原口あきまささん，磯山さやかさん，北川弘美さん，キングオブコメディが「野球つく2」で対決！　“芸能人野球つく部”発表会レポート

　セガは，ニンテンドーDS用ソフト「プロ野球チームをつくろう！2」（以下，「野球つく2」）を5月21日に発売する。価格は5229円（税込）。

　本作は，プロ野球チームの球団運営を行いながら，日本一を目指す育成シミュレーションゲーム「プロ野球チームをつくろう！」（NDS）の続編だ。プレイヤーはプロ野球チームのGM（ゼネラルマネージャー）となり，選手を獲得/育成し，試合での勝利を目指していく。
　本作の詳細は，「こちら」や「こちら」の記事で確認してほしいが，2009年シーズン開幕前の最新選手データが採用されているほか，特定の選手の成長を早める「ひいき育成システム」，野球にまつわるエピソードをクエスト形式で楽しめる「ベースボールクエスト」，ワイヤレス通信を使って最大4人で遊べる「野球つくJapanロード」など，さまざまな新システム/新モードが追加されている。


　本作のプロモーション活動の一環として，セガは“芸能人野球つく部”を設立した。
　これは，野球好きな芸能人達がそれぞれの野球愛とプライドをかけて，「野球つく2」で対決するというもの。無料動画ポータルサイト「第2日本テレビ」において，「嗚呼！芸能界野球つく部 〜野球LOVEだよ，人生は。〜」という番組名で，その模様が本日（4月15日）から，全8回のスケジュールで配信される。

■番組概要
番組名：嗚呼！芸能界野球つく部 〜野球LOVEだよ，人生は。〜
出演：原口あきまさ／磯山さやか／北川弘美／キングオブコメディ
配信：第2日本テレビ（※）＜URL：http://www.dai2ntv.jp/＞
配信スケジュール：4月15日（水）〜　全8回予定
内容：野球好き芸能人による『野球つく2』を使用したガチンコ勝負。それぞれが育成したチームで対戦などを行い，負けたら屈辱の罰ゲームが待っています。



※第2日本テレビ　＜URL：http://www.dai2ntv.jp/＞
日本テレビが運営する無料動画配信サイト。テレビ番組の未公開動画や，懐かしの名作番組の貴重な動画，お笑いコントやオリジナルドラマなど新作おもしろ動画を毎日公開！

取材会場となった，スポーツ応援居酒屋「鉄腕」西麻布本店

　今回，番組に出演する原口あきまささん，磯山さやかさん，北川弘美さん，キングオブコメディ（高橋健一さん/今野浩喜さん）が一堂に介し，野球に対するアツい思いや「野球つく2」を先んじてプレイした感想について語るプレス向け発表会が行われた。
　発表会は，代表質問者による質疑応答の形で行われたのだが，その模様を要約するとつまらなくなってしまうように思えたので，今回は，以下に会見の内容をほぼそのまま掲載した。本作に興味のある人，野球好きな人はぜひ目をとおしてほしい。

前列左から磯山さやかさん，北川弘美さん。後列左から原口あきまささん，キングオブコメディ 高橋健一さん，キングオブコメディ 今野浩喜さん

――今回の番組の企画は，「野球つく2」を使って“野球ラブ”を競っていいただくというものです。皆さんの野球ラブがどのようなものかを聞かせていただきたいと思います。

原口あきまささん（以下，原口さん）：
　なるほど。ラブにもいろんな違い，いろんな形がありますからね。

――皆さんのファン球団を教えてもらえますか？

原口さん：
　僕は福岡ソフトバンクホークスです。地元ですからね，福岡ダイエーホークスの時代からずっと応援してまいりまして，応援団もやっていましたから。球場で必死に旗を振ったり，マニアですよ。

――好きな選手は誰ですか？

原口さん：
　新垣 渚選手とかね。九州共立大学時代に三振の記録を作ったんですけど，僕，そのときのグローブをいただきました。それからメル友ですよ。びっくりしたのは，最近メールを送ったらですね，メルアドを変えていたという。「教えろよ！」と電話しましたけどね（笑）。
　城島健司選手とは，シアトル・マリナーズに行く前に（メールアドレスを）交換して，お話したりしてましたからね。ビールかけに参加したことがあります。

――では，磯山さんのファン球団はどこですか？

磯山さやかさん（以下，磯山さん）：
　私はヤクルトファンです。2005年から東京ヤクルトスワローズの中継番組「SWALLOWS BASEBALL L!VE」をやらせてもらって，2年目には球団公認の女子マネージャーとして，名刺も球団に作っていただいたりしました。ヤクルトのアットホームさですごいファンになって，それからプロ野球が好きになりました。

