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[E3 2015]「Fallout 4」のCreation Kitは2016年初頭に登場。Todd Howard氏のトークイベントで新情報が明らかに
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印刷2015/06/17 19:39

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[E3 2015]「Fallout 4」のCreation Kitは2016年初頭に登場。Todd Howard氏のトークイベントで新情報が明らかに

Bethesda Softworksの主力部隊であるBethesda Game Studiosを率いるTodd Howard氏
画像集 No.001のサムネイル画像 / [E3 2015]「Fallout 4」のCreation Kitは2016年初頭に登場。Todd Howard氏のトークイベントで新情報が明らかに
 Bethesda Softworksは,E3 2015の同社ブースにて,Bethesda Game Studiosのゲームディレクターとしてお馴染みのTodd Howard(トッド・ハワード)氏のトークイベントを開催した。
 もちろん話題の中心はHoward氏率いるBethesda Game Studiosの最新作「Fallout 4」PC / Xbox One / PS4)について。語られた内容は,現地時間の2015年6月14日に開催されたBethesda Softworksのプレスカンファレンスと重複する部分が少なくなかったが,いくつか新しい情報にも触れられたので,本稿ではそのあたりを中心に紹介していこう。

 まず,本作のゲームエンジンについては,「Fallout 3」PC / PS3 / Xbox 360)以降の同社製品で使用されてきた「Creation Engine」の新型が用いられているという。物理作用によってオブジェクトの動きが生成される物理ベースレンダリング(Physical-Based Rendering)や,霧や煙の表現をリアルなものにするダイナミック・ボリューメトリック・ライティング(Dynamic Volumetric Lighting)といったテクノロジーについて言及されたが,オリジナルのCreation Engineに改良を加えたものなのか,あるいは一から作り直されたものなのかは公言されなかった。

 公開されたトレイラーを見て「何で空が青いんだ?」と思った人が多いのではと思うが,その点にもHoward氏は答えている。曰く「灰色の空や大地の中で10時間も続けてプレイしていたら鬱になってしまう。すでに地上は大きく破壊されて不毛になっているのだから,空くらい青くしておこうと思った」とのこと。もっとも,新たな照明効果の下ではハッキリとした光源があったほうがメリハリの利いたグラフィックスになるので,そのあたりも含めた総合的な判断なのだろう。
 ちなみに,トレイラーからも見て取れるように,今回は雨などの気象効果がダイナミックに表現されている。さらには冒険の舞台として「核爆発の震源地で大きなクレーターになっている土地」や「汚染されていて,パーティクルを放電している海」なども登場するそうで,そういった場所では空の色が異なる地域もあるようだ。

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 自分が住む集落を自由にデザインしたり,何百種にも及ぶパーツを組み合わせて武器を作れたりできる本作のクラフティング要素については,すでに紹介したとおり。Howard氏によれば,「とにかくディテールにこだわってFallout 4を作っている」とのことで,本作ではゲーム世界のほぼすべてのアイテムが意味を持ち,何かしらの器具を作り出すためのパーツとして利用できるという。
 例えば,テレビや車などから抜き取ったジャンクパーツからほかのアイテムを製作することも可能だ。単に売り払って数キャップ(ゲーム内通貨)を稼ぐだけでなく,ジャンクをかき集めて思いも寄らない武器を生み出すという楽しみも,本作には用意されている。

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コレクターズエディションに同梱される予定のPip-Boyも展示されていた。照明の加減でプラスチック部分が少し安っぽく見えるが,入手した人はぜひ日常的に活用してみてほしいところ
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 さらにHoward氏は,「The Elder Scrolls V: Skyrim」PC / PS3 / Xbox 360)にも登場した公式ツール「Creation Kit」にも言及した。「Fallout 4」発売から数か月後にはPC向けのCreation Kitがリリースされる予定とのことで,つまりは2016年の初頭には利用できるようになるとのこと。
 また本作ではPC向け以外に,Xbox OneでもCreation Kitが提供される計画だという。PlayStation 4版については「今のところは協議中」とのことだが,うまくいけば家庭用ゲーム機でもMODが普及するきっかけになるかもしれない。

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 なお,トレイラーに登場したドーベルマンは,映像の中では「Dog」とだけ表示されていたが,その後この犬の過去を知るNPCに出会うと「ドッグミート」という本名が明かされるという。ほかにも,Codsworthの名前でトレイラーに登場したMr.ハンディ型の浮遊型ロボットも,ドッグミートと同じくコンパニオンとして連れて歩くことが可能だそうだ。
 北米では11月10日に,日本でも今冬の発売が予定されている「Fallout 4」。続報に期待しておこう。

ブースに展示されていたMr.ハンディ。ちゃんとアイカメラや腕が動き,しゃべることもできるというすごい作り込み
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