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NVIDIA,秋葉原のユーザー向けイベントで「GeForce 3D Vision」「PhysX」などをアピール
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印刷2009/03/28 22:12

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NVIDIA,秋葉原のユーザー向けイベントで「GeForce 3D Vision」「PhysX」などをアピール

PhysX
 2009年3月28日,NVIDIAは東京・秋葉原でエンドユーザー向けイベント「GRAPHICS PLUS」を開催した。これは,最近の同社が強く推すGPGPUコンピューティング環境「CUDA」を一般のPCユーザーにアピールするもので,具体的には,ビデオをリアルタイムで高画質化するソフト「vReveal」や,3D立体視ソリューション「GeForce 3D Vision」,そして「NVIDIA PhysX」(以下,PhysX)などが,実演を交えて紹介されていた。
 “Shadeの神様”園田浩二氏がゲストでGeForce 3D Visionを語るなど,普段なかなか味わえない企画などもあったので,ここで簡単にまとめてみることにしたい。


分かりやすいCUDAアプリ紹介の後

Shadeの神がGeForce 3D Visionを語る


福田 登氏
 さて,イベントの冒頭では,NVIDIAの福田 登氏が,最近実用化されたCUDAベースの製品などを紹介。ずいぶんと長い間,CUDAやPhysXといったNVIDIAの技術は,「見所は多いが,対応製品が手に入らない」とか,手に入っても,「HPC分野など,一般PCユーザーにはほとんど関係ない話」とかいった状況だったのだが,今回のイベントでは,具体的なサードパーティ製品が次々と紹介されたのがトピックといえるだろう。

vRevealは画質の悪い動画をクリーンにする動画処理ソフトウェアだ。CUDAに対応しており,その実力が分かりやすい
PhysX
 その一例として福田氏が最初にその名を挙げたのが,MotionDSPの「vReveal」である。
 ざっくり説明すると,vRevealは「画質があまりよくない動画の見栄えを向上させるソフトウェア」で,例えば過度に暗いとか,解像度が低すぎて文字を判読できないとか,手ブレがひどいとかといった,アマチュアが撮影したムービーにありがちな問題に対策を試みるものだ。

福田氏による実演の様子。どちらも解像度640×480ドット,SD解像度のムービーファイルで,左はほとんど真っ暗で何も見えないようなムービーの明度調整を行っているところ。右は,文字を判読できないムービーで,文字を判読できるレベルに処理しているところで,どちらも白い縦線の右側が処理後のムービーだ。vRevealは,処理済みのムービーを書き出す機能も搭載している
PhysX PhysX

 vRevealは公式Webサイトから1か月無料の体験版をダウンロードできるので筆者も試してみたが,CUDAが有効な環境だと,その効果は劇的といえるほど,処理のパフォーマンスが向上する。製品版は49.99ドル(※将来的には日本語版も用意される予定)だが,CUDAの実力を見るソフトウェアとしてはなかなか見どころがあるので,興味のある人は試してみるといいかもしれない。

GeForce 3D Visionの要件
PhysX
 ところで,セッション中,福田氏が最も多くの時間を使って紹介したのは,「GeForce 3D Vision」だった。
 GeForce 3D Visionは,「GeForce 8800 GT」以上のGPUと,立体視用メガネとコントローラのセット「3D Vision for GeForce」,そして120Hz表示,いわゆる倍速駆動に対応した「GeForce 3D Vision対応」ディスプレイデバイスのセットによって実現するソリューションだ。
 NVIDIAは,2008年の夏くらいから立体視をアピールしてきたのだが,ようやく4月頃,Samsung製の対応液晶ディスプレイが国内発売される目処が立ったそうで,それゆえ,今回,目玉に据えられたのだろう。

3D Vision for GeForceを構成するデバイスの一つ,「3D Visionワイヤレスメガネ」とその概要。メガネの左右レンズ部が画面と同期して交互に暗くなって視差を認識する,「液晶シャッター方式」という,割と古典的な方法が用いられているのだが,120Hzの高速ディスプレイを使うためにちらつきはほとんど感じない。なお,対応OSは32/64bit版Windows Vistaで,Windows XPは非対応だ
PhysX PhysX

DepthQ製プロジェクタ。その上に乗っているのが3D Vision for GeForceの「3D Visionコントローラー/エミッター」。3Dメガネとは赤外線で無線接続されている
PhysX
 会場ではまず,DepthQという企業の対応プロジェクタを用いて,Electronic Artsの「Need for Speed: Pro Street」(邦題 ニード・フォー・スピード プロストリート)を立体表示するデモが行われ,続いて,3Dモデラー・レンダラー統合ソフトウェア,「Shade」の開発元であるイーフロンティアに在籍する園田浩二氏による,「立体視できる3Dグラフィックスの作成」の実演が行われた。

スクリーンいっぱいに投影される,立体視用のグラフィックス。3D Vision for GeForceを利用する(というか3Dメガネをかける)と,ちゃんとカラーで立体表示されているように見える
PhysX

