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ハロー!Steam広場 第102回:じっとしてれば銃弾も動かない。危機的状況をパズル感覚で乗り越えるFPS「SUPERHOT」
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印刷2016/03/08 12:00

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ハロー!Steam広場 第102回:じっとしてれば銃弾も動かない。危機的状況をパズル感覚で乗り越えるFPS「SUPERHOT」

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「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam 広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,初めてプレイする楽曲でフルコンボを達成する上級Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第102回は,SUPERHOT Teamが手掛けるFPS「SUPERHOT」を紹介しよう。本作では,自分の動きと時間の流れが同期しているため,銃を構えるとその動作に要した時間だけ相手の時間も動く,マトリックスばりの戦闘が楽しめる。このほか,真夜中の廃病院で怪奇現象に追い回されるホラーゲーム「ARAYA」もあるので,お見逃しなく。



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自分が動くと時間が進む新感覚FPS「SUPERHOT」


 今回はポーランドのインディーズ系デベロッパ,SUPERHOT Teamが手掛けるFPS「SUPERHOT」を紹介しよう。本作は,自分の動きと時間の流れが同期しているプログラム上の世界を舞台にした作品だ。この世界では,銃を撃ってもプレイヤーが動かなければ弾が前に進むことはなく(実はちょっとずつ動いていたりする),敵に囲まれても動きさえしなければ,じっくりと次の一手を考える時間が作れる。

なんだか映画「マトリックス」の世界に放り込まれた気分だ
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 ゲーム自体はステージクリア型となっており,そのステージにいる敵をすべて倒せば次に進める。毎回なぜだか絶望的な状況からスタートするのが面白いところで,銃を突きつけられていたり,トラックに轢かれそうだったりと,普通のゲームなら,数秒後に画面が赤く染まるようなシチュエーションばかりだ。
 もっとも,プレイヤーが動かなければ時間も止まったままなので,周りの状況を確認しながら,どの順番でどのように敵を倒していくかといったプランをしっかりと立てれば,そんな絶望的な状況も,ちゃんと切り抜けることができる。

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 例えば,銃を突きつけられているという状況あれば,相手がトリガーを引くよりも早く手刀で銃を叩き落とし,相手が怯んでいる隙に銃を拾い上げて,そのままヘッドショットを決めるといった感じになる。そんなスティーヴン・セガールみたいなことができるわけがないだろうと思うかもしれないが,自分がちょっとずつ動けば,時間が進むのもちょっとずつなので,そこまで難しいことではない。

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 この方法を使えば敵の攻撃も簡単に避けられるのだが,どうやっても回避が間に合わない状況に至ることもあるだろう。そういう時はきっぱりと諦めるのが一番だ。倒されても[R]キーを押せばすぐにリスタートできるので,トライ&エラーを繰り返し,パズルを解く感覚でステージ攻略に挑もう。

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 うまいことステージをクリアするとリプレイが再生される。このリプレイは通常のスピードで再生されるので,ちょびちょび動かしながらぎこちなくクリアしても,まるでプロゲーマーが操作しているかのようなリプレイが見られる。これをニヤニヤと眺めるのも,本作における楽しみ方の1つといえるだろう。

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 ゲーム自体はシンプルなものの,自分が動いただけ時間が進むというユニークなシステムと,そこに紐づく斬新な操作感が面白く,攻略方法も複数用意されているのでリプレイ性も高めだ。ちなみに公式サイトでは,この操作感が体験できるブラウザ版(Internet Explorer / Firefox / Operaに対応)も公開されているので,興味のある人はぜひ試してみてほしい。


「SUPERHOT」Steamストア(2480円)



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真夜中の廃病院で怪奇現象に追い回されるホラーゲーム「ARAYA」


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 「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回はタイのゲームデベロッパ,MAD Virtual Reality Studioが手掛ける「ARAYA」を紹介しよう。

 本作は,タイにある廃病院を舞台にした一人称視点のホラーゲームだ。この病院では,ARAYAと呼ばれる少女が謎の死を遂げており,プレイヤーはその真相を探るべく深夜の院内を探索することになる。毎度思うことだが,なぜ昼のうちにやらないのだろうか。

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 本作には主人公が3人おり,それぞれの視点で物語が進んでいく。院内では,車イスがひとりでに動き出したり,謎の悲鳴が暗闇とともに迫ってきたりなど,さまざまな怪現象に遭遇することになり,その様子は公開されているトレイラーでも確認できる。


 デベロッパのMAD Virtual Reality Studioは,VRゲームを専門に開発するスタジオであり,本作もVRでプレイすることを想定して作られているとのこと。ヘッドマウントディスプレイを付けて廃病院を歩き回るなんて正気の沙汰とは思えないが,室内で楽しめるお化け屋敷と考えれば,最高のエンターテイメントといえそうだ。

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 ちなみにMAD Virtual Reality Studioは,大のホラー好きが集まるスタジオらしく,会社の窓からは墓地が見えると,紹介ページで嬉しそうに語っていたりする。そんなホラー好きのデベロッパが作る「ARAYA」は,2016年第2四半期にリリースされる予定だ。HMDがなくても通常のディスプレイで遊べるとのことなので,興味のある人はページをフォローしておこう。

「ARAYA」GREENLIGHTページ

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    SUPERHOT

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