バンコクで開催されたgamescom asia x Thailand Game Show 2026で,タイのパビリオンに出展していたUltraPunchiのThanajan Saesum氏とPuwanat Farungsang氏に,ゲームを紹介してもらった。
プレイヤーが動かすのは,白い髪の主人公Rossoだ。操作はマウスだけで済み,青く表示されたマスを左クリックすれば移動となり,敵のいるマスを左クリックすれば攻撃となる。
キャラクターを右クリックするか長押しすれば,その情報が表示される。敵なら移動や攻撃のできるマスも色付きで示されるので,次の手を読んでから動けるわけだ。
1ターンに使える行動ポイントは2つで,移動と攻撃にどう割り振るかが最初の考えどころになる。動かないほうが得な場面では,何もせずに済ませてもかまわないという。
敵に攻撃を当てると,相手はノックバックで後ろへ押し出される。同じ列に敵が並んでいればまとめて押し込めるので,並び方を先に読んでおく必要がありそうだ。
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チェスがモチーフなのは,タイトルだけではない。盤上にはポーンの形をした白い駒が立っていて,この味方の駒「The Dumb Pawn」が一緒に戦ってくれる。
このゲームの中心にあるのは,タロットカードと「アクションカードタイムライン」の組み合わせだ。手に入れたカードをタイムラインに並べておくと,Rossoの移動や攻撃に合わせてその効果が発動する仕組みになっている。
たとえば,黄色いハートを与えるカードを置いてから行動を確定すると,Rossoにシールドがつく。このハートは体力の上に重なる盾のようなもので,ダメージからキャラクターを守ってくれるという。
カードを置く枠には,1と2の番号が振られている。1ターンに2回ある行動の1回目と2回目に,それぞれカードを割り当てる形だ。
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カードには運任せの効果を持つものもある。「Last Chance」は,使うと山札からランダムに選ばれた1枚に変わり,その効果を発動するカードだ。山札が尽きていた場合は,使い終えたカードを置くDrop Zoneから選ばれるそうだ。
タロットカードは,戦い方そのものも変える。同じ種類のカードを3枚集めると,Rossoは別の戦闘スタイルに変身するのだ。
スタイルは3つ。青のカードに対応する射撃型は,敵を押し出して位置を操るなど,盤面の制御を得意とするタイプである。黄色のカードに対応するタンク型は,先ほどのハートで身を守る役回りだ。
赤のカードに対応する近接型「Blade Master」は,ダメージを稼ぐ攻撃役になる。敵を燃やすなどのデバフも与えられるそうだ。
プレイヤーはタロットを集めて好みの戦闘スタイルを開放し,敵に合わせて使い分けていく。1つに絞って育てるか,敵を見て乗り換えるかで,プレイ方針がかなり変わるかもしれない。
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敵もチェスの駒になぞらえられている。デモで見せてもらったボスは,The Rookの肩書を持つ「Avido」だ。戦いはPhase 1/2の表示のとおり,2段階に分かれているという。
ゲームの進行はローグライクの形式だ。戦闘の部屋のほか,タロットカードを集める部屋やカードを買える店,体力を回復できる場所などを渡り歩いていくのだが,その中身はすべてランダムに決まるという。
説明の途中では回復の部屋も通ったのだが,このときは体力が満タンだったので,使わずに先へ進んだ。
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店ではタロットカードを買い足せる。眼鏡をかけた犬が店番をしていて,棚には「Checkmate!」というカードも並んでいた。
「Checkmate!」は,好きな場所を選んで,The Dumb Pawnを1体呼び出すカードだ。チェックメイト=キングを追い詰める一手を名乗りながら,呼び出すのがポーン1体というのは,なかなかとぼけている。
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システムのもう1つの柱が,キャラクターに装備させるアーティファクトだ。Rossoだけでなく,味方の駒に持たせることもできる。
アーティファクトは組み合わせることで,より強力なAncient Artifactに変わる。説明の際には,アイテムを合成して上位のアイテムを作る「Teamfight Tactics」の仕組みが例に挙がっていた。
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マス目の盤面に小さな駒が並ぶ見た目は,かわいらしい。だが,2つの行動ポイントとタイムラインに置いたカードの並びをかみ合わせ,ックバックで敵の位置も動かすとなると,1ターンで考えることはかなり多い。
カードの並べ順を詰めていく楽しさは,デッキ構築型のローグライクに近い。どの種類を何枚集め,どのスタイルに変身するかまで含めると,周回するたびに違う手順を試したくなるゲームになりそうだ。
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