を生かして偵察任務などをこなす軽戦車,移動力,攻撃力,そして防御力のバランスの取れた中戦車,巨砲を搭載し,一撃必殺の破壊力を持つ重戦車,遠距離砲撃を行う自走砲,そして砲の旋回はできないものの,車体に比べて大きな砲を搭載した駆逐戦車がある。

 

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 上記のうち,自走砲はちょっと特殊で,山なりの砲弾を放って遠距離の敵も撃破する能力を持っている。文頭で私の愛車「走るイケニエ」を炎上させてくれたのが,これだ。たぶん。もっとも間接照準となるため,味方の軽戦車なりが敵を発見してくれないと威力を発揮できない。身をもって証明したように自走砲によっては重戦車すら一撃で葬り去れるほどで,「ずるい」とさえ思える強力さだ。ただし,敵の中戦車などに接近されてしまうと,防御力はほとんど無に等しいので,大変まずいことになる。軽戦車が快速を生かして敵地の奥へ侵入し,自走砲狩りを行うというシーンは,戦場でよく見られる風物詩だ。

 

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 また駆逐戦車もちょっと特殊で,こちらは砲の旋回ができないぶん,待ち伏せ攻撃が主体だ。シルエットも低いため発見されにくいが,動かず待ち伏せが基本であるため,自走砲が天敵になる。
 いずれにせよ,以上の2車種があるおかげで,ゲームが面白くなっているのは間違いない。そうでないと,重戦車最強! ということになってしまうだろう。自走砲を効率よく使うにはチームワークというか,自分の車種が何をすべきが分かっていないといけないわけだが,まあ,最初からあまり細かく考えることはないだろう。まずはフィールドに出て戦車の操作方法を学び,撃ち合いに慣れておこう。

 

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 1つのマッチは長くても15〜30分で終わる。展開は非常にスピーディで,白熱した戦いが短時間で決着するという印象だ。もしかしたら,人より早い段階でやられがちな私が,短く感じているだけかもしれないが,それはそれでよしだ。ううう,30秒で終わった。
 前編でも書いたように,戦場に出れば経験値とクレジットが得られる。経験値でリサーチしてパーツをグレードアップし,クレジットでリサーチの終わったパーツを買うという感じになる。

 

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 戦車マニアであることに自信がないわけではないが,なかなか勝てない。「STATISTICS」で自分の戦いの記録を確認できるが,ちょっと恥ずかしくて親兄弟には見せられない感じだ。戦車戦は,予想よりもずっと遠距離で行われるので,まずはその距離感に慣れる必要がある。こりゃ,当たらないだろうと思えるほど遠くにいる敵の砲弾に,一撃でやられちゃったりするのは,新鮮な経験だ(←負け惜しみ)。実際の戦車戦も2kmとか3kmの距離で撃ち合うのだから,その点,リアルといえばリアルだろう。
 そんな私でも,それなりに経験値が入ってくるので,地味に戦車のグレードアップを図っている。戦い以外に,いろいろな楽しみ方が考えられるWorld of Tanksだが「戦車のコレクション」は中でも最も大きな要素。Tech Treeをたどれば,パンターやティーガーといったドイツの猛獣や,JS-7やT-54といったソ連の怪物達がひしめいている。

 

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 これらを集めて,車庫でいろんな角度から眺めたりできれば楽しいはずだ。考えるだけでうっとりしてくる。実を言えば,今週はそうする予定であり,「コラム:オレの戦車コレクション」,略してオレ戦というタイトルまで決まっていたのだが,あれから1週間ではさすがにIII号戦車A型が関の山。いずれ,私のタンクコレクションをお目にかける機会もあるかと思うが,それはまたの機会に。ああ,勝って勝って勝ちまくりたいなあ。
 ちょっと残念なのが,戦車のカラーリング。ソ連軍のダークグリーン,アメリカ軍のオリーブドラブ単色はまあ,仕方ないとしても,多種多様な迷彩塗装バリエーションを誇ったドイツ軍が,ジャーマングレーのみというのはやや寂しい。課金アイテムでもいいので,このへんのスキンはぜひほしいところだ。え? アイマス痛戦車? それもいいなあ。

 

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 本気で戦闘に勝とうとすれば,いろいろなことを考えなければならないだろう。戦車兵の能力,多様な目標に対して使用する弾種,戦車の備品など,重要なものから些細なものまで,選べる項目は非常に多く,かなり頭を使う。戦場では各戦車の有機的な連携が欠かせず,自走砲,駆逐戦車の使い方が勝敗を分ける。
 そういう意味で奥の深いゲームだといえそうだが,なんだったらそんなことを全然考えずに「Yeah! 戦車!」とゲームに突入しても,十分に面白い。とりあえずお気に入りの戦車に乗って戦場に立ち,やったりやられたりしよう(編注:やられてばかりのようだ)。上にも書いたように,ほとんどの戦闘が短時間で終了するぶん,ゲーム中の緊張感はなかなかのものなのだ。

 

 私の環境のせいなのか,戦闘が始まるまでの待ち時間が長いのがウィークポイントだが,仕事中「ちょっとやるか」と始めて,なかなか止められなくなったりもする。細かいことを気にせず,まずは始めてみよう。戦車ファンなら,やって損はない作品だ。

 

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■■松本隆一(4Gamer編集部/戦車評論家)■■
  大学生の頃,戦車仲間と一緒に喫茶店に集まり,戦車談義に花を咲かせるのが何よりの楽しみだったという松本。そこだけ聞くとちょっと不気味な集まりのようだが,実際,かなり妙な集団だったようで,「エンジンはディーゼルかガスタービンか」でケンカしたり,「装甲擲弾兵の運用はこうすべきだ」と大声で説明を始めて,周囲から変な眼で見られたりしたという。もう25年近く前の話だ。
  • 関連タイトル:

    World of Tanks

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