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Razer,新型キーボード「BlackWidow Elite」とワイヤレスマウス「Mamba Wireless」,ヘッドセット「Kraken Tournament Edition」を一斉発表
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印刷2018/08/31 18:48

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Razer,新型キーボード「BlackWidow Elite」とワイヤレスマウス「Mamba Wireless」,ヘッドセット「Kraken Tournament Edition」を一斉発表

 北米時間2018年8月30日,Razerは,ゲーマー向け周辺機器の新製品として,キーボードの「Razer BlackWidow Elite」(以下,BlackWidow Elite)と,ワイヤレス&ワイヤード両対応マウス「Razer Mamba Wireless」(以下,Mamba Wireless),そしてUSB&アナログ接続両対応ヘッドセット「Razer Kraken Tournament Edition」(以下,Kraken TE)の3製品を世界市場に向けて一斉に発表した。


 各製品の世界市場における価格と発売時期は以下のとおり。詳細は未定だが,いずれの製品も国内で販売する見込みとのことだ。

  • BlackWidow Elite:8月31日発売,169.99ドル(税別,約1万8900円)
  • Mamba Wireless:2018年9月発売,99.99ドル(税別,約1万1100円)
  • Kraken TE:2018年9月発売,99.99ドル(税別,約1万1100円)

 各製品の特徴を簡単に紹介しよう。


BlackWidow Elite


 まずは,キーボードのBlackWidow Eliteから。
 BlackWidow Eliteは,フローティングタイプのデザインを採用したワイヤード接続のフルキーボードである。BlackWidowシリーズはこれまで,名称にXが付くものはフローティングタイプであったが,BlackWidow Eliteはフローティングタイプでありながら,Xの付かない製品となっている。
 なお,名称に「Chroma」と付いてはいないものの,RazerのカラーLEDイルミネーション機能「Razer Chroma」に対応しているので,BlackWidow Eliteは,今までの命名ルールに当てはまらない製品と言えよう。

BlackWidow Elite
Razer

右端にあるのがMulti-function digital dial
Razer
 そんなBlackWidow Eliteで目につくポイントは,10キー部分の上に並んだ3つのボタンとボタンの付いたダイヤルの存在である。4つのボタンは,よくあるメディア操作用のボタンであるが,右端にあるダイヤルは「Multi-function digital dial」というもので,キーボードの各キーと同様に,Razerの統合設定ソフトウェア「Razer Synapse 3」(以下,Synapse 3)を用いてユーザーが任意の機能を割り当てられるそうだ。

左側面にUSB 2.0 Type-Aパススルーポートと,4極3.5mmミニピンのヘッドセット用パススルーポートを装備する
Razer
 外観におけるもう1つのポイントは,左側面にUSB 2.0 Type-Aと4極3.5mmミニピンのヘッドセット用のパススルーポートを備えたこと。先日,国内発売となった「Razer BlackWidow Ultimate 2018」のように,近年のBlackWidowシリーズでは,パススルーポートを備えない製品のほうが多い状況にあったが,BlackWidow Eliteは,それを復活させてきたわけだ。

 そのほかに,内部的な特徴となるが,BlackWidowシリーズとしては初めて,キーボードのカスタマイズ設定を保存可能なフラッシュメモリを内蔵したことも特徴であるという。

フローティングタイプということで,大きめのパームレストを備えているが,取り外しはできないようだ
Razer

 当然ながら,これまでのBlackWidowシリーズを継承した要素もある。たとえば,キースイッチには,約8000万回の打鍵に耐えるというRazer独自の「Razer Mechanical Switch」を採用。クリック感が大きめな「Razer Green switch」,クリック感がない「Razer Orange switch」,そしてクリック感がないうえ,アクチュエーションポイントが非常に浅くて打鍵に対する反応が速い「Razer Yellow switch」を搭載する3モデル展開になるという。