――たとえば，どんなプレイが好きなんですか？

原口さん：
　磯山さんは“どんなプレイ”がお好きですか！　

高橋健一さん（以下，高橋さん）：
　何言ってるんですか，やめてくださいよ！　じわじわ伝わってきましたよ（笑）。野球ですよ！

磯山さん：
　野球では，6-4-3のゲッツーが好きです。

原口さん：
　磯山さんのチーム名になってますからね。ショートからのゲッツー。

磯山さん：
　はい，ショートからのゲッツーが一番好きなので。初めて見たゲッツーが6-4-3だったんですよ。

原口さん：
　4-6-3のほうがきれいですけどね！

磯山さん：
　4-6-3は1回戻るから。ショートから行ってセカンドがランナーをかわしながらジャンピングスロー，あれがかっこいいですねー。

――では，北川さんは？

北川弘美さん（以下，北川さん）：
　私は地元が関西なので，阪神タイガースの大ファンです。物心ついた頃から家族全員が阪神ファンだったので，夕食の時は必ずナイター中継で，皆で正座して応援していました。崩したりすると，「あなたのせいで負けたんだ」ってなるので，毎日が正座でした（笑）。
　今年はカーネル・サンダース像も見つかったので，優勝を目指せると思います。

――キングオブコメディさんはどうでしょう？

今野浩喜さん（以下，今野さん）：
　埼玉西武ライオンズですね。昔，新座市というところに住んでいまして，父親によく所沢に連れて行ってもらいました。そこからずっとファンを続けています。25年くらいですかね。
　僕がどれだけ好きかと言いますと，テレビとかでよくライオンズのユニフォームを着て出ていたんですね。そうしたら，球団の方から「あいつなんなんだ，あいつを呼び寄せろ」ということになりまして，文化放送の『ライオンズナイター』という番組に出させてもらいました。
　ベンチ裏にも行かせてもらえるようになったんですけど，西口文也選手が「ちょっと松坂呼んでやろうか？」って話しかけてくれて，松坂大輔選手を呼んでくれたんですよ。それで松坂選手と話していたら，記者の方にバシバシ写真を撮られて，次の日新聞で「松坂が二人」という見出しで載ったことがあります。そっくりさんというか，「松坂に弟が？」みたいな感じで。

高橋さん：
　若干似てるんですよね，顔が。今野のほうが年が上なんですけどね。

一同：
（笑）


今野さん：
　あと去年のクライマックスシリーズを球場で見ていたら，ボールが飛んできてそれを捕ったんですよ。すごくないですか？

高橋さん：
　ただ，それは相手チームの北海道日本ハムファイターズの森本稀哲選手が打ったファールボールだったんですよ。

原口さん：
　それはファンだったら返さないと。普通は球場に投げ込むよ。

今野さん：
　もううれしくて。帆足和幸選手が投げたボールですから！

高橋さん：
　皆さんに比べると若干レベルが低い感じですけど。

――高橋さんはどうですか？

高橋さん：
　僕は，相方が西武のユニフォームを着ていたがために，まったく野球を知らないのに巻き込まれたような感じです。あんまり野球ラブじゃない感じになっちゃってすみません。でも，今はいろいろと教えてもらいながら，勉強中です。

――もう1回目の収録は2週間ほど前に済んだとのことですが，「野球つく2」を実際にプレイした感想はどうでしたか？

原口さん：
　いやぁ，皆さんGMになりきってやってると思うんですが。いかがですか，磯山さん？

磯山さん：
　私ですか？　えー（笑）　試合を見ていて，「なんでこの場面で走らなかったのか」とか，あとからの「たられば話」を，ゲームの中では自分の中でできるから，盗塁が失敗してアウトになってもすごいすっきりするんですよね。エンドランをかけて成功して点が入ったときにガッツポーズができる気持ちよさとか。自分が試合中にGMや監督になった気分で試合を動かせるのが，すごくいいんですよ。難しいですけどね。

原口さん：
　難しいですよね，北川さん。

北川さん：
　難しいのをひしひしと感じています。ゲームを楽しもうと思ったら，まず説明書を読まないと進まないことに気が付きました。

原口さん：
　北川GMはすごくてですね，前みんなで対戦したんですけど，先発で藤川球児選手を持ってきたんですよ。大丈夫かこのGMはと。5回ぐらいまで投げさせましたからね（笑）。

北川さん：
　ボロボロになっちゃって，今は私の球団からいなくなっちゃいました。すごく切なかったですね。でもすごく楽しいです。

原口さん：
　その話は今度ゆっくり聞かせてもらいます。
　いや，本当に楽しいです。育成シミュレーションゲームという意味で。
　自分なりに育てたい選手っているんですけど，実際の試合を見ていて，「この選手をもっと使えばいいのにな」とか「なんで代打であの選手を出さないの？」とか，そういう葛藤があったんですよ。
　1回だけでいいからホークスの監督をやってみたいというのが，僕と父親の夢なんですけど，その夢がこのゲームで叶うんですよ。なので，僕はこのゲームで育てたい選手を絞ってプレイしています。

今野さん：
　このゲームの素晴らしさは，往年の名選手達を使えるところですね。僕はライオンズが好きですから，全部の選手がライオンズの経験者です。
　4番が中西 太選手，先発が稲尾和久選手，抑えが江夏 豊選手みたいな。野村克也選手がいたんですけど，それを監督に転職させました。
　ドリームチームが作れるという意味では，野球ファンとしてはすごく楽しいです。