園田浩二氏
 ゲーマーにはなじみが薄いかもしれないが,園田浩二氏は,Shadeの初期から開発に関わってきた人物であり,“Shadeの神様”とまで呼ばれるほど,その筋では超有名人。そんな園田氏が自ら,Shadeを用いてGeForce 3D Vision対応(=立体視対応)コンテンツを作成するに当たってのTipsを解説するというのだから,相当贅沢な企画である。実際,会場には,園田氏のセッション目当てで来場していた人もいたようだ。

園田氏によるセッションの模様。なお,セッションの内容はイーフロンティアのWebサイトにまとめられている立体視マニアックスというページにほぼ沿ったものだったので,興味のある人はぜひチェックを
PhysX PhysX
イーフロンティアのスタッフが制作したというGeForce 3D Vision対応アニメーションも紹介された
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 園田氏はMacintoshユーザーとして知られているが,セッションの最後に「液晶ディスプレイと立体視対応メガネが数万円で買えるなら欲しい」と,本音モードで語っていたのが印象的だった。

秋葉原のメーカーイベント恒例,じゃんけん大会では,なんと実勢価格9万円前後(2009年3月28日現在)の「Shade 10.5 Professional for Windows」が賞品として提供され,筆者も思わず参加しようかと思ってしまった
PhysX
 そもそも論として,やはり,「対応ディスプレイが必要」というのは,一般ユーザーにとってハードルが高い。いま使っているディスプレイをどうするんだ,という話もあるので,そう簡単に普及するとは思えないのが正直なところだ。
 ただ,その意味で,「作る側」から,立体視の可能性を見せるというアイデアは悪くなかったようにも思う。結局こういうソリューションは鶏と卵の関係にあるので,園田氏のように,数万円で実現する立体視環境を魅力的に感じる3Dグラフィックスクリエイターが増えてくれば,状況は少しずつでも変わっていくはずだ。ゲーマーとしては,今後の展開を興味深く見守っていきたいところである。


PhysX対応ゲームの実演を兼ねた

「Mirror's Edge」メディア対抗トーナメントも


 福田氏のセッションに続いて行われたのは,Electronic Artsの日本法人であるエレクトロニック・アーツのセッションで,ここでは,貴重なPhysX対応タイトルであるPC版「Mirror's Edge」(邦題 ミラーズエッジ)が紹介された。

 Mirror's Edgeというゲームがどんなもので,どういうPhysXの効果が得られるのかについては,再三お伝えしているため,もはや4Gamer読者には釈迦に説法だろう。

日本語PC版Mirror's Edgeレビュー記事
Mirror's EdgeにおけるPhysXの効果検証記事:ムービー編
Mirror's EdgeにおけるPhysXの効果検証記事:ベンチマーク編


メディア対抗戦に参加した,4Gamer編集部のハードウェア担当,佐々山(左端)。「2位狙い」と公言して2位に収まるというダメっぷりを発揮していた
 ただ,秋葉原のPCユーザーには必ずしもそうではない……ということなのか,ゲームの概要が語られたあと,PhysXエフェクトの実演も兼ねて,メディア4媒体によるトーナメントが行われた。

 参加者は全員が全員,NVIDIAの広報担当者によって半ば強制的に集められたと苦笑していたが,そのなかに4Gamerの代表もいたりしたことは,一応述べておきたい。ちなみに,優勝すると読者プレゼントとして消費電力59W版の「GeForce 9600 GT」搭載カードがもらえたのだが,結果は2位だったので,残念ながら何もない。すいません。

セッションでは,Mirror's Edgeの世界が,東京からインスピレーションを受けて生まれていることや,主人公のFaith(フェイス)が,だんだんと「セクシーではないかもしれないが,強い女性であることを感じさせるキャラクター」へ変貌していったことなどが語られた
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会場に展示されていた各社の最新グラフィックスカード
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 以上,これまではどうしても画餅的な印象を拭えなかった,一般PC用途でのCUDA活用について,対応ソフトウェアが着実に増えてきているということを,秋葉原のPCユーザーに伝えようというNVIDIAの意気込みが強く伝わってくるイベントだった。
 ゲーマー的には,次のPhysX対応タイトルの話が聞こえてきてほしいところだが,会場にいたグラフィックスカードベンダー関係者に話を聞いたところによれば,どうやら近々,なにやら動きがありそうだ。こちらも期待して待ちたい。

エルザジャパンが,59W版のGeForce 9600 GTを搭載した未発表の新製品プロトタイプを展示していた。製品名は,「ELSA GLADIAC 796 GT SS 512MB」になる予定だが,外排気タイプで2スロット仕様のクーラーを備え,その動作音は15dBAという。同社は,4月中の発売を目指しているとのことだ
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ユニットコムは,同社の運営するPCショップ「フェイス」ブランドの新製品として,「GeForce GTX 280M」をNVIDIA SLI構成で搭載する重量級ノートPC「Progress UXT」を展示していた。5月の発売を予定しているという
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