「アカツキ電光戦記」の続編がついに登場。AC「エヌアイン完全世界」，明日6月25日より稼働開始

　SUBTLE STYLEが開発を手がけるアーケードゲーム「エヌアイン完全世界」の正式稼働が，全国のアミューズメント施設にて6月25日より開始される。

「エヌアイン完全世界」公式サイト

「エヌアイン完全世界」スクリーンショット集

　本作は，以前4Gamerでも紹介したことのあるインディーズゲーム「アカツキ電光戦記」の続編となる2D格闘ゲームだ。「アカツキ電光戦記」は，その後「アカツキ電光戦記 Ausf.Achse」としてアーケードに移植され，そちらでも好評を博している。


　今作では前回好評だった基本システムはそのままに，吹っ飛ばした相手を追い打ちできる「壁コンボ」，チェーンコンボライクな「完全煉鎖」，そして一発逆転を狙える「完全世界」など，新たなシステムを搭載。登場キャラクターも3名が追加され，またカメラワークやエフェクトの演出など，あらゆる点でパワーアップが図られている。

新キャラクター

　格闘ゲームの本質の一つである，打撃の爽快感を追求したという本作，全国の格闘ゲームファンは，いよいよ始まる正式稼働に期待しよう。

全キャラクター

プロローグ

西暦２０ＸＸ年、チベットの秘境ツァンポ峡谷での崩落事故が小さく報じられた。
その数ヵ月後、“新聖堂騎士団”を名乗る組織による世界同時テロルが勃発し、世界は混沌と化した。
この混乱に乗じた各勢力による新世界の覇権を巡る暗闘が今始まる――！

新キャラクター紹介

エヌアイン

「超人？　違うな…ボクらが人間でキミたちがそれ以下になったのさ」

チベット・ツァンポ峡谷の崩落事故現場で瓦礫の上に立ち尽くしていた謎の少年。
超能力を使い、新聖堂騎士団を追う。

カティ

「うわ、勝っちゃった…」

行方不明になっていたドイツ人の少女。
何故かチベットで保護されるが、面妖な杖を持ってまた旅に出てしまう。

テンペルリッター

「まったく汚らわしい…そのまま這いつくばっておけ」

秘密結社「新聖堂騎士団」の航空兵。生身で空を飛ぶことができる。
「旧人狩り」と称して殺戮の限りを尽くす。

新システム解説

『完全煉鎖』

攻撃ボタンを連打するだけで簡単に爽快なコンボを繰り出すことができる。
初心者には易しく、上級者には使い分けやコンボルート選択や必殺技キャンセルによって駆け引きの選択肢が増え、よりゲーム性が高まるぞ。

『壁コンボ』

ダッシュ攻撃などで相手を壁にふっ飛ばし、壁に張り付いた相手に更に追い討ちをかけることが出来る。

『完全世界』

本作の目玉システム。
自らの特攻ゲージを犠牲にして１ラウンド中に一回、起死回生の強化状態を一定時間発動できる。
このシステムの使いどころによってゲームの戦略が深化するのだ。

『完全神殺』

完全世界発動中に一回だけ繰り出せる一発逆転の大ダメージ攻撃だ。
最後まで諦めるな！

製品概要

開発・著作：SUBTLE STYLE / るつぼゲームワークス有限会社
タイトル：エヌアイン完全世界（EN-EINS PERFEKTEWELT）
ジャンル：２Ｄ対戦格闘
稼動時期：２０１０年６月２５日予定
使用基板：SYSTEM BOARD Y2
操作方法：8方向レバー、4ボタン
プレイヤー数：１〜２名
公式サイト：http://subtlestyle.net/en-1/

前作から引き続き登場する12名。前回，秘密結社ゲゼルシャフトの地下基地を破壊したアカツキは，その後消息不明というが……