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SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
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印刷2014/05/24 12:00

レビュー

ワイヤレス対応を果たした“先生”の実力を探る

SteelSeries Sensei Wireless Laser Mouse

Text by BRZRK


SteelSeries Sensei Wireless Laser Mouse
メーカー:SteelSeries
問い合わせ先:窓口一覧ページ
実勢価格:1万6100〜1万7800円程度(※2014年5月24日現在)
画像集#019のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
 2014年5月23日,SteelSeriesの新型マウスにして,同社初のアクションゲーマー向けワイヤレスマウスとなる「SteelSeries Sensei Wireless Laser Mouse」(以下,Sensei Wireless)が発売になった。

 本製品はその名のとおり,2011年にフラグシップモデルとして登場し,2014年を迎えてもなお市場で高い評価を受けている「SteelSeries Sensei Pro Grade Laser Mouse」(以下,Sensei)の派生モデルだ。Senseiのデザインを踏襲しつつ,性能とバッテリー駆動時間,充電といった,ワイヤレスマウスの抱える課題を取り除いたというのがSteelSeriesの主張だが,果たして実際はどうなのか。細かく見ていきたい。


Senseiをワイヤレス化しただけ……と思いきや

細かくアップデートされているSensei Wireless


画像集#022のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
 というわけでさっそくだが,Sensei Wirelessの主なスペックを,Sensei,そしてその派生モデルとなる「SteelSeries Sensei[RAW]Gaming Laser Mouse」(以下,Sensei Raw)ともども表1にまとめてみた。トラッキング速度が150IPS,最大加速度が30Gという基本スペックを見る限り,センサーの性能はこれまでのSenseiシリーズから大きくは変わっていないと見ていいだろう。

 細かな話をすれば,SenseiだとCPI設定範囲が1〜5700CPIの1刻み,Sensei Rawだと90〜5670CPIの90刻みだったが,Sensei Wirelessだと50〜8200CPIの50刻みとなった。Senseiにも用意されていたDCPI(Double CPI)というソフトウェア補間機能を用いれば8300〜16400CPIの範囲も100刻みで設定できるようになっているので,設定できる最大CPIはSenseiの11400CPIから大きく上がったことになるが,「極端に高いCPI設定を行えること」がゲームの操作性を左右することはない(≒そんな設定でゲームをプレイする人はまずいない)ので,ここをあまり気にする必要はない。

表1 Sensei WirelessとSensei,Sensei Rawの主なスペック
Sensei Wireless Sensei Sensei Raw
接続インタフェース ワイヤレス,ワイヤード ワイヤード ワイヤード
持ち手 左右両対応 左右両対応 左右両対応
ボタン 左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイール手前×1,左サイド×2,右サイド×2 左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイール手前×1,左サイド×2,右サイド×2 左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイール手前×1,左サイド×2,右サイド×2
トラッキング速度 150IPS(≒3.81m/s) 150IPS(≒3.81m/s) 150IPS(≒3.81m/s)
最大加速度 30G 30G 30G
フレームレート 未公開 12000fps 12000fps
画像処理能力 未公開 10.8Mpixels/s 10.8Mpixels/s
CPI設定 50〜8200CPI(※50刻み。DCPIにより100刻みで最大16400CPI設定が可能) 1〜5700CPI(※1刻み。DCPIにより1刻みで最大11400CPI設定が可能) 90〜5670CPI(※90刻み)
ポーリングレート(USBレポートレート) 125/250/500/1000Hz 125/250/5001000Hz 125/250/5001000Hz
データ転送フォーマット 未公開 16bit 16bit
リフトオフディスタンス 可変(※設定可能) 可変(※設定可能) 2mm以下
設定内容保存用フラッシュメモリ 内蔵 内蔵 内蔵
無線周波数帯 未公開
無線伝達距離 未公開
バッテリー駆動時間 16時間
(※連続使用時)
実測本体サイズ 68.7(W)×128.8(D)×39.7(H)mm 68.3(W)×125.5(D)×38.7(H)mm 68.3(W)×125.5(D)×38.7(H)mm
重量 約117g(※実測値) 約102g(※公称値,ケーブル抜き) 約88g(※実測値,ケーブル抜き)

