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軽く,使いやすく,文句ナシの仕上がり。ワイヤレスマウス「PRO X SUPERLIGHT」レビュー
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印刷2021/04/03 12:00

レビュー

重量63g未満の超軽量ワイヤレスマウス

PRO X SUPERLIGHT ワイヤレス ゲーミングマウス

Text by BRZRK

画像集#025のサムネイル/軽く,使いやすく,文句ナシの仕上がり。ワイヤレスマウス「PRO X SUPERLIGHT」レビュー
 ゲーマー向けデバイスの老舗メーカーLogitech International(日本ではロジクール)が,2020年末にリリースしたワイヤレスマウス「PRO X SUPERLIGHT Wireless Gaming Mouse」(国内製品名:PRO X SUPERLIGHT ワイヤレス ゲーミングマウス,以下 PRO X)。発売時はブラックのみだったが,2021年2月25日にはホワイトが登場して,本稿執筆時点ではどちらも品薄に悩むことなく購入できる状態にある。

 PRO Xは,「Logitech G」(日本では「Logicool G」)ブランドが強みとしているワイヤレスマウスにおける高速なレスポンスに加え,新たな特徴として軽量化を果たした製品だ。形状などについてはこちらの記事で紹介しているが,本稿では持ち方のテスト,設定ソフトウェア,センサー性能にも目を向けて,改めてレビューをお届けしていこう。

PRO X SUPERLIGHT Wireless Gaming Mouse
メーカー:Logitech International
問い合わせ先:Logicool サポート
実勢価格:1万6200円前後(※2021年4月3日現在)
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 2020年12月22日,ロジクールは,ワイヤレスマウス「PRO X SUPERLIGHT Wireless Gaming Mouse」を発売する。バッテリーを内蔵するワイヤレスマウスでありながら,重量わずか63gという軽さが最大の魅力となる本製品を,ベースモデル「PRO Wireless Gaming Mouse」のユーザーが発売前に試してみた。はたしてその使い心地はいかに?

[2020/12/21 12:00]

持ちやすく動かしやすいシンプルな形状


 PRO Xの基本情報をおさらいしておくと,「PRO Wireless Gaming Mouse」(国内製品名:PRO LIGHTSPEEDワイヤレスゲーミングマウス,以下 PRO Wireless)をベースとして,改良を加えた製品だ。
 PRO Wirelessは,シンプルなボディ形状とデザインを採用した左右対称マウスだったが,PRO Xは左側面のみにサイドボタンが配置される仕様となり,右手用マウスになったと言える。

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右側面のサイドボタンがなくなり,つるっとしたデザインに
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 ボディサイズは,実測63.5(W)×125(D)×40(H)mmで,PRO Wirelessとまったく同じだ。大きくも小さくもなく,これまたシンプルでクセがない。それでいて,内部設計の見直しや部品点数の削減によって,公称本体重量はPRO Wirelessの約80gから約63g未満へと軽量化に成功して,昨今の軽量マウスニーズに応える製品となった。PRO Wirelessの時点でもともと軽量なのがウリであったが,そこからさらに軽くなったというわけだ。

 約63gというと,ワイヤードの軽量マウス並みであり,バッテリー込みでこれを実現しているのだから驚かされる。しかも,昨今の軽量マウスは,肉抜きしたボディを採用するのがトレンドになっているが,PRO XはPRO Wirelessとほとんど変わらない“普通の”見た目を保っているため,外観の印象以上に軽く感じられる。

細かな変更点として,ロゴ部分はLEDではなくプリントとなった。バッテリー残量を示すインジゲータも3つから1になり,全体的に光らなくなっている
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 さらに,搭載センサーも従来の「HERO 16K」から,最新の「HERO 25K」となったのも,PRO Wirelessから強化されたポイントだ。

底面のロゴ部分は,付け替えでマウスソールが張られたパーツに変更できる。マウスソールの面積が増えるため,滑り心地が若干変わる
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 さて,PRO Xの持ち方について見ていこう。マウスを持つ時の定番の持ち方である「つまみ持ち」「つかみ持ち」「かぶせ持ち」に加え,かぶせ持ちをベースに親指と小指,薬指といったサイドに配置する指を立たせるように持つ筆者独自の「BRZRK持ち」の4パターンで,それぞれ長時間使用してみた。

