PS5/PS4システムソフトウェアアップデート配信は本日開始。オープン/プライベートパーティー機能追加，数か月以内にPS5のVRR対応も

　ソニー・インタラクティブエンタテインメントは，PlayStation 5およびPlayStation 4に向けたシステムソフトウェアアップデートの配信を，本日（2022年3月23日）開始すると発表した。
　なお今回のアップデートには含まれないが，今後数か月以内に，PS5をVRR（Variable Refresh Rate。可変リフレッシュレート）に対応させる予定もあるそうだ。


　今回のアップデートでは，ベータプログラム（関連記事）で提供された，オープンパーティーとプライベートパーティーの作成，それぞれに参加できる機能など，コミュニティから要望の多かった機能を導入するとのこと。PS5では，ゲームベースとトロフィーカードのUIの改善，ヘッドホンのモノラル音声対応といったアクセシビリティ機能の実装も行われる。


　そして明日（3月24日）からは，「PlayStation App」（iOS / Android）からオープンパーティーおよびプライベートパーティーを作成し，パーティーに参加できる機能を順次実装するとのこと。またPS AppはゲームベースのUIを刷新し，PS5と同様にフレンド機能，パーティー機能，メッセージ機能へ簡単にアクセスできるようになるという。


　なお今回は前述のとおり，PS5がVRRに対応する予定であることも発表された。これは，HDMI 2.1対応のディスプレイでディスプレイのリフレッシュレートをPS5本体のグラフィックス出力に合わせてリアルタイムで同期させられるようにするもので，これによってPS5のタイトルのビジュアルパフォーマンスは向上し，プレイはよりスムーズに感じられるという。


　今後発売されるタイトルはもちろん，これまでに発売されたPS5のタイトルもパッチによってVRRに対応させることが可能。追加オプションとして，VRRに対応していないPS5のタイトルにもVRRを適用することが可能であり，この機能により，一部のゲームでは映像品質が向上する場合があるとのことだ。

　PS5およびPS4の新機能，PS Appやリモートプレイの改善内容，PS5のVRRに関する詳細は，PlayStation.Blogの最新エントリで確認してほしい。

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