 スペックデータを比較すると,Sensei Wirelessのサイズがわずかに大きくなり,重量も重くなっているのに気づく。「無線ユニットとバッテリーを内蔵するので,重くなっているのは分かるが,なぜサイズが大きくなっているのか」という疑問はもっともだが,実のところSensei Wirelessは「Senseiのデザインそのままにワイヤレス化を果たしたモデル」ではない。Senseiとの比較写真を下に示したが,デザインは細かく変わっているのだ。そのため,わずかながらサイズが変わっているのである。

Senseiと並べてみたところ。着脱可能なケーブル部が膨らんでいるだけでなく,ボタン周りのデザインも変わっているのが分かる(※詳細は後述)
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こちらは4Gamerの比較用リファレンスマウス「G500s Laser Gaming Mouse」と並べたところ。フットプリントはあまり変わらない一方,形状と高さはずいぶん異なる
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画像集#008のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る

 で,117gという重量はどうかという話だが,もちろん,SenseiやSensei Rawと比べると明らかに重い。ただ,「ワイヤレスのゲーマー向けマウスは非常に重い」という先入観を持って手に取ると,意外と軽くて「おっ?」と思ってしまった。重量バランスもよいのか,「重くてつらい」という印象はない。

画像集#018のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
 ワイヤレスの話が出たので続けると,Sensei Wirelessには標準で,USB接続の充電台兼ワイヤレスレシーバーとなる「Illuminated Base」が付属している。Illuminated Baseは実測約100(W)×165(D)×24(H)mmと大きく,場所を取るのが気になるものの,本体中央の凹みにSensei Wirelessを置けばすぐに充電できるようになっているので,これはこれで悪くない。
 ちなみにIlluminated Baseの表面でSensei Wirelessを囲むように配されたLEDは,充電中・使用中を問わず,バッテリー残量インジケータとして機能するようになっている。

実測約288gと,しっかりした重さのあるIlluminated Base。本体表面には凹みと突起があり,ここにSensei Wirelessを置くとUSB給電による充電が行える仕掛けだ。本体底面に見えるボタンはペアリング用
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Sensei Wirelessを置いたところ。SenseiWirelessの電源がオンの場合はLEDインジケータが連動して光るため,使用中だけでなく充電中もIlluminated Base側は光る(左)。バッテリーに十分な残量があれば緑,要注意で黄色,バッテリー切れが近いと赤く光るという分かりやすさである(※インジケータ機能を無効化して,好きな色で光らせることも可能)。Sensei Wirelessの電源をオフにした場合は,スクロールホイール近くの小さな赤色LEDだけが充電中のサインとなる(右)
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Sensei Wirelessの電源スイッチは本体底面にある。オレンジのマークが見えている状態だと電源オフだ
画像集#028のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
 また,Sensei Wirelessは,Illuminated Base用のUSB Micro-Bケーブルを直接つなぐと,ワイヤードマウスとして認識され,充電しながら利用できる。基本的には,利用が終わったらこまめにIlluminated Baseへ載せることになるだろうが,利用中にバッテリーが切れた場合でも,まったく使えなくなるわけではないということだ。
 ファームウェアのアップデートにはワイヤード接続が必須だったりもするので,ワイヤードマウスとしても利用できることは憶えておきたい。

Sensei Wirelessは,USB接続した場合,ワイヤードマウスとして認識される(左)。ちなみにケーブルは全長約2mの布巻きタイプで,太さは実測約3mm(右)。従来のSenseiシリーズにおけるケーブルと比べると約1mmほど細く,硬さもやや和らいでいる印象を受けた。ワイヤードマウスとして長期間使うことは想定していないから,耐久性と強度は若干落としても問題ないという判断なのだろう
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 形状やデザイン面で,バッテリー搭載の影響ではなく,意図的に変更されたと思われる部分としては,なんといってもボタン周りが挙げられる。
 SenseiやSensei Rawだと,メインボタンはスクロールホイール部を包み込むような丸みを持ったデザインで,サイドボタンは奥側(=左右メインボタン側)も手前側(=本体後方側)もおおむね同じ幅だった。それがSensei Wirelessでは,左右メインボタンとスクロールホイール部の境が直線的となり,一方でサイドボタンは最奥部が実測約5.5mmの幅で,手前側に向かって少しずつ太くなり,最も太いところでは約8mmの幅があるデザインに変わったのである。