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つまみ持ちの例。本体が軽いこともあり,力まずともしっかりと指先でホールドすることができ,快適に操作できる
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つかみ持ちの例。親指をサイドボタンの直下に置くように握り込むことで快適に操作可能だ
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かぶせ持ちの例。マウスの上面がなだらかな形状となっているため,手のひらを自然に配置しやすい
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BRZRK持ちの例。持ちやすく快適に操作できる。手が大きめの人のだと側面に指を立たせるのが難しいかもしれないが,そういった場合は気持ち斜めに持つようにするといいだろう

 どの持ち方でもとくにストレスを感じることもなく操作が可能で,長時間使っていてもこれといって気になる点はなかった。PRO Wirelessの頃から,シンプルで持ちやすい形状だが,これに軽量化が施されたことで,より操作しやすくなったといったところか。

左右メインボタンと左右側面に貼り付ける「グリップテープ」がオプションとして付属するのだが,これを貼るならブラックのモデルを使ったほうが良さそうだ
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設定のカスタマイズは統合ソフトウェア「G HUB」で


 PRO X自体は,USB接続でPCに認識させてしまえば使用可能だが,Logicool Gブランドの製品を一手に管理できるソフトウェア「Logicool G HUB」(以下,HUB)に対応しているため,これを導入することで設定を細かく変更できる。

PRO Xだけを接続した状態のG HUBトップ画面
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 HUBを開くと最初に出てくるのは,デバイスの選択画面だ。ここではPCに認識されているデバイスが表示されるのだが,今回はPRO Xのみ認識しているので,マウスの画像だけの状態となっている。今回のテストで使用しているのはホワイトのPRO Xなので,ここに表示されるのもホワイトのモデルだ。

マウスのイラストをクリックすると別画面へと切り替わり,ボタン割り当てに関する項目が表示される。マクロもここで組むことが可能だが,ゲームによっては禁止されている場合があるので注意しよう
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左にあるメニューを切り替えると,センサーの感度とレポートレート(≒ポーリングレート)の設定項目へと表示が切り替わる。センサー感度は,最低100から最大25600までの50刻みで設定可能
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 カスタマイズ機能自体は,これといって特別なものはなく,いつものLogicool G製品という感じなのだが,今回PRO Xの設定周りを見ていて気付いたのが,マウスパッドへのキャリブレーション機能が省略されている点だ。「HERO 25K」センサーの性能に自信があるからこそ,キャリブレーション機能は不要ということか,あるいは既存製品での使用頻度が低く,Logitechは「あまり使われない機能だ」と判断したのかもしれない。実際,使用中に困ることもなかった。

 なお,PRO Wirelessは,設定ソフトウェアでマウスのロゴ部分のLEDを無効にしておくと,バッテリー駆動時間が延びる仕様となっていたが,その点PRO Xは,最初からLEDを搭載していないので設定の必要はない。公称バッテリー駆動時間は,PRO Wirelessの60時間(LEDが有効だと48時間)から70時間へと伸び,かなり保ってくれる印象だ。数日充電を忘れても,問題なく動いてくれる。
 なお,PRO Xのバッテリー残量はG HUBで確認できる。ゲーム中にバッテリー切れを起こさないように,数日に1度は,G HUBかマウス上にあるLEDインジケータ(※残量が少なくなると緑から赤になる)を確認するといい。

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センサー周りも優秀でハードな使用もOK


 それではPRO Xのセンサー性能を確認すべく,まずは「MouseTester」を用いたテストを行っていきたい。
 テストで使用した環境と,設定用ソフトウェアであるHUBのバージョンは以下のとおりだ。また,すべてのテストはマウスパッドの「ARTISAN 飛燕 MID」上で行っており,使用環境が異なれば結果が変わる可能性があることはご了承いただきたい。

●テスト環境
  • CPU:Core i7-7820X(8C16T,定格クロック3.6GHz,最大クロック4.3GHz,共有L3キャッシュ容量11MB)
  • マザーボード:MSI X299 TOMAHAWK(Intel X299チップセット)
  • メインメモリ:PC4-19200 DDR4 SDRAM 8GB×4
  • グラフィックスカード:MSI GeForce GTX 1080 GAMING X 8G(GeForce GTX 1080,グラフィックスメモリ容量8GB)
  • ストレージ:Intel SSD 600p(SSDPEKKW128G7X1,PCI Express 3.0 x4,容量128GB)
  • サウンド:オンボード
  • OS:64bit版Windows 10 Pro

