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「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」,「グランツーリスモSPORT」部門の決勝大会の公式レポートが公開
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印刷2019/10/09 12:08

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「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」,「グランツーリスモSPORT」部門の決勝大会の公式レポートが公開

グランツーリスモSPORT
配信元 ソニー・インタラクティブエンタテインメント 配信日 2019/10/09

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>


第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」文化プログラム
「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」
『グランツーリスモSPORT』部門の決勝大会が開催!
各都道府県予選を勝ち抜いた代表選手188名が白熱のバトル!

10月5日(土)、6日(日)に第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムとして行われた「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」にて、競技タイトルである「プレイステーション 4」(PS4)用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』部門の決勝大会が開催されました。

国体の文化プログラムとして初のeスポーツ大会となった「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」では、3つのeスポーツ競技タイトルが選ばれ、『グランツーリスモSPORT』(発売元:SIE)もその中のひとつでした。予選大会運営はソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が担当し、今回の決勝大会には5月11日(土)より8月12日(月・祝)まで実施された都道府県代表決定戦を通じて選出された、6歳以上18歳未満の方が対象の少年の部92名、18歳以上の方が対象となる一般の部96名、合計188名の選手が参加しました。

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決勝大会の舞台となったのは茨城県つくば市のつくば国際会議場。開会式では各競技タイトルの県代表決定戦を勝ち抜いた全国47都道府県の約750人の選手たちが一堂に会する壮観な光景が見られました。また、国体行事の一環として高円宮家の承子(つぐこ)女王殿下も会場に御視察になられ、選手たちの活躍をご高覧いただきました。

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『グランツーリスモSPORT』部門のメイン会場となったのは、世界大会の「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」でも使用されているハンドル型コントローラーとシートが12台設置された大ホール。レース中はスポーツアナウンサーの辻野ヒロシさんの実況と、ポリフォニー・デジタルのYAMによる解説も行われ、応援に訪れた家族や友人、一般の観客の方々からステージで戦う各県代表選手たちに向けて熱い声援が贈られていました。

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■決勝進出をかけて行われた予選レースから素晴らしいレースが展開
決勝大会初日の10月5日(土)には、決勝の12のシートをかけた予選レースが行われました。少年の部の予選は、出場選手をA〜Hの8グループに振り分けて富士スピードウェイを舞台に5周のレースを行い、その優勝者が決勝に進出。加えて予選レースに敗退した選手も、レースの裏で行われていた富士スピードウェイでのタイムトライアルで上位4名に入れば決勝に参加できる、いわゆる敗者復活ありのルールで行われました。

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少年の部とはいえ、厳しい県代表戦を勝ち抜いてきた選手たちの実力は一般の部の選手と比べても遜色はなく、8つのブロックのすべてで白熱したレースが展開しました。実力伯仲のレースを勝ち上がったのは、尾形莉欧選手(神奈川県)、水野航希選手(愛知県)、龍翔太郎選手(福岡県)、佐々木唯人選手(東京都)、大石澄海選手(静岡県)、中村仁選手(千葉県)、山川凌河選手(長野県)、三宅拓磨選手(東京都)の8名でした。タイムトライアルからは大塚悠登選手(石川県)、橋本蕗維斗選手(広島県)、丹羽優太選手(三重県)、小林陽樹(茨城県)の4名が、翌日の決勝レースへの切符を手に入れました。

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一般の部では、各県の代表選手2名によるチーム戦形式のレースで勝敗が争われました。こちらのルールは、鈴鹿サーキットを10周する長距離のレースで、途中で必ず一度はピットインを行い、タイヤ交換と燃料給油、選手の交代を行うというもの。46都道府県の各チームに国体開催県として特別枠を得ていた茨城県から茨城A、茨城Bの2チームを加えた、総勢48チームがA〜Dの4ブロックに分かれて対戦し、各ブロックの上位3チームが決勝レースに駒を進めることができました。

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一般の部のレースは、純粋に速さが競われる少年の部のレースとは違い、チームの2人の選手が走る順番や、いつピットインを行い、グリップや寿命が異なるミディアムとハードのタイヤを使い分けるかといった戦略が勝敗のカギを握るルールでした。その中で、選手たちは各ブロックの上位3チームに入るために持てる力を振り絞って対決。いずれのブロックでも手に汗握るレースが繰り広げられ、順位が変動するたびにレースを見守る観客からも大きな歓声が上がりました。激しいバトルの結果、グループAからは愛知県、大阪府、茨城県A、グループBからは東京都、静岡県、三重県、グループCからは栃木県、神奈川県、兵庫県、グループDからは埼玉県、香川県、福島県がそれぞれ決勝への切符を手にしました。
※大分県代表選出選手 黒田洋和さんはご事情により参加を辞退。大分県チームは1名で参加されました。

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■誇りとともに挑んだ決勝。少年の部は愛知県の水野選手、一般の部は栃木チームが勝利!
大会2日目の10月6日(日)には、いよいよ日本一を決める決勝レースが行われました。決勝レースの使用コースやルールは少年の部、一般の部とも予選レースと同様のものでしたが、本番のレース前に行う2周のタイムトライアルの結果で各車のスタートグリッドを決定するルールが追加されていました。選手たちは少しでも前のグリッドを得るべく真剣な表情でタイムトライアルに臨み、その見ごたえのある走りに朝早くから会場に詰め掛けた観客の方々が、かたずを飲んでステージ上の大型スクリーンを見守る光景が見られました。