●Razer BlackWidow Eliteの主なスペック
  • 接続インタフェース:USB
  • キースイッチ:メカニカル(Razer Mechanical switch)
  • 基本キー数:英語104
  • キーピッチ:未公開
  • キーストローク:未公開
  • アクチュエーションポイント:1.9mm(Razer Green switch,Razer Orange Switch),1.2mm(Razer Yellow switch)
  • 押下特性:50g(Razer Green switch),45g(Razer Orange Switch,Razer Yellow switch)
  • ロールオーバー数:10キー
  • 複数キー同時押し対応:対応
  • キー耐久性:約8000万回
  • ポーリングレート(USBレポートレート):1000Hz
  • オンボードフラッシュメモリ:搭載(※最大5プロファイルを登録可能)
  • LEDイルミネーション:搭載(※約1677万色から選択可能,Razer Chroma対応)
  • 公称本体サイズ:未公開
  • 公称本体重量:未公開
  • ケーブル長:未公開
  • 対応OS:未公開
  • 発売日:8月31日(※世界市場)
  • メーカー想定売価:169.99ドル(税別)
  • 保証期間:2年間


Mamba Wireless


 続けてワイヤレス&ワイヤード両対応マウスのMamba Wirelessを見ていこう。

Mamba Wireless
Razer

 Mambaの名を冠するRazer製マウスで,ここ2年ほどの間に登場した製品としては,ベースモデル的な“無印”のワイヤレス&ワイヤード両対応マウス「Razer Mamba」2016年モデルと,2018年8月登場で国内未発売のワイヤードタイプ「Razer Mamba Elite」(以下,Mamba Elite),そしてワイヤレス常時給電機能を備えたマウスパッドとのセットモデルで,国内発売となったばかりの「Razer Mamba Hyperflux」(以下,Mamba Hyperflux)といったものがある。

 そこに登場したMamba Wirelessは,Mamba EliteやMamba Hyperfluxと同じ光学式の「Razer 5G Optical Sensor」を採用したのがポイントだ。無印モデルは「16000 DPI 5G Laser Sensor」を採用していたが,2018年に登場した3種類のMambaシリーズは,すべて光学式となっており,シリーズ全体が光学式に移行していることがうかがえる。

 Mamba Wirelessにおけるもう1つの特徴は,重量が軽いこと。専用マウスパッドとの組み合わせでバッテリーレスを実現し,約96gという軽さを誇るMamba Hyperfluxほどではないものの,バッテリーを内蔵しながら約106gというのは,無印モデルの約125gより,20g近くも軽くなっている。
 ワイヤレスマウスとしては軽量である一方で,満充電から最長50時間のバッテリー駆動が可能というのも,評価できるポイントと言えよう。

 Mamba Wirelessの外観は,Mamba Hyperfluxとほぼ同一の右手専用形状であるが,Mamba HyperFluxの左側面最奥部にある動作モード切り替えボタンが,Mamba Wirelessには存在しない。また,スクロールホイールにはチルト機能がないので,ボタン数は左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前×2,左サイド×2の計7個となっている。

Mamba Wirelessの見た目は,Mamba Hyperfluxとほとんど変わらない。Razer Chroma対応のカラーLEDイルミネーションは,スクロールホイールとパームレストのシンボルマーク部分にある
Razer Razer

 Mamba Hyperfluxは,充電不要で使えるという斬新な機能がある一方で,専用マウスパッドとのセットで3万7000円近い価格がハードルとなっていた。その点,Mamba Wirelessは,派手な機能こそないものの,Mamba Hyperfluxと同じセンサーや外観を採用しつつ,軽さもそれなりというバランスの取れた製品となっているように見える。適正な価格で国内発売となれば,ワイヤレスマウス派のゲーマーから注目を集めるかもしれない。

●Mamba Wirelessの主なスペック
  • 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤレス&ワイヤード両対応タイプ
  • 搭載センサー:Razer 5G Optical Sensor
  • ボタン数:7個(左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前×2,左サイド×2)
  • トラッキング速度:450 IPS
  • 最大加速度:50G
  • フレームレート:未公開
  • 画像処理能力:未公開
  • トラッキング解像度:最大16000DPI
  • レポートレート(ポーリングレート):1000Hz
  • データ転送フォーマット:未公開
  • リフトオフディスタンス:未公開
  • オンボードフラッシュメモリ:搭載(※最大3プロファイルを登録可能)
  • LEDイルミネーション:搭載(※約1677万色から選択可能,Razer Chroma対応)
  • 公称最大バッテリー駆動時間:50時間
  • 公称本体サイズ:70(W)×125.7(D)×43.2(H)mm
  • 公称本体重量:106g(※ケーブル含まず)
  • マウスソール:未公開
  • ケーブル長:約2.1m
  • 対応OS:未公開
  • 発売予定時期:2018年9月(※世界市場)
  • メーカー想定売価:99.99ドル(税別)
  • 保証期間:未公開


