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「百英雄伝」情報まとめ。現在分かっているゲームの世界観やシステム,クラウドファンディングの現状や今後の情報公開についてチェックしよう
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印刷2020/08/01 00:00

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「百英雄伝」情報まとめ。現在分かっているゲームの世界観やシステム,クラウドファンディングの現状や今後の情報公開についてチェックしよう

 「幻想水滸伝」シリーズを手掛けたクリエイターが制作メンバーとして集結した新作RPG「百英雄伝」が,2020年7月25日に発表されてから1週間。7月28日1:00(日本時間)からKickstarterで行われているクラウドファンディングキャンペーンが,開始2時間でPC版制作の目標額である50万ドルを達成し,現在もさらに多くの支援を集めている。

 国内外問わず,多くのSNSやネットのニュースなどで大きな話題となっている「百英雄伝」の,発表からこれまでで分かっている開発メンバーゲームの世界観とシステムKickstarterの現在の状況今後の情報公開についての情報をまとめてお伝えしよう。

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「百英雄伝」公式サイト

Kickstarterの「百英雄伝」クラウドファンディングキャンペーンページ



制作チームとプラットフォーム


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 メインクリエイターとして名前が出ているのは,村山吉隆氏河野純子氏小牟田 修氏という「幻想水滸伝」シリーズ作品に関わっていた3名に,「Castlevania 暁月の円舞」「OZ -オズ-」などに携わった村上純一氏の4名。「百英雄伝」の制作を進めるため,Rabbit & Bear Studiosという開発スタジオが設立されている。

 プロジェクトリーダーで「幻想水滸伝」シリーズの生みの親でもある村山氏が脚本とゲームデザイン,河野氏がキャラクターデザイン,システムデザインおよびディレクションを小牟田氏,アートディレクションとプロデューサーを村上氏がそれぞれ担当。さらに“開発支援には最適な外部パートナー”という,ゲーム開発スタジオのコヨーテ・ランナーの参加も発表されている。
 また,楽曲制作の参加が予定されている作曲家として,「テイルズ オブ」シリーズなどで知られる桜庭 統氏や,「ワイルドアームズ」シリーズなるけみちこ氏の名前が挙がっており,このあたりの顔ぶれにも,PlayStationなどで発売された日本のRPGが好きだった人は心を掴まれるのではないだろうか。

 プラットフォームは,Kickstarterのストレッチゴール達成でPCとコンシューマ機向けの展開が決定し,PC版は2022年秋を目標に開発が進められるとのこと。Kickstarterのプレッジ(支援金)の種類の一覧にもあるとおり,ダウンロード版とパッケージ版の制作が予定されている。
 コンシューマ機はゲームの発売予定時期である2〜3年後の状況を踏まえつつ,PS5やXbox Series X,任天堂ハードなどでの展開を検討してるという。詳細は後日発表される予定とのことだ。

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村山吉隆氏
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河野純子氏
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小牟田 修氏
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村上純一氏


百英雄伝の世界観やゲームシステム


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 “PlayStation時代に輝いたJRPGに捧げる,讃歌となるタイトル”を謳う「百英雄伝」は,日本のRPGならではの冒険要素,3D背景で生き生きと動く2Dグラフィックスのキャラクター,戦争を描く物語,100人を超える登場人物による群像劇,ターン制バトルと拠点要素などが特徴の,クラシカルなスタイルで新たな日本のRPGの形を生み出す作品となるようだ。
 Kickstarterのキャンペーンページや同ページの日本語版ミラーサイトでは,世界観の情報やスクリーンショット,ショートムービーが公開されている。とくに1990年代〜2000年序盤にリリースされた日本のRPGで育った世代のゲームファンは,現時点の情報だけでもかなり熱いものがこみ上げてくると思う。

 「百英雄伝」の舞台は,多くの価値観や文化を持つ国が集まるオールラーン大陸。その一地方から始まるという物語は,神秘的な力を秘めた「魔導レンズ」をきっかけに巻き起こらんとするガルディア帝国と諸国連合の戦争に関する,“個性豊かな100人のヒーローたち”の出来事が描かれるようだ。

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 現在,主人公で戦乱の抵抗運動のリーダーとなるノアや,ノアと違う形で解決を目指す帝国の若き指揮官セイ・ケースリング,森林を守るガーディアンの家系に生まれたメリサ,学者の青年マールリッジ,獣人部族出身の戦士ガオウ,格闘道場の娘リャン,和装の女剣士ミオなどのイラストとプロフィールが公開されている。彼らがどのような形で物語に登場するのか楽しみなところ。

