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Razer,マウスパッド一体型ワイヤレスキーボードとマウスのセット商品「Turret」を北米で発売
まずはキーボードから見ていこう。「Lapboard」(ラップボード)と呼ばれるTurretの一体型キーボードは,10キーレスモデルの右側に横長のマウスパッドを取り付けたようなデザインになっている。キートップは,海外で「チクレット」(≒板ガム)とも呼ばれる薄型タイプだ。
同種のマウスパッド一体型キーボードには,ROCCATの「Sova」などがあるものの,かなり巨大な製品であった。それに比べると,TurretのLapboardは奥行きが短いため,こちらのほうが膝の上で使いやすそうに見える。
キー配列は,基本的にオーソドックスな英語配列であるが,[Space]キーの右側に,Android用の[戻る]キーと[ホーム]キーが並んでいるのが特徴だ。10キーロールオーバーに対応している点は,ゲーマー向け製品らしいところか。
なお,マウスパッドはキーボードの裏側に折りたたむことが可能で,付属の充電用スタンドには,折りたたんだ状態で立てかけるようになっている。満充電の状態では,およそ4か月間の使用が可能とのことだ。
無線通信方式は,Bluetoothと,付属のUSBワイヤレスアダプターの両方に対応。キーボード左側面にある切り替えボタンで,どちらを使うか選択できるようになっている。
ただ,Orochi 2016はBluetooth接続専用で,搭載センサーは「8200DPI 4G Laser Sensor」となっていたのに対して,Turretのマウスは3500DPIのレーザーセンサーとなっているので,まったく同じものというわけではない。
なお,バッテリー駆動時間は最大で約40時間とのことである。
日本市場に投入されたとしても,日本語配列モデルが用意される可能性は低そうだが,大画面テレビにPCを接続してゲームをプレイしたいという人には,一定の需要がある製品かもしれない。
RazerのTurret製品情報ページ(英語)
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