ボタン周りのデザインは結構変わった。とくに違いが大きいのはサイドボタンだ。右はSenseiと比較したものだが,Sensei Wirelessでは手前側のボタンがずいぶん大きくなっている。ちなみにサイドボタンの長さは,Senseiだと奥側(=写真上)が実測約16mm,手前側(=写真下)が約19mmのところ,Sensei Wirelessだと順に同16.5mm,19mmと,こちらはあまり変わらない
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丸みを帯びており,ホームポジション的なガイドが用意されないのは,従来製品と同じ
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 ただ,それが操作性に何かしらの影響を与えているかというと,そうは思えない。天板部と一体化したメインボタンは,押下する場所によってクリックしやすさが変わったりはしておらず,幅の異なるサイドボタンにもこれといった変化はない印象なので,ここはデザイン変更の結果以上でも以下でもないのではなかろうか。

画像集#032のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
 ちなみに外装は,上面パネルと側面パネルがつや消し加工済み。実際に手に取ってみると若干の滑り止め効果があり,グリップ力の向上に寄与しているのが分かる。
 ただ,上面パネルと側面パネルの間,サイドボタンなどを含む流線的な帯状の部分はそうなっておらず,ここだけ若干ベトつくような感じがある。個人的には,これなら全面的につや消し加工でよかったのではないかと思った。

 一方,スクロールホイールは従来製品と同じだ。念のため述べておくと,横幅は実測約7mmで,指と触れる部分はラバーコートされており,約1.5mmごとに溝もあって,操作性は申し分ない。
 その側面はプラスチックで,内蔵されるLEDイルミネーションによる発光ギミックが用意されている。

画像集#025のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
スクロールホイールはSenseiやSensei Rawと同じ。いい意味で何も言うことがない
画像集#026のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
スクロールホイール手前のボタンはやや小型化。2つのCPI設定を順繰りに切り替える機能を持つ


両側面の凹みに指が収まる持ち方なら

しっかり握りこめる


 握ったときのフィーリングを確認しておこう。
 気持ち大きめの左右対称形状で,両側面がくびれた形状をしたマウスは,一般に「つまみ持ち」や「つかみ持ち」との相性がいいのだが,実際,小指と親指も使って,しっかりと握ることができる。
 一方の「かぶせ持ち」だと,伸ばした小指がうまく収まらず,宙に浮いたような状態になってしまう。筆者の手が日本人として比較的大きいほうというのもあると思うが,こういう状態なので,グリップを増そうとすると手に力が入ってしまい,長時間使っているとストレスを感じる原因となる。
 かぶせ持ちをベースにしつつ,薬指と小指を立てるようにする筆者独自の持ち方「BRZRK持ち」だと違和感はないので,ポイントは薬指と小指を収めることができるかということになるはずだ。実機を触る機会があれば,そこに注意してチェックしてほしい。

 以下,実際に握った写真を示しておくので,参考にしてもらえれば幸いだ。

つまみ持ちの例。持ちやすいが,サイドボタンを利用しようとすると,大きく指を動かす必要がある
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つかみ持ちの例。深く握りこむため,親指をサイドボタン付近に配置できる。非常に使いやすい
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かぶせ持ちの例。両側面がくびれているため,小指をフィットさせにくい。結果,小指が宙に浮いたような感じになりやすく,ややストレスを感じる
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BRZRK持ちの例。親指はベタ置きで,小指と薬指を立てるように配置するとジャストフィット
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 持ち方とは直接関係ないのだが,いろいろ握りを変えながら使っていると,ケーブルに引っ張られるような感覚がないのがとてもいいということに気づく。余計な負荷がないため,重量のスペック値以上に軽く感じられる印象だ。