●テスト時のマウス設定
  • ファームウェアバージョン:25.0.13
  • ソフトウェアバージョン:2021.2.6021
  • DPI設定:100〜25600 DPI (50dpi刻みで設定可能)
  • レポートレート設定:125/250/500/1000Hz (主に1000Hzを利用)
  • Windows側マウス設定「ポインターの速度」:左右中央
  • Windows側マウス設定「ポインターの精度を高める」:無効

 MouseTesterを用いたテストの方法は単純で,PRO Xを一定のリズムで左右に振り,DPIを400,800,1600,3200と切り替えながら確認する。
 計測結果のグラフは,Y軸のプラス方向が左方向への振り,マイナス方向が右への振りを示す。横軸はms(ミリ秒)単位での経過,グラフに表示されている青い点はセンサーが読み取った実カウントで,青い線はそれを正規化したものとなる。青線が滑らかで,点の上に並んでいるほどトラッキング性能が良好であるという理解でいい。
 なお,今回のテストは,PRO Xの一般的な運用方法となるワイヤレス状態で行っている。

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400DPI設定時。最高速で少しカウントが乱れているが,全体的に良好と言える
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800DPI設定時。振りの問題かは定かではないが,400DPI時より最高速での乱れは気持ち小さく見える
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1600DPI設定時。点と線の傾向に大きな差は見られない
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3200DPI設定時。やはり大きな差は見られない

 筆者は過去にPRO Wirelessのレビューを行ったが,そのときのMouseTesterを用いたテストでは,何をどうしてもカウントが飛び散り,メーカー側に代替機を手配してもらったにも関わらず結果は変わらず……といった経験をしたことがある。当時のレビューでも,その結果は正直に記載した。
 そのため,本機をテストする際に,「センサーは新しくなったし,さすがにもう異常な飛びはないでしょ」と思いながらも内心ドキドキしていたのだが,これは完全な杞憂であり,筆者が手にしたPRO Xでは特に問題が見られなかった。この結果であれば,安心して運用できると言っていい。

 続いては,リフトオフディスタンスの計測だ。リフトオフディスタンスとは,マウスがマウスパッドからどれくらい離れるとセンサーの反応が途絶し,カーソルの動きが止まるかの高さを示すものである。
 ここでのテスト方法は,マウスの前後方向に厚みの異なるステンレスプレートを重ねていき,反応が途絶するまでの高さを割り出すといったシンプルな計測を行っている。
 結果は,反応が途絶した高さは0.8mmで,4Gamerが合格ラインとしている2mm以下にしっかりと収まっていることが分かった。

 最後に直線補正,いわゆるアングルスナップの確認だ。アングルスナップとは簡単に言えば,マウスに微妙な動きをさせたときに,直線的な入力へと補正を行う機能のことだ。
 意図した操作と異なる挙動をしてしまうため,細かい入力が要求されるPCゲームにとって天敵と言える機能で,嫌がるゲーマーは多い。かくいう筆者も,この補正特有の引っ張られるようなカーソルの挙動は,気持ち悪いので大嫌いである。
 少々話が脱線してしまったが,ここでは「ペイント」を使い,直線や渦巻などを描くことでその有無を確認する。その結果が下の画像だ。カーソルの挙動に違和感はなく,想定したとおりの入力がなされていると感じた。強制的なアングルスナップはなさそうだ。

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軽く,使いやすく,文句ナシと三拍子揃った軽量マウスの決定版


 以上のように,PRO Xのテスト結果は良好だ。軽量化と,バッテリー駆動時間の強化,そして唯一心配だったセンサーの飛びも改善され,PRO Wirelessから,さらに進化したと言える。
 筆者は「Apex Legends」や「DOOM ETERNAL」といったゴリゴリのFPSをプレイしているが,それらで使っても問題はなく,PRO Xは十分に戦えるマウスだと感じられた。

 実勢価格は約1万6200円と決して安くないが,ケーブルに煩わされず快適にゲームを遊べるというのは大きなメリットだ。バッテリーの持ちもよく,数日に1回,寝る前にケーブル接続に切り替えておけばいいという手軽さも魅力である。
 ちなみに,ワイヤレス給電ができる「POWERPLAY」を持っていると,ケーブルの抜き差しをせずとも使い続けることが可能なので,少々高くつくが完全ワイヤレス化を目指す人にはオススメしたい。

 PRO Xを2週間少々使ってみた率直な感想は,「軽くてレスポンス良いし,言うことないわ」といった感じである。全体的にクセがなく,ハイレベルにまとまっていて,文句をつけようがない。これからも使っていきたい。

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