――こういったチームを目指しているとかいうのはありますか？

原口さん：
　僕はバランス重視です。「あ，面白そう」というチーム作りです。各選手がそれぞれ自分の仕事をしてくれる，職人的な。

磯山さん：
　それは理想的だわぁ。私もバランスは大事なんですけど，6-4-3のゲッツーをちゃんと取りたいので二遊間を強化してます。あとは足ですね。機動力野球なので，俊足で1，2番をかためてやっています。

北川さん：
　私も，阪神のドリームチームを作りたいんですけど，最初の選手がほとんどいなくなっちゃったので……。いつでも阪神で補充できると思っていたら，阪神から来ないんですよ。ドラフトで出てくるまでえんえん待つハメになっちゃって。

今野さん：
　今，僕のチームに片岡篤史選手がいるんですけど，ゲームでは24年目なんで3人目の片岡です。引退しても戻ってくるっていうのがいいですよね。

――芸能界野球つく部の中で「この人には負けたくない」とライバル視しているのは誰ですか？

磯山さん：
　はいっ！　原口さん。この中では，原口さんと私がゲームが進んでいないんですよ。チームの内容的には薄さが似ていると思うので。

原口さん：
　じゃあ，僕も磯山さんには負けたくありません。ぶっちゃけ薄さとか言いますけど，GMとして1試合1試合，ちゃんと見なきゃだめなんですよ。（今野さんは試合を）スキップスキップでしょ，そういうGMは選手のことを知っていないんです！　どうお金を使ったらいいかとか分からなくなってくるでしょ？　

今野さん：
　ああ，それはあります。でも，選手を育てるには年数をこなさなきゃいけないですから，1試合1試合に構っていられないんです！

高橋さん：
　いや皆さん，ああ言ってますけど，理由はたぶん僕らが一番仕事がないからです！　一番ゲームをやる時間があるんです！　でもね，負けたくないのは，いまだに説明書を読んでいる北川さんなんですよ。

一同：
（笑）

原口さん：
　北川さんには，皆さんが負けたくないと思います。

今野さん：
　ライバルというか「負ける訳にはいかない」という感じですよね。

原口さん：
　そうですよね，使命感ですよね。

北川さん：
　すごく勉強したので，大丈夫です。たぶん。

――チームに絶対欲しいという選手を教えてください。

原口さん：
　江夏選手と王監督が欲しいですね。あと挙げるならカズ山本（山本和範）選手。山本選手の弟さんが陸上自衛隊所属で，うちの親父と同じ中隊だったんですよ。弟さんの結婚式に親父が呼ばれて，山本選手に南海ホークスのTシャツにサインしてもらってました。

磯山さん：
　キャッチャーがしっかりしないとだめなので，古田敦也選手が欲しいです。宮本慎也選手はもう獲ったんで。（※スタッフから古田選手は残念ながら出ないという声を受けて）戻ってこないんですか？　残念ですね。じゃあ，ほかを探します。

北川さん：
　今外国人選手が一人もいないんですよ。純日本人選手でチームを作ろうかなと思ったんですけど，でもランディ・バース選手，トーマス・オマリー選手は欲しいかなと。

今野さん：
　もう一通り獲ったんですよ。渡辺久信選手，東尾 修選手，工藤公康選手，みんないますもん。でも，アレックス・カブレラ選手が出ないんでずっと待ってます。

――最後に番組の意気込みなどメッセージをお願いします。

原口さん：
　「野球つく2」は，人それぞれのチームが作れて皆で対戦できるという，遊ぶほど夢が膨らむゲームになっているので，ぜひやってみてください。


磯山さん：
　本当に野球好きだったら，一度は自分のチームを作りたいというのが夢だと思うんですけど，その夢を叶えられるゲームです。最初のほうは試合で負けたり，上手くいかないことが多いんですけど，勝っていくと楽しいので，試行錯誤しながら楽しんでみてください。


北川さん：
　阪神ファンはヤジが多くて，私もテレビを見ながらヤジっていたんですけど（笑），いざ自分がGMになると，どうしていいか分からなくて，監督は大変なんだってひしひしと感じています。それがまた面白さであり，深いゲームだと思うので，ぜひ女性の皆さんにも遊んでみてほしいです。

今野さん：
　そういうことです！

高橋さん：
　いやいや，なにまとめた気になってるんですか。

今野さん：
　みんな言っちゃってほぼなくないですか？　ほぼないでしょ！　……えー，やっぱり監督になるのはたいへんなんだと思います。

高橋さん：
　それ，北川さんがさっき言いました。

今野さん：
　えー，GMっていうのはたいへんなんだなあと思います。日本の野球にはまだ根付いていない文化ですけど，日本の野球もGMをこれからやっていきましょう。……そういうことです！

一同：
（笑）

――ありがとうございました。