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ノア(※プレイヤーキャラで名前は変更可能)
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セイ・ケースリング
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メリサ
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マールリッジ
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ガオウ
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リャン
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ミオトイ

 人や獣人,エルフなど,多種多様な種族が共存しているというオールラーンは,大森林や砂漠,多くの人が行き交う大都市に牧歌的な村など,地域によって異なる,変化に富んだ気候風土が特徴の大陸だという。
 Kickstarterのキャンペーンページには,東洋風の建物や水路が目を引くにぎやかな街を探索するショートムービーが掲載されているので,街の雰囲気はもちろん,操作キャラクターや行き交う人々の動きにも注目して見てみよう。

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 バトルはターン制のコマンドバトルで,最大6体のユニットを指揮し敵となるモンスターや軍隊,大型のクリーチャーなどを相手に戦う。英雄たちが戦いを繰り返すうちに特殊な「AI能力」を習得し,それによって戦術性の高いバトルが楽しめるようだ。
 ショートムービーで確認できる,ド派手な技のエフェクトや行動中のキャラクターがフォーカスされる演出,仲間の動きののちに間髪入れず行動するテンポの良いバトルは,実際にこれが実現されたとしたら,PS時代の「幻想水滸伝」2作をプレイした人にはたまらないものがあるだろう。

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 「幻想水滸伝」のファンであればおなじみの拠点要素も,「城塞建築システム」という形で搭載されるようだ。
 武器の開発や兵力の確保で軍事力を充実させ,頑丈な城壁を築いて敵の侵入から守る。農業で穀物を蓄え,レストランや土産物屋などのビジネスを発展させるため特産品を作るなどさまざまな要素があり,自分好みに街をカスタマイズできるという。また,街が大きくなると騎士や鍛冶屋,商人などのギルドが作れるようになり,キャラクターはギルドでのタスクをこなすことでスキルが獲得できるようだ。
 ほかにもストレッチゴール達成によって,カフェテリアや料理,ミニゲームなどの要素の追加が予定されている。まだKickstarter実施中という段階なので気が早いところではあるが,どのような形になるか楽しみなところ。

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Kickstarterの現状と今後の情報公開


 Kickstarterのクラウドファンディングキャンペーンは,目標金額を達成した場合にのみ資金がファンディングされるAll-or-Nothing方式で行われている。前述のとおり2時間で目標額を達成しているので,あとはどこまでストレッチゴールをクリアするかが注目だ。

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 「幻想水滸伝」シリーズを手がけたメンバーが開発に参加している,新作RPG「百英雄伝」。そのクラウドファンディングキャンペーンが,本日1:00にKickstarterで開始され,すでに約1億3000万円近い支援が集まっている。また,本作の開発スタッフが登場するトレイラーの日本語版が公開された。

[2020/07/28 13:55]

 リワードの種類は豊富で,すべてのバッカ―がスタッフロールに名前が掲載されるほか,β版のアクセス権公式Discord用の称号,Tシャツやフィギュア,缶バッジなどのグッズサウンドトラックアートブック武器のレプリカ(1/16サイズ)開発チームに会える権利ゲームに登場するNPCに自身の名前を入れる権利などさまざまだ。
 ほかにも敵キャラをデザインする権利地名の命名権,さらに猫や犬など自身のペットをゲームに登場させる権利といったユニークなものも。リワードの組み合わせも複数あり,同じ支援額のプレッジでも内容が異なるものがある。数量限定ですでに締め切っているものもあるが,支援を検討している人はしっかり確認してから選択するといいだろう。

Kickstarterの「百英雄伝」クラウドファンディングキャンペーンページ

「百英雄伝」クラウドファンディング日本語版ミラーページ


 クラウドファンディングキャンペーンの期間中,キャンペーンページのアップデート欄(リンク)にて,「Playwright's Desk」と銘打った,定期的な情報公開を予定しているとのこと。
 情報の発信は「演劇の舞台(インタビュー)」「脚本家のデスク(キャラクター&ストーリー)」「絵描きのキャンバス(アート)」「建築家のオフィス(ゲーム内のシステムとメカニック)」という4つのカテゴリで分かれており,さっそく7月30日には「脚本家のデスク」の第1回(該当のリンクは[こちら]。ページ下部に日本語翻訳の記載あり)として,王家の傍系貴族の娘ペリエール・グリュムとサメの種族の有能な指揮官ユーフェリウスVII世という2人の登場人物が公開されている。
 PC版のSteamでのリリース対応言語などの情報も明かされているので,公式サイトやTwitter(@eiyudenchronicl)と合わせて,定期的にチェックするといいだろう。

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「百英雄伝」公式サイト

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