Engine 3の使い勝手はまずまず

リフトオフディスタンスはかなり短い


 Sensei WirelessはWidowsのクラスドライバで動作する。カスタマイズした内容は基本的にマウス内蔵のフラッシュメモリへ保存されるため,追加のドライバソフトを導入する必要もないが,カスタマイズを行うには,SteelSeries製品用の統合ソフトウェア「SteelSeries Engine 3」(以下,Engine 3)を同社のサポートページからダウンロードしてインストールする必要がある。

Engine 3を開くと,いきなり中華フォントで「SteelSeries CloudSync」の案内が表示される。これが何かは後ほど述べるが,ひとまずは[×]を押そう。すると,Engine 3によって認識したSteelSeries製品がリストアップされる。Sensei Wirelessの場合はバッテリーの状況も確認可能。ここでSensei Wirelessを選択するとメインメニューが開く
画像集#037のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る 画像集#038のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る

 Engine 3のメインメニューは下に示したとおり。必要に応じてウインドウの大きさを調整したり,スクロールさせたりといった作業は必要ながら,ボタンへの機能割り当てからCPI設定,バッテリー駆動時間に影響するセンサー出力設定,リフトオフディスタンス,ポーリングレート,直線補正(アングルスナップ),そしてLEDの色設定まで,すべてを1つのウインドウ内で完結できるようになっている。
 用意される機能的に,ゲーマー向けマウスに最低限必要なものは揃っていると言っていいだろう。

Engine 3のメインメニュー。センサー関連の設定はスクロールさせるかウインドウを思いっきり大きくするかしないと一望できないが,タブで切り替えたりすることなくほぼすべての設定をここで行えるのは素晴らしい。ちなみに左の「設定」からは,アプリケーションごとの設定をプロファイルとして保存し,ゲームの起動ことに切り替えながら使う設定も利用できる
画像集#039のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る

マクロエディター
画像集#040のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
 「アクション」と描かれたエリアでは,各種ボタンの役割を変更できる。Sensei Wirelessの画像から伸びている[B1]〜[B8]が,「アクション」以下に並んだリストと対応しており,少なくとも分かりにくくはない。
 「マクロエディター」を起動すると,キーもしくはマウスボタンとディレイを組み合わせたマクロを設定できる。一度保存してから登録内容の編集も行えるので,使うか使わないかはともかく,最低限のマクロ機能は用意されているとまとめていいのではなかろうか。

 Sensei Wirelessの画像には[B3]と「ベース」「ロゴ」に色の付いたアイコンが見えるが,ここをクリックすると,3か所のLEDをどう光らすか設定できる。本稿の序盤でIlluminated Baseがバッテリーインジケータとして機能しているという話をしたが,たとえば,それを無効化して,マウスのスクロールホイール部にインジケータの機能を持たせる,といったことも可能だ。
 ただし,バッテリーのインジケータとして使う場合,LEDの色は緑・黄・赤の固定となる。

色の付いたアイコンをクリックすると「イルミネーション」ウインドウが開く。光らせ方は常時点灯(ステディー)と明滅(ブリーズ),バッテリー状態表示(バッテリーの状態)の3パターン。バッテリー状態表示の色は固定なので,「基本的には消灯。バッテリーが少なくなってたら光って警告」といった使い方はできない
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マウス本体側のLEDカラーはオレンジ(R255,G24,B0)。ここでは左から順に赤(R255,G0,B0),緑(R0,G255,B0),青(R0,G0,B255),白(R255,G255,B255),黄(R255,G255,B0),紫(R255,G0,B255),黄緑(R0,G255,B255)にした状態を示しているが,狙ったとおりの色で光らせるのは難しそうだ
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バッテリーセーブ設定
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 メニュー右側のセンサー関連設定はイラストが豊富に使われているので,基本的には説明不要だと思うが,Sensei Wirelessならではの項目「バッテリーセーブ設定」は簡単に紹介しておこう。