Kraken Tournament Edition


 最後に紹介するKraken TEは,アナログ接続型ヘッドセットに,新開発のUSB接続型サウンドデバイスを組み合わせた製品である。Razerのシンボルカラーであるグリーンのモデルと,ブラックモデルという2色のカラーバリエーションを用意している。

Kraken TEのグリーン(左)とブラック(右)
Razer Razer

 付属のUSBサウンドデバイスは,Razer傘下のブランドであるTHXの技術「THX Spatial Audio」に対応しているのが特徴で,5.1chまたは7.1chのバーチャルサラウンドサウンド出力だけでなく,音源の位置や音量をアプリケーションが任意に指定できる「オブジェクトベースオーディオ」(※3Dポジショナルサウンドとも)も利用できるという(関連リンク)。
 

付属のUSBサウンドデバイス。THXロゴの側面に,THX Spatial Audioのオン/オフを切り替えるボタンがあった。ヘッドフォン出力音量調整用の大きなボタン2つのほかに,ゲームサウンドとチャット音声の音量調整ダイヤルや,低音域の音量調整ダイヤルも備える
Razer Razer

 アナログ接続型ヘッドセット本体は,「Razer Kraken Pro V2」とほぼ同じもので,50mm径のスピーカードライバーとアルミニウム合金製アーム,長時間装着していても疲れにくいという大きなイヤーパッドといった共通の特徴を有する。サイズも重量もまったく同じだ。
 ただ,スピーカードライバーはまったく同じというわけではないようで,出力音圧レベルが,Kraken Pro V2の118dB(@1kHz)に対して,Kraken TEは107dB(@1kHz)となっている。

 THX Spatial Audioが,ゲームにおいてどのような効果を発揮できるのかは未知数であるが,興味深いアプローチのヘッドセットとは言えるだろう。国内での展開が楽しみだ。

●Kraken TEの主なスペック
  • 基本仕様:USBおよびアナログ接続両対応ワイヤードタイプ,密閉型エンクロージャ採用
  • 公称本体サイズ:未公開
  • 公称重量:約322g(※ケーブルの有無は未公開)
  • 公称ケーブル長:約1.3m(ヘッドセット本体),約2m(USBサウンドデバイス)
  • 接続インタフェース:4極3.5mmミニピン×1,USB 2.0 Type-A(USBサウンドデバイス)
  • 搭載ボタン/スイッチ:ヘッドフォン出力音量調整,マイクミュート,サウンド/チャット音声出力調整,低音域音量調整,THX Spatial Audio
  • 主な付属品:USBサウンドデバイス
  • 対応ハードウェア:Windows 7以降搭載PC,PlayStation 4
  • 発売予定時期:2018年9月(※世界市場)
  • メーカー想定売価:99.99ドル(税別)
  • 保証期間:未公開
《ヘッドフォン部》
  • 周波数特性:12Hz〜28kHz
  • インピーダンス:32Ω(@1kHz)
  • 出力音圧レベル:107dB(@1kHz)
  • スピーカードライバー:50mm径ネオジムマグネット
《マイク部》
  • 方式:未公開
  • 周波数特性:100Hz〜10kHz
  • 感度:−42±3dB
  • インピーダンス:32Ω(@1kHz)
  • S/N比:60dB
  • 指向性:単一
  • ノイズキャンセリング機能:未公開

RazerのBlackWidow Elite製品情報ページ(英語)

RazerのMamba Wireless製品情報ページ(英語)

RazerのKraken TE製品情報ページ(英語)

  • 関連タイトル:

    Razer

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