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[TGS2023]バーチャル世界で東京ゲームショウを楽しむ「TOKYO GAME SHOW VR」がオープン。クエストをクリアしてアバターや魔法を集めよう
今回のテーマは“ゲームが動く、世界が変わる”。去年までのコロナ禍による規模縮小を乗り越え,今年は幕張メッセの1〜11ホール全館を使用するという,2019年から4年ぶりの本格開催だ。
さらに,東京ゲームショウ2023の舞台は現実世界の幕張メッセだけでなく,バーチャル空間にも広がっている。その名も「TOKYO GAME SHOW VR」。このバーチャル会場は公式サイトから専用のアプリケーションをダウンロードすることで,誰でも無料で参加できる。
Meta Quest 2,Oculus Rift/Rift S,HTC Vive/Vive Proシリーズ,Valve Indexなど,さまざなVRデバイスに対応しているが,これらの専用デバイスがなくても心配はない。PCのデスクトップモードでも十分に楽しめる設計になっており,さらにはスマートフォン向けのアプリも配信されているため,どこからでも参加可能だ。
「TOKYO GAME SHOW VR」公式サイト
そして,TOKYO GAME SHOW VRは単なる現実の幕張メッセのデジタルコピーではない。このバーチャル空間は,天空に浮かぶゲームの国「ゲームアイランド」という独自の世界観を持っている。ゲームアイランドには,「FLINT PEAKS」「MYSTIC FOREST」「DESERT GARDEN」という3つのエリアがあり,それぞれのエリアで各メーカーが独自のブースを展開している。
また,島の中央にそびえ立つ「ゲームツリー」の内部には巨大な「GAME TREE THEATER」が設置されており,毎日決まった時間でさまざまなプログラムが放映される予定だ。
プレイヤーはこの壮大なバーチャル空間を,好きなアバターで自由に探索でき,ほかのプレイヤーとボイスチャットやテキストチャットでコミュニケーションを取ることもできる。さらに特殊なアクションとして「魔法」が用意されており,いろいろなエフェクトを楽しめる。
また,スタンプラリーのようなクエストもあり,達成するたびに新しいアバターや魔法が報酬としてもらえるという,ゲームらしい楽しみ方も用意されている。
このようにTOKYO GAME SHOW VRは,単なる展示スペース以上のものを提供しており,ゲームファンが新たな形でゲーム文化を堪能できる場となっている。趣向を凝らした企業ブース巡るだけでも楽しめるので,幕張メッセに足を運ぶのが難しいという人も,バーチャル空間で東京ゲームショウの雰囲気を堪能してみよう。
「TOKYO GAME SHOW VR」公式サイト
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