 これは「性能とバッテリー駆動時間のどちらを優先するか」の設定で,プリセットの選択肢は「ハイパフォーマンスモード」「バランスモード」「パワーセーブモード」「カスタムモード」の4つ。カスタムモードを選択すると,操作の行われない状態が何ミリ秒続いたらセンサーをスリープさせるか,使っていないときにマウス全体を低消費電力モードへ入れるか,握ったときだけSteelSeriesロゴを消灯させるかどうかを個別に設定できるようになるが,基本的には,アクション性の非常に高いゲームをプレイするときはハイパフォーマンスモード,FPSやMOBAなどと比べると比較的ゆったりしたタイトルをプレイするときはバランスモードを選択しておけばいいように思われる。

 直線補正は「アングルスナップ」から11段階で調整できる。直線補正の最もかからない状態と最も強くかかる状態を試してみると分かるのだが,最も補正がかからない状態だと,プレイヤーの意図どおり操作できるのに対し,最も補正をかけた状態だとマウスカーソルが引っ張られるような感じで,Windowsの操作すらおぼつかなくなった。
 基本的には最も補正がかからない状態にしておくのが正解だろう。

Windowsの「ペイント」を使って線を引き,直線補正の違いによる挙動を比較したもの。どちらが直線補正設定を最弱にしたもので,どちらが最強にしたものかは説明するまでもない。Engine 3のアングルスナップ設定は補正が最もかからない状態がお勧め
画像集#047のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る 画像集#048のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
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 リフトオフディスタンスは5段階設定で,選択肢は1〜5。試しにARTISANブランドのマウスパッド「ARTISAN 隼XSOFT」を用いて違いをチェックしてみたところ,1にすると約1.05mm,デフォルトである3だと約1.65mm,5だと約2mmだった。マウスパッドごとの違いはあるものの,設定できる範囲はおおむね1〜2mmの間になっているのではなかろうか。

●SteelSeries CloudSyncって何?

 Engine 3をインストールすると案内されるSteelSeries CloudSync(以下,CloudSync)とは何か。一言でいえば,これはSteelSeries版「Razer Synapse 2.0」だ。要は,設定内容をSteelSeriesの用意したクラウドサーバーに保存できる機能というわけだが,そもそもSensei Wirelessは内蔵のフラッシュメモリへ設定内容を保存できるわけで,いまいち使い道が分からない……。
 登録自体は簡単なので,気になった人は使ってみるのもいいだろう。


案内状にある[Sign up now!]ボタンをクリックすると,新規登録ページがWebブラウザで開く。英語だが,よく読んで指示に従っていけば登録できる
画像集#044のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
登録完了したらEngine 3からログイン。すると,自動的にCloudSyncを使えるようになる
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 さて,センサーのリフトオフディスタンスはおおむね2mmということは分かったが,各社の主要なマウスパッド計14製品と組み合わせた状態ではどういう値が出るだろうか。今回はリフトオフディスタンスの設定を標準の3に設定したうえで,0.05mmから1mmまで厚みの異なるステンレス製プレートを複数用意し,以下の設定で,実態を計測することにした。

●テスト時のマウス設定
  • ファームウェアバージョン:1.21.0.0
  • ドライババージョン:−(※MicrosoftのUSBクラスドライバ)
  • CPI設定:1600CPI(※デフォルトで用意されるCPI設定の低いほう)
  • バッテリーセーブ設定:ハイパフォーマンスモード,バランスモード
  • アングルスナップ設定:左端(※最も直線補正を弱めた状態)
  • ポーリングレート設定:1000Hz(※デフォルト)
  • Windows側マウス設定「ポインターの速度」:左右中央
  • Windows側マウス設定「ポインターの精度の高める」:無効

 その結果が表2である。
 最も短い数字が1.4mm,最も高い数字が1.7mmで,平均を取ると約1.5mm。ゲーム用途としては申し分ない結果と述べていいだろう。バッテリーセーブ設定はレーザーセンサーの出力に影響を与えるのではないかと想像していたが,そんなことはないようで,リフトオフディスタンスに大きな違いが出ていないのは興味深い。

