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「ポケモンカード チャンピオンズリーグ東京 〜ルギアがやってくる!〜」をレポート。初心者から上級者まで幅広く楽しめる公式大会に
会場となった東京ビッグサイトにはたくさんのポケモンカードゲームファンが集結し,大会本戦やルール別のマッチを楽しんだ。この大会限定のルギアのバルーンも登場した会場の模様をレポートする。
会場には,メインとなるチャンピオンズリーグの対戦のほか,ルール別の対戦コーナーやゲームコーナーなどのサイドイベントが行われた。各コーナーで対戦やゲームを行い,結果ごとに「プレイポイント」のスタンプがもらえ,その数によってプロモーションカードなどがプレゼントされる仕組みで,初心者でも楽しめる内容となっていた。当日設置された主なコーナーは以下のとおりだ。
■ルールせつめいバトル
「GXスタートデッキ」を持って参加すれば,インストラクターに遊び方を教わりながら対戦を楽しめる,年齢制限なしの対戦コーナー。子供達だけでなく,学生や大人の初心者プレイヤーも参加していた。
■GXスタートデッキ限定バトル
「GXスタートデッキ」のみを使える対戦コーナー。構築済みのデッキを使っての対戦なので,手軽に腕試しができた。
■4人リーグバトル
4人1グループによる総当たり方式の対戦を3回行い,勝ち数によってポイントが付与されるリーグ戦。スタンダードレギュレーションとエクストラレギュレーションの両方を採用。
■3on3バトル
3人のチームを組んで対戦を行う団体戦。3組がスタンダードレギュレーションのシングルバトルを行い,勝利数の多いチームが勝ちとなり,3連勝すれば5ポイントを獲得できる。
■おまつりパーク
カードを持っていなくても参加できるアトラクションコーナーで,モンスターボール投げや輪投げなど,成功すればポイントがもらえる。
そして本戦となるチャンピオンズリーグは,「ジュニアリーグ」(2008年4月2日以降生まれ),「シニアリーグ」(2001年4月2日〜2008年4月1日生まれ),「マスターリーグ」(2001年4月1日以前生まれ)の3つのリーグを実施。順位によって「チャンピオンシップポイント」が付与され,その獲得数によって「ポケモンワールドチャンピオンシップス(WCS) カードゲーム部門」への出場権や限定アイテムが授与される。
イベント最後に行われたマスターリーグの決勝には,ミヤモトミサキ選手とヒラノマサタカ選手が進出。ともにポケモンWCS出場経験のある実力者同士のバトルということで,当日最後の戦いを多くの来場者が見守った。
「ギラティナ」を主力としたデッキの強さが注目されたヒラノ選手が,序盤で引きの強さなども見せてミヤモト選手を終始リードする形でバトルを展開。終盤,追い詰められたミヤモト選手は「ズガドーンGX」を出しつつ,サポートの「グズマ」を使ってヒラノ選手のギラティナをベンチに引っ込めたが,ヒラノ選手も次のターンで同じグズマを使用する。ミヤモト選手のダメージが乗っていた「カプ・テテフGX」を引っぱり出し,ギラティナがとどめを刺して優勝を決めた。
優勝したヒラノ選手は,「朝からの長丁場だったので大変疲れましたが,決勝は比較的有利なマッチアップでしたので,普段どおりに戦えば勝てると思いました。早めに盤面を作れたことも,勝因につながったと思います。ポケモンWCSは,ちょっとプライベートが忙しくなりそうなので出られるかどうか分かりませんが,もし出られるようなら昨年の11位よりもさらに上の順位を目指します」と語った。
チャンピオンズリーグは,この東京大会を皮切りに,新潟(2018年12月2日),千葉(公認大会/2019年2月17日),京都(2019年4月14日)でもそれぞれ開催される。また中規模大会の「シティリーグ」や,全国のポケモンカードジムでの「トレーナーズリーグ」もこの秋よりスタートし,こちらでもチャンピオンシップポイントはもらえるので,今回参加できなかったプレイヤーにもまだまだチャンスはある。これからのイベントのスケジュールをチェックしておこう。
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