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World Cyber Games 2008の日本予選が開催。板橋ザンギエフ,nemuke氏らがドイツの本選へ
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印刷2008/10/27 19:28

イベント

World Cyber Games 2008の日本予選が開催。板橋ザンギエフ,nemuke氏らがドイツの本選へ

 2008年10月25〜26日の2日間,お台場の東京国際交流館にて,世界最大規模のe-Sportsイベント「World Cyber Games 2008(以下,WCG2008)」の日本予選が開催された。このイベントは,さまざまなデジタルコンテンツを扱った大型イベント「DIGITAL CONTENT EXPO2008」の関連イベントの一つ。

 WCGといえば,e-Sportsが盛んな韓国に端を発したゲームイベントで,今年で9年目を迎える,世界でも最大級規模を誇るe-Sportsの祭典。もともとは「StarCraft: Brood War」や「Counter-Strike」など,PCゲームが主な種目となっていたイベントだが,近年では,コンシューマゲーム機のタイトルも積極的に扱うようになっているなど,より広い範囲のプレイヤーからも認知されるようになりつつある。
 今年は,世界74の国や地域で予選を実施。ドイツのケルン市で行われる本選には,約700名ものトッププレイヤー達が各地から集結し,世界最強の称号を賭けて,その腕を競い合うことになる。賞金総額は,470000 ドル(約4320万円)。

 そんなWCGだが,今回日本予選が行われた種目は,「RED STONE」(PCゲーム),「マイクロソフト エイジ オブ エンパイア III:アジアの覇王(以下,AoE3:TAD)」(PCゲーム),「バーチャファイター5 Live Arena(以下,VF5)」(Xbox 360)の3つ。今回4Gamerでは,26日に行われた決勝戦の取材を実施した。その様子をお届けしたい。

※RED STONEの日本予選は,10月19日に行われた「ゲームオンフェスタ2008」で開催された


「AoE3:TAD」の日本代表は,nemuke氏とAirlity氏に決定


試合の実況&解説を担当したmatsujun氏(写真左)は,AoE3のコミュニティで精力的な活動を行っているプレイヤーだ
 一応説明しておきたいが,「エイジ オブ エンパイア(以下,AoE)」シリーズは,世界的な人気を誇るリアルタイムストラテジーゲーム(以下,RTS)。過去のWCGでもほぼ毎年正式種目に採用されている,いわば常連タイトルである。
 AoEシリーズといえば,4Gamerの読者ならご存じのように,日本でも非常に人気の高いシリーズであり,いまだに多くのプレイヤーに遊ばれている作品だ。プレイ人口が多いことも手伝って,世界的に見ても日本人プレイヤーのレベルはかなり高く,過去には,以前4Gamerの編集部員だったこともあるHalen氏が,WCG2002の「エイジ オブ エンパイア II 拡張パック : 覇者たちの光陰」部門で優勝したこともあるほど。e-Sportsの大会というと,日本ではマイナーなPCゲームが主体ということもあって,日本人が活躍できる種目が少ないという実情があるのだが,そんな中にあってAoEシリーズは,日本人の好成績を期待できるタイトルの一つである。

 さて,そんなAoEシリーズの最新作であるAoE3:TADの日本予選には,全部で8名の選手が参加。日本代表を決めるトーナメントが行われた。決勝まで駒を進めたのは,nemuke氏Airlity氏の二人。nemuke氏は,「WarCraft III」などのタイトルでも好成績を収めている日本屈指のRTSプレイヤー。一方Airlity氏は,「AoE3は,1年ほど前から遊んでます」という比較的新しめのプレイヤーだが,AoE3のマッチングサービス「ESO」では10位以内に入ったこともあるなど,その実力は折り紙付きだ。
 決勝戦は,3戦して2本先取したほうが勝利というルールで行われた。一戦めは二人とも文明「日本」を選択して対戦し,やや速攻を重視したnemuke氏が上手いタイミングで攻め込んで勝利。続く二戦めは,Airlity氏が「ロシア」のトーチカ戦術でマップ広域を掌握して平押し勝ち。一対一のゲームでは不利とされるロシアで勝利をもぎ取ったことで,Airlity氏が勢いに乗るかと思われた3戦めだったが,結果としては,安定した強さを見せたnemuke氏が3戦めに勝利し,日本王者の地位を獲得した。