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少年の部の決勝レースでは、出場選手全員が使用マシンにランボルギーニ ウラカンGT3 '15を選択し、純粋にレースの腕前が問われるレースになりました。グリッド決めのタイムトライアルでは、県代表決定戦と前日の予選レースで圧倒的な速さを見せた神奈川県代表の尾形選手が1周目からトップタイムを記録してポールポジションを獲得しました。レースも尾形選手が先行する展開になるかと思われましたが、2番グリッドから出走した愛知県代表の水野選手が1周目の第1コーナーで尾形選手のインをついてトップを奪い、さらにその後ろにいた福岡県代表の龍選手も尾形選手をパス。尾形選手は2位の龍選手を果敢にプッシュしますが、3周目でコースアウトによるペナルティを受けて水野選手と龍選手が抜け出す形になりました。2位の龍選手は、5周目のファイナルラップの第1コーナーから水野選手に果敢にバトルを仕掛けますが、水野選手は巧みな走りでラインを譲らず、そのまま龍選手を押さえきってゴール。1位に水野選手、2位に龍選手、3位には佐々木選手が入り、少年の部は水野選手が初代国体王者の座を獲得しました。

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続いて行われた一般の部の決勝レース。タイムトライアルでポールポジションを獲得したのは予選Cグループを2位で勝ち抜いた神奈川県チーム(冨林勇佑選手・森本健太選手)でした。決勝レースの序盤は、神奈川県チームを先頭に兵庫県チーム(宮園拓真選手・佐藤真太朗選手)、愛知県チーム(川上奏選手・長和樹選手)、栃木県チーム(山中智瑛選手・高橋拓也選手)と、世界大会でも活躍するトッププレイヤーたちが所属するチームが数珠つなぎになる展開に。しかし2周目、シケインで神奈川県チームがコースアウトしてしまい、兵庫県、栃木県、愛知県の3チームがその隙を見逃さずに一気に神奈川県チームを抜き去り、大きく順位が変化。さらにハードタイヤを先に使用し、後半にミディアムタイヤを使って勝負をかける選択をした大阪府チーム(今村駿佑選手・小山天太選手)も神奈川県チームがピットインしたところを抜いて4位に浮上し、タイヤの有利さを活かして上位3チームを追撃します。

兵庫、栃木、愛知、大阪の4チームがテール・トゥ・ノーズの状態のまま突入した7周目、スプーンコーナーで兵庫県チームがインを開けたところを、栃木県チームがするりと入り込んでトップを奪取。そのまま愛知と大阪チームも前に出て、トップ3が入れ替わります。残る終盤、栃木県チームは走行ラインを押さえた走りで愛知県チームを前に出さず、ファイナルラップではわずかにリードを広げる快走を披露。そのまま最終コーナーを立ち上がってチェッカーフラッグを受けました。結果は1位が栃木県チーム、2位が愛知県チーム、3位が大阪府チーム。4番グリッドからトップを奪った栃木県チームの素晴らしい勝利に、歓声があがりました。

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写真左から、少年の部3位・佐々木唯人選手、1位・水野航希選手、2位・龍翔太郎選手。
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写真左から、一般の部3位・大阪府チーム(今村駿佑選手・小山天太選手)、1位・栃木県チーム(山中智瑛選手・高橋拓也選手)、2位・愛知県チーム(川上奏選手・長和樹選手)。

各県の代表選手が全力を出して臨んだレースの終了後、ステージ上では「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサーを務めるポリフォニー・デジタルの山内一典がプレゼンターとして登壇し、表彰式が行われました。山内は「少年の部は、とても少年とは思えないようなハイレベルなレースが展開されて感激しました。一般の部もワールドツアー以上に白熱していたんじゃないかという熱戦を見せてもらえました。優勝チームのみなさん、本当におめでとうございます」と、それぞれのレースの勝者を称賛しました。

少年の部優勝の水野選手は、「これから全国大会などの大きな大会に出てがんばりたいです」、一般の部優勝の栃木県チームの2人は「国体優勝は今年絶対に勝ちたかった大会でした。今までで一番嬉しいかもしれません」(山中選手)、「この大会での優勝を目標に今年はがんばってきました。すごく嬉しいです」(高橋選手)と、満面の笑みでコメント。選手たちには、会場から盛大な拍手が送られていました。

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■国民体育大会とは
広く国民の間にスポーツを普及し、スポーツ精神を高揚して国民の健康増進と体力の向上を図り、併せて地方スポーツの振興と地方文化の発展に寄与するとともに、国民生活を明るく豊かなものにしようとする体育・スポーツの祭典。1946年以来、毎年都道府県持ち回りで開催されており、2019年の茨城国体は第74回大会となります。

■文化プログラムについて

国民体育大会で開催される行事の一つ。国体開催県における機運醸成や、国体の目的、意義の全国的な普及啓発を目的に,スポーツ文化や国体開催県の郷土文化等をテーマにした事業を実施します。 茨城国体の文化プログラムでは、茨城の新しい文化として、eスポーツの定着と発展を目指します。

SIEは今後もゲームの社会的価値向上に取り組んでまいります。

「グランツーリスモSPORT」公式サイト

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