シムシティに関しては,これまで「SimCity Insider's Look GlassBox Game Engine」と題して,GlassBoxのデモ映像シリーズが公開されている。現在公開されているのは,以下の4本だ。
- Part 1 リソース,ユニット,マップなどシミュレーションの基本要素
- Part 2 住宅,工業,商業など経済のシミュレーション
- Part 3 都市の水道システム,排水,汚染のシミュレーション
- Part 4 火災の発生と延焼のシミュレーション
今回,日本法人であるエレクトロニック・アーツから届いたのは,Part 3およびPart 4の日本語字幕付きムービーだ。
なおGDC 2012における開発元Maxisの講演レポートでGlassBoxエンジンの概要をまとめているので,こちらを先に読んでおけば,映像の内容も把握しやすいだろう。
Part 3では,シミュレーションユニットの一つである「給水塔」が地下資源である水を組み上げて,都市に水を供給する様子が紹介される。産業地域で土壌汚染が進み,それが給水塔まで及ぶと,給水塔から汚染水が供給されることとなり,シム達が病気に陥るといった内容である。
Part 4では,住宅で火災が発生。そこから火の「エージェント」(エージェント:ある場所から別の場所に情報やリソースを運搬する概念)によって隣の家屋,そのまた隣へと延焼していく。一方で,火事に反応して火災警報器のエージェントが送り出され,最寄りの消防署へ通知が届くという仕組みにもなっている。
この動画シリーズは,具体的なゲーム内容が紹介されるというより,ゲームの“裏”でどういうシステムが動作しているかを説明するというものになっている。非常に抽象度が高いが,ムービーで語られるようなシステムの内部動作を把握しておけば,ゲームプレイに,あるいはゲームプレイのチュートリアとして生かせそうだ。



