表 Sensei Wirelessのリフトオフディスタンス検証結果
テスト結果
ハイパフォーマンスモード
テスト結果
バランスモード
ARTISAN 隼XSOFT(布系) 1.65mm 1.65mm
ARTISAN 疾風SOFT(布系) 1.65mm 1.7mm
ARTISAN 飛燕MID(布系) 1.65mm 1.4mm
Logicool G G440(プラスチック系) 1.5mm 1.5mm
Logicool G G240(布系) 1.65mm 1.65mm
Razer Destructor 2(プラスチック系) 1.5mm 1.5mm
Razer Goliathus Control Edition(布系) 1.65mm 1.65mm
Razer Goliathus Speed Edition(布系) 1.65mm 1.65mm
Razer Manticor(金属系) 1.4mm 1.4mm
Razer Sphex(プラスチック系) 1.7mm 1.7mm
SteelSeries 9HD(プラスチック系) 1.4mm 1.4mm
SteelSeries QcK(布系) 1.65mm 1.65mm
ZOWIE G-TF Speed Version(布系) 1.6mm 1.65mm
ZOWIE Swift(プラスチック系) 1.6mm 1.6mm

 先ほど,ARTISAN 隼XSOFTでリフトオフディスタンスの設定を1にすると実際のリフトオフディスタンスは1.05mmにまで縮んだという話をしたが,今回,設定3で1.4mmだった「ARTISAN 飛燕MID」と「Razer Manticor」「SteelSeries 9HD」で設定1にしたとき,おかしな挙動を示したりはしないのか。テストしてみたが,リフトオフディスタンスのテスト結果は順に1.05mm,0.8mm,0.85mmに縮み,挙動に問題は生じなかった。
 すべてのマウスパッドでそうだと断言するものではないが,設定1でも操作不能にはならない程度に余裕を持たせてある可能性はありそうだ。

 ただ,実際問題,設定3におけるリフトオフディスタンスで問題を感じる人はほとんどいないだろう。徹底的にカスタマイズしたい人はともかく,基本的には設定3のデフォルト状態のままにしておいても問題ないと思われる。

 センサーに関して一点だけ補足しておくと,マウスの操作を止めた状態で一定時間経ってから再び動かすと,ハイパフォーマンスモードであっても,初動に若干の遅延を感じることがあった。他社のゲーマー向けワイヤレスマウスだと,「絶対にスリープに入らない」という動作モードがあるのに対し,Sensei Wirelessではそれがないのがその原因だろう。
 「バッテリー駆動時間は短くなってもいいから,いかなる状況下でも遅延なしに動いてほしい」というニーズは当然あるはずなので,ここはEngine 3のアップデートで何とかしてもらいたいところだ。


搭載するセンサーはPixArtのADNS-9800

軽量化のためか内部構造はとてもシンプル


 センサーのテストを終えたところで,内部構造をチェックしておきたい。マウス底面にあるソールを剥がして,トルクスプラスのように見える穴のネジを外すと,上面カバーは比較的簡単に取り外せる。

上面カバーを外したところ。サブ基板から伸びるフラットケーブルは長さがギリギリ届く程度しかない
画像集#059のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
 メイン基板は1枚で,そこに左右メインボタンとスクロールホイールが用意され,もう1枚用意されたサブ基板のほうにサイドボタンとCPI変更用ボタンのスイッチが載る構造だ。
 バッテリーパックは両面テープで貼られているだけなので,「適当だなあ」と思うかもしれないが,軽量化という観点から見れば間違っていない。

メイン基板に寄ったところ(左)と,メイン基板に両面テープでただ貼られているだけのバッテリーパック。安っぽく見えるが,余計な部材を必要としないため,軽量化という目的では正しい
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 搭載されるレーザーセンサーはPixArt Imaging(旧Avago Technologies)の定番モデル「ADNS-9800」と発表されている(関連リンク)。そのため,驚きはないのだが,確かにセンサーはADNS-9800だ。
 Sensei Raw,そしてSenseiでは一世代前の「ADNS-9500」が採用されていたので(関連記事),新しくなったことになる。