nemuke氏(写真左)とAirlity氏(写真右)の両選手。なんと共に17歳。どちらも「エイジ オブ ミソロジー」からのAoEプレイヤーだという


ハプニングがありつつも,試合は白熱した内容となったVF5部門


 AoE3:TADの日本予選決勝が終わった後,続いてVF5の日本予選が行われた。当初は22人の参加者が見込まれていたVF5の決勝戦だったのだが,本大会の参加資格にパスポート(本選が11月にドイツで開催されるため,持っていないと参加できない)が必要だったということもあって,多くのプレイヤーが参加を辞退。実際に集まったプレイヤーは9人とやや残念な結果に。
 ただ参加したプレイヤーには,数々の大会の優勝経験を持ち,海外のプレイヤーからもその名を知られる板橋ザンギエフ氏や,セガ公式の大会である「お手並み拝見」などの優勝経験者ふーど氏,往年のバーチャプレイヤーならご存じ池袋サラ氏など,そうそうたるメンバーが顔を揃えるなど,密度の濃い白熱した試合が繰り広げられたのが,せめてもの救いであった。

 決勝戦は,9人の変則トーナメントで行われ,こちらもAoE3:TADと同様に,3試合して2試合勝利したほうが勝ちというルール。試合は,優勝候補と目されていた板橋ザンギエフ氏(使用キャラ:シュン)とふーど氏(使用キャラ:影丸)の両名が下馬評通り決勝に進出。決勝戦は,優勝候補者同士の対戦となった。
 試合の内容だが,一試合めは,際どい勝負をものにした板橋ザンギエフ選手が取ったが,2戦目はペースを掴んだふーど氏が勝利。3戦めは両者譲らずの好勝負。孤円落(影丸の投げ技)でリングアウトにするなどで,ふーど氏が板橋ザンギエフ氏を,あとパンチ一発というところまで追い詰める。このまま勝利をもぎ取るかと思われたふーど氏だったが,その「あと一歩」の心理戦を制した板橋ザンギエフ氏が,驚異的な勝負強さを見せて逆転勝利。見事「バーチャファイター5 Live Arena」部門の日本代表の切符を手にした。

VF5部門の実況&解説は,WCG2008日本予選のプロデューサーである松井悠氏(写真左)と,アーケードゲームのイベントではお馴染みエンターブレインのブンブン丸氏(写真右)が担当した

モニタから大分離れた謎の位置(?)でプレイしていた板橋ザンギエフ氏。「よく分からないけど,相手の姿も視界に入れた方が有利って判断なんでしょうか?」という実況が絶妙だった

 表彰式では,日本e-Sports協会設立準備委員会(JESPA)の委員長補佐であり,ソニー・ミュージック コミュニケ―ションズ代表取締役である水野道訓氏が登壇。「今はまだ大きな支持を得られているとはいえないかもしれないが,以前,私が仕事に関わっていたJリーグも,開幕前はまったく認知されていない状態だった。e-Sportsもこれからだと思う」と語りながら,「10年後には,誰もがe-Sportsを知っていて,子供達のあこがれの選手がいる。そんな明るい未来を期待したい」として,イベントを締めくくった。

 ともあれ,今回の予選を勝ち抜いたAoE:TAD部門のnemuke氏とAirlity氏,VF5部門の板橋ザンギエフ氏,そして先日行われたRED STONE部門の予選を勝ち抜いたチーム「happysweets(ぷりん氏,ストロベリー氏,ちょこばなな氏,ポッキー氏)」の4名の計7名が,11月5日からドイツのケルン市で行われる本選に参加することとなる。日本の代表選手が良い結果を残すことを期待したい。



「World Cyber Games 2008」日本予選結果


■マイクロソフト エイジ オブ エンパイア III:アジアの覇王
優勝:nemuke
2位 :Airlity
3位 :shmras

■バーチャファイター5 Live Arena
優勝:板橋ザンギエフ
2位 :ふ〜ど
3位 :varna

■RED STONE
優勝:happysweets
2位 :seasidecottage
3位 :lovetruth

※敬称略

「World Cyber Games 2008」日本予選の公式サイト



  • 関連タイトル:

    マイクロソフト エイジ オブ エンパイア III:アジアの覇王

  • 関連タイトル:

    バーチャファイター5 Live Arena

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