この取引により,ポケモンGOと「Pikmin Bloom」,「モンスターハンターNow」などの著名タイトルは,Scopelyの元で今後のサービスを運営していくとのことだ。
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Nianticはもともと,Googleの社内スタートアップとして,位置情報を用いたアプリケーションやサービスを開発する設立された部門である。Nianticの名を知らしめた「Ingress」は,まだGoogleの一部門であった2012年にスタートしたものだ。
それが2015年に独立した企業となり,ポケモンGOを初めとした数々の位置情報ゲームを展開するようになっていった。しかし,Niantic自体はあくまでもゲーム開発を目的とした企業ではなく,位置情報を用いた拡張現実や複合現実の開発が基盤であると主張していた。そのため,かなり以前から「ゲーム事業を売却するのではないか」という噂は根強くあった。その噂が,ようやく現実になったといったところだろうか。
一方のScopelyであるが,スマートフォン向けの位置情報ゲームとしては「MONOPOLY GO!」を2023年にリリースしたほか,「スター・トレック:艦隊コマンド」や「MARVEL ストライクフォース」といったゲームをサービス中の企業だ。とはいえ,日本における知名度が高いゲーム開発企業とは言えないだろう。
そもそもScopelyは,サウジアラビアを拠点とするゲーム投資事業「Savvy Games Group」の傘下にある一企業である。つまり,実際はScopelyを介したSavvyによるNianticのゲーム事業買収と考えるほうが妥当であろう。
[インタビュー]世界のゲーム業界で強い存在感を放つ「Savvy Games Group」とサウジアラビアは,何を目指しているのか。CEOであるBrian Ward氏とフェサール王子に,直接お伺いしてみよう
いつものように王子からいただいた連絡は,今回は「Savvy Games GroupのCEOインタビュー」という形で結実した。ゲーム業界でその名を知らぬ人はいないであろうSavvyは,一体何をする会社なのだろうか。その片鱗をちょっとだけ聞いてみよう。
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ところで,Nianticがゲーム事業を売却するとはいえ,すべてのゲームを手放すというわけではない。同社の発表によると,Ingress Primeおよび「Peridot」の2タイトルは,引き続きNianticが運営を続けるとのこと。「これらのゲームは,ジオスペーシャルプラットフォームの最先端を示すリファレンスアプリケーションとして位置づけられます」とのことなので,今後のNianticが注力する「ジオスペーシャルコンピューティング」を成果を示すアプリケーションとして,利用していくようだ。






