SteelSeriesが発表済みなので当たり前だが,ADNS-9800が採用されている。右はFreescale Semiconductor製の8bit USBコントローラ「MC9S08JM32」。Sensei Rawで搭載されていたものより新しい世代のもののようだ。容量32KBのフラッシュメモリを統合しているので,ここに設定内容が保存されるのだと思われる
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上面カバーの裏側に寄ったところ。CPI変更ボタンとサイドボタンのスイッチはこの基板に載っている
画像集#066のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
 左右メインボタン用スイッチは,3000万回の押下に耐えると謳われる,SteelSeriesオリジナルのものになっている。明言はされていないが,「SteelSeries Rival Optical Mouse」(以下,Rival)で採用されているのと同じものだろう。
 もっと言うと,センタークリック用スイッチと,CPI変更ボタン用スイッチが中国Trantek Electronics製であること,サイドボタン用スイッチが「HC」刻印入りのものであることも含め,スイッチの仕様はRivalとまったく同じようである。

左右メインスイッチはSteelSeriesオリジナル(左)。Rivalに搭載されていたものと同じく,型番などは記されていない。センタークリックは「TTC」ロゴ入りだ(右)
画像集#061のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る 画像集#062のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
上面カバーに取り付けられていたサブ基板を取り外すと,CPI変更ボタンのスイッチもTTCロゴ入りであることと,サイドボタンにはHCの刻印があることを確認できる
画像集#067のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る 画像集#068のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る

 ただ,最後までその所在が分からなかったのが,Illuminated Baseとの通信を行うワイヤレストランスミッタの所在だ。両面テープを剥がした下にも,基板の裏側にも見当たらなかったので,完全にお手上げ。いったいどこにあるのだろう?

画像集#069のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
メイン基板から両面テープを剥がしたところ。写真下側に小さなLSIが見えるが,配線を見る限り,充電関係のもののようだ
画像集#070のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
メイン基板の裏側。充電用の接点や電源スイッチ,ペアリングボタンは見えるが,トランスミッタの姿はない

※注意
 マウスの分解はメーカー保証外の行為です。分解した時点でメーカー保証は受けられなくなりますので,本稿の記載内容を試してみる場合には,あくまで読者自身の責任で行ってください。分解によって何か問題が発生したとしても,メーカー各社や販売代理店,販売店はもちろん,筆者,4Gamer編集部も一切の責任を負いません。また,今回の分解結果は筆者が入手した個体についてのものであり,「すべての個体で共通であり,今後も変更はない」と保証するものではありません。


総合性能は「割とアリ」ながら

滅茶苦茶に高価なのが人を選ぶ


製品ボックス
画像集#002のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
 以上,Senseiシリーズ初となるワイヤレスマウスを試してきたが,率直な感想を述べるなら「割とアリ」といった感じだ。ワイヤードのマウスの懸念事項である「ケーブルに引っ張られる感覚」から完全に解放される点や,ケーブルアンカー(マウスアンカー,ケーブルスタビライザーともいう)が不要となる点は非常に魅力的である。

 重量もワイヤレスマウスとしては軽く,センサーは定評あるADNS-9800。Engine 3も登場から時間が経って安定感も増してきており,ゲーマー向けワイヤレスマウスとして,求められる要件は満たした製品といえるのではなかろうか。

画像集#033のサムネイル/SteelSeriesのワイヤレスマウス「Sensei Wireless」レビュー。ケーブルから解放された“先生”の実力を探る
 問題があるとすると,1つはどんなバッテリー設定でもスリープに入ってしまい,いったん停止した状態からのマウス初動に遅延が生じること。もう1つは,1万6100〜1万7800円程度(※2014年5月24日現在)という,トンデモなく高い価格設定だろう。北米市場における直販価格は159.99ドル(約1万6300円)なので,内外価格差はほとんどないと述べてよく,その点では評価できるのだが,非常に完成度の高いワイヤードマウスであるRivalが6300〜7200円程度(※2014年5月24日現在)で買えることを考えてしまうと,「Rivalでいいんじゃない?」と思ってしまうというのが正直なところである。

 その意味でSensei Wirelessは,とにかくワイヤレスであることにこだわりたい,ケーブルから解放されたいという人で,(少なくとも現時点では)初動の遅延が気にならないタイプのゲームをメインでプレイしたい人向けのマウスとなるだろう。該当する人にとっては脳天直撃の製品だ。

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SteelSeriesのSensei Wireless製品情報ページ

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