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印刷2016/01/12 17:42

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[CES 2016]「3DMark」の新DirectX 12テスト「Time Spy」は早ければ2月リリース。Futuremark製ベンチマークテストの開発計画を聞いてきた

 3Dベンチマークソフトとして名高い「3DMark」。その開発元であるFuturemarkのスタッフに,CES 2016会場近くのホテルでインタビューを行う機会を得た。

 短時間だったうえ,写真撮影もすべて禁止だったのだが,現在開発中という3DMarkの新テスト映像を見ることができたほか,Futuremarkが将来予定しているベンチマークソフトの計画について話を聞けたので,簡単にレポートしたい。
 なお,説明を担当したのは,セールス&ビジネスデベロップメント担当ディレクターのRyan M. McCall(ライアン・マッコール)氏である。


DirectX 12のハイレベルテスト「Time Spy」


 インタビューでMcCall氏は,3DMarkに追加予定となっている新しいDirectX 12対応テストが,「Time Spy」になると明らかにした。Time Spyは,「Futuremark製の歴代ベンチマークソフトで登場したモデルデータを陳列した博物館」を舞台として,展示物の間を「Sky Diver」テストに登場した女性のような人物――同一人物かどうかについての言及はなかった――が歩き回るという,3DMarkシリーズのファンが「おっ」と思う内容になるようだ。

Time Spyテストのイメージ画像。展示物を収めたガラスケースには,過去の3DMarkシリーズで登場したオブジェクトなどが入っている
3DMark

 残念ながら,このビデオは撮影禁止だったので,いま紹介したイメージ画像しかお伝えできる素材はないのだが,見る限り,映像そのものの品質はFire Strike以上に上がっている印象だった。

 ちなみにMcCall氏は,Time Spyのことを「ハイレベルのDirectX 12テスト」と繰り返し述べていた。これは,既存のDirectX 12対応テストである「API Overhead feature test」のような要素テストではなく,DirectX 12(Direct3D 12)のAPIを駆使した本格的なテストであるという意味だ。一方で氏は「ローレベルのフィーチャーテストも開発している」とも述べていたので,API Overhead feature test以外の要素テストも,今後加わる可能性が高い。

 気になるTime Spyのリリース時期だが,「今後2〜3か月以内。できれば2月にはリリースしたいね」(McCall氏)とのこと。意外に早く,Time Spyはテストに使えるようになりそうである。


VRMarkのデモ版を体験

製品版のテスト項目も判明


 Steamで公開中のβ版「3DMark Holiday Beta」に実装された,仮想現実(以下,VR)対応システム用ベンチマークソフト「VRMark」のデモ版を,現地で体験することができた。
 VRMarkのデモ版は,3DMarkの「Fire Strike」テストで使われたモデルデータと,Time Spyで使う予定のモデルデータを流用したもので,通常のディスプレイに表示することもできるが,対応するVR対応ヘッドマウントディスプレイ(以下,VR HMD)を使えば,VR版のデモを表示できるようになっている。

VRMarkデモ版を通常ディスプレイで表示したときの画像。左のほうにFire Strikeのキャラクターが見える
3DMark

 デモに使用したVR HMDは,Oculus VR製「Rift」の第2世代試作機「Development Kit 2」(以下,DK2)だった。Riftの製品版である「CV1」を使わないのはなぜだろうと筆者は思ったが,答えは単純で,デモ版を作成している時点では,CV1など存在しなかったからだそうだ。
 そうした理由もあって,VRMarkデモ版が対応するVR HMDは,Oculus VRの第1世代試作機「Development Kit 1」(以下,DK1)とDK2,およびHTCの「Vive」だけとなっている。

VRMarkデモ版は,対応するVR HMDが3種類と少ない
VRMarkデモ版をVR HMDで表示したときのイメージ画像。Fire Strikeの舞台を囲むように,博物館の展示室をイメージしたような部屋が広がっていた
3DMark

 デモの体験後,McCall氏はVRMarkの製品版に関するプランを語った。まず,正式版のリリース時期は,2016年3月14日から開催予定の「Game Developers Conference 2016」に合わせる予定であるという。
 対応するVR HMDも増え,Riftの製品版はもちろんのこと,Samsung Electronics製の「GearVR」や,それ以外のメーカーがリリースしている開発者向けバージョンのVR HMDにも対応する予定とのことだ。McCall氏は,「VRMarkは長期間にわたってサポートしていくベンチマークソフトなので,今後も対応するVR HMDを適宜追加していくことになる」と述べていた。

 VRMark製品版のテストでは,総合スコア(Overall)やGraphics Test,Physics Testといった3DMarkでもお馴染みのスコアに加え,VRでとくに重要な表示遅延を検証する項目も加わるということだ。VR HMDは,一般的な液晶ディスプレイよりもリフレッシュレートが高いため,高リフレッシュレートに対応できるテストになるとのこと。また,デモ版と同様に,VR HMDだけでなく通常のディスプレイで表示するモードも用意するという。
 VR HMD同士の性能差を検証するのに役立つ,1つの指標になりそうである。


PCMarkはWindows 10世代を開発中

Servermarkは,サーバーの種類別にテストを用意


 最後に,Futuremarkが計画しているグラフィックス以外のベンチマークソフトについて,将来のプランを聞いてみた。

 まず,PC総合ベンチマークソフトであるPCMarkシリーズは,「現在,Windows 10を前提とした次世代PCMarkを開発中」(McCall氏)であるという。リリース目標は,2016年末頃になるとのことだ。

 さらに,PCユーザーにはあまり関係ないが,サーバーシステムのベンチマークテスト「Servermark」の新バージョンを開発中であるという。
 一言でサーバーといっても,現実にはさまざまな用途のサーバーが存在するわけで,要求される性能も用途によって異なる。そうした異なる構成のサーバーごとに性能テストを行うために,「ファイルサーバーや仮想マシンサーバーといったサーバーの種類ごとに,異なるテストを実行できるようになる」とMcCall氏は述べていた。
 Servermarkの新バージョンをいつ頃にリリースするかは未定ということだったが,2016年内がひとつの目標になってはいるようだ。今後の情報公開に期待したい。

Futuremark公式Webサイト(英語)

  • 関連タイトル:

    3DMark

  • 関連タイトル:

    PCMark 8

  • 関連タイトル:

    VRMark

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