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印刷2016/04/20 12:40

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Razer,マウスパッド一体型ワイヤレスキーボードとマウスのセット商品「Turret」を北米で発売

 北米時間2016年4月19日,Razerは,マウスパッド一体型キーボードとワイヤレスマウスのセット製品「Razer Turret」(以下,Turret)を発表した。リビングルームのソファに腰掛けて,大画面テレビに接続したPCでゲームをプレイする用途を想定した製品だ。北米市場ではすでに販売が始まっており,価格は159.99ドル(税別)。国内での販売予定は公表されていない。

Turret。テンキーレスキーボードの右側に,巨大なマウスパッドが合体したような形状だ
画像集 No.002のサムネイル画像 / Razer,マウスパッド一体型ワイヤレスキーボードとマウスのセット商品「Turret」を北米で発売

CES 2015で発表された当時のTurret試作機。製品版とはキートップの刻印が異なるキーがあるものの,基本的にはほとんど変わっていないようだ
画像集 No.006のサムネイル画像 / Razer,マウスパッド一体型ワイヤレスキーボードとマウスのセット商品「Turret」を北米で発売
 もともとTurretは,2015年1月に開かれた「International CES 2015」で発表された製品だった。発表当時にRazerは,TurretをPCだけでなく,同時に発表したAndroid TVデバイス「Forge TV」と組み合わせて利用する製品としてアピールしていたものだ。だが,それから1年以上経過しても,Android TVデバイスが消費者に受け入れられていない現状を反映したのか,発表文ではAndroidでの利用にまったく触れていなかった。とはいえ,Androidデバイスでも利用は可能だ。

 まずはキーボードから見ていこう。「Lapboard」(ラップボード)と呼ばれるTurretの一体型キーボードは,10キーレスモデルの右側に横長のマウスパッドを取り付けたようなデザインになっている。キートップは,海外で「チクレット」(≒板ガム)とも呼ばれる薄型タイプだ。
 同種のマウスパッド一体型キーボードには,ROCCATの「Sova」などがあるものの,かなり巨大な製品であった。それに比べると,TurretのLapboardは奥行きが短いため,こちらのほうが膝の上で使いやすそうに見える。

 キー配列は,基本的にオーソドックスな英語配列であるが,[Space]キーの右側に,Android用の[戻る]キーと[ホーム]キーが並んでいるのが特徴だ。10キーロールオーバーに対応している点は,ゲーマー向け製品らしいところか。

Turretを正面から見た状態。キー配列は基本的にオーソドックスな英語配列だが,[Space]キーの右側に,Androidで使うときの[戻る]キーと[ホーム]キーがある
画像集 No.003のサムネイル画像 / Razer,マウスパッド一体型ワイヤレスキーボードとマウスのセット商品「Turret」を北米で発売

充電スタンドにキーボードとマウスを立てかけた状態。マウスパッド部分は,キーボードの裏側に折りたたまれている
画像集 No.005のサムネイル画像 / Razer,マウスパッド一体型ワイヤレスキーボードとマウスのセット商品「Turret」を北米で発売
 マウスパッド部分は,「Magnetic mouse mat」と呼ばれており,激しいプレイ中でもマウスが滑り落ちないと,Razerは主張している。詳細は不明だが,「Magnetic」とあるので,ひょっとするとマウスパッド側に磁石を搭載し,ワイヤレスマウスが貼り付くような仕掛けを採用しているのかもしれない。マウス自体の操作に支障がないのか気になるところだ。
 なお,マウスパッドはキーボードの裏側に折りたたむことが可能で,付属の充電用スタンドには,折りたたんだ状態で立てかけるようになっている。満充電の状態では,およそ4か月間の使用が可能とのことだ。

 無線通信方式は,Bluetoothと,付属のUSBワイヤレスアダプターの両方に対応。キーボード左側面にある切り替えボタンで,どちらを使うか選択できるようになっている。

マウス部分とUSBワイヤレスアダプタ。マウスの見た目はOrochi 2016とそっくりだ
画像集 No.004のサムネイル画像 / Razer,マウスパッド一体型ワイヤレスキーボードとマウスのセット商品「Turret」を北米で発売
 さて,ワイヤレスマウスのほうだが,明らかになっている仕様は少ない。写真を見る限りでは,Bluetooth接続の7ボタンマウスである「Razer Orochi」の2016年モデル(以下,Orochi 2016)と同じ形状やボタン配置をしているようだ。
 ただ,Orochi 2016はBluetooth接続専用で,搭載センサーは「8200DPI 4G Laser Sensor」となっていたのに対して,Turretのマウスは3500DPIのレーザーセンサーとなっているので,まったく同じものというわけではない。
 なお,バッテリー駆動時間は最大で約40時間とのことである。

 日本市場に投入されたとしても,日本語配列モデルが用意される可能性は低そうだが,大画面テレビにPCを接続してゲームをプレイしたいという人には,一定の需要がある製品かもしれない。

RazerのTurret製品情報ページ(英語)


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