「Call of Duty」のオリジナル開発メンバーが設立したRespawn Entertainmentが，処女作のSSを初公開。ただし画像はボケボケ……

　「Call of Duty」シリーズを手がけたオリジナルのメンバーが2010年春に設立したRespawn Entertainment （関連記事）が公式サイトをオープンし，その処女作となるゲームのスクリーンショットを公開した。ただし，同スクリーンショットはティザー画像であるためか，極度に“ボカシ”がかけられており，盆地のような場所となんらかの建造物がうっすらと見えるだけで，いくら目を凝らしても，その内容は判然としない。


　Respawn Entertainmentの中核となるメンバーは，「Call of Duty」第1作から「Call of Duty: Modern Warfare 2」（PC / PlayStation 3 / Xbox 360）までの開発を手がけてきたInfinity Wardの設立者であるJason West（ジェイソン・ウェスト）氏と，Vince Zampella（ヴィンス・ザンペラ）氏の二人。この二人が，Call of Dutyシリーズの成功報酬をめぐるActivision Blizzardとのゴタゴタの末，半ば追い出されるようにInfinity Wardを退社したのは，ファンならばご存じのとおり。騒動の直後から次々と同社のコアメンバーも退社して，West/Zampella両氏のもとに再結集し，このRespawn Entertainmentが創設されることになったわけだ。

　Respawn Entertainmentの新作が，どのようなゲームになるのかについてはまったくと言ってよいほど不明。しかし，以前Electronic Artsの幹部が「Respawnの新作は，Call of DutyやBattlefieldよりもHaloやGears of Warに近い」とコメントしていたことから，SF色の強いゲームになる可能性が高い。公式サイトには，「グローバルにアピールできるマルチプラットフォーム作品」とだけ紹介されており，その詳細についてはしばらく正式発表を待つことになりそうだ。

Respawn Entertainment公式サイト