世界を失った少女と，記憶を失った少年の，謎に満ちた大冒険。豪華クリエイター陣が手がけるNDS用謎解きアドベンチャー「ツキビト」

　SNKプレイモアは，ニンテンドーDS用ソフト「ツキビト」を8月6日に発売する。価格は5040円（税込）。

　本作は，スタジオジブリ制作デスクを経て「新耳袋」で作家となった木原浩勝氏や，「女神転生」シリーズでおなじみのゲームクリエイター鈴木一也氏が制作する謎解きアドベンチャー。グラフィックスデザインを，リヴリーアイランドなどで人気のデザイナー集団“MONSTER★SOUP”が手がけているということで，注目している人も多いのではないだろうか（関連記事は「こちら」）。

≪ストーリー≫
自分だけに見える、人にツく奇妙なモノ。
でも誰もそれを信じてはくれない。
少女は悩み、世界を諦めようと決意する。
人生最期と決めた日、少女は記憶をなくした少年と会った。
不思議な存在「ツキビト」の力を借りて少女は歩き出す。
少年が失った記憶、そして少女が失った世界を取り戻すために…。

ツキビトが見える主人公の少女（左），記憶を失った少年 カガミ（中央），主人公の親友サキ（右）

　本作は，何となく懐かしい雰囲気の漂う“神楽町”が舞台のアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは，人にツく奇妙なものが見えるものの，それを誰にも信じてもらえず，世界を諦める決意をした少女。“人生最期”と決めた日に，少女は記憶をなくした少年“カガミ”と出会い，不思議な存在“ツキビト”の力を借りつつ，少年が失った記憶と，自分が失った世界を取り戻すために歩き出す。

　ゲームは10章の物語で構成されており，章ごとにさまざまな謎が提示される。謎を解くヒントは，町にいる人に隠されており，会話を通じてさまざまな“コマリゴト”に関わり，それを解決することとなる。ゲーム中の“携帯サイト”でも，ときおりヒントが得られるようだ。


　コマリゴトの原因が判明すると，“ツキビト舞踏”“コトノハバトル”といったミニゲームに挑戦できる。ミニゲームの詳細は不明だが，ツキビトの可愛いダンスパフォーマンスは，本作の見どころの一つといえそうだ。
　なお，会話のたびに人から生まれる“気モチ”を集めると，ツキビトの状態が変化するという。ツキビトの変化は，ゲームにどのような影響を及ぼすのだろうか。公式サイトを定期的にチェックしつつ，新情報の公開に期待したい。

「ツキビト」公式サイト

「ツキビト研